「助成事業の概要」
１　事業名
　　海上防犯の推進
２　目的
　　我が国周辺海域における薬物・銃器の密輸事犯、密出入国事犯、外国漁船の不法操 業、沿岸部における悪質な常習密漁、廃棄物の不法投棄、海上テロ事案等の国民生活の 脅威となる海上犯罪件数は、以前横ばいの状況を呈している。
　　一方、海上保安官の監視等の活動については、昨今の国際情勢等を反映し、沿岸部か ら国境を接する沖合い海域へその勢力を傾けざるを得ない状況にある。これらを踏まえ、海上犯罪の発生を未然に防止し、発生時の迅速な処理を可能にするため、一般市民の防犯意識の高揚を図り、海上犯罪が発生しにくい環境を醸成するとともに、発生時等における監視・連絡体制の確立・拡充を図る。
３　事業内容
　①　会議等の開催
　　　a　海上防犯連絡協議会
　　　　 6月20日、海上防犯連絡協議会構成団体及び構成員により開催し、平成2007年度 海上防犯活動実施方針を策定し、各構成団体傘下機関への周知を図った。
　　b　海上防犯地方連絡会議
　　　 次の６地区において開催し、2007年度の活動実施方針等について説明し、周知を図った。
（地方名（開催地））（開催日）
・北海道（小樽）08.01.25　　　　　・東海（名古屋）　07.08.30
　　 　・東北（塩釜） 07.09.25　　　　　・門司（北九州市）07.12.11
　　　 ・関東（横浜） 07.07.09　　　　　・沖縄（那覇市） 07.10.02
②　海上防犯活動の実施
　　a　海上防犯指導員による防犯活動
　 　 海上防犯指導員は、全国に26人配置し、海上保安庁への通報件数は31件です。
b　海上防犯連絡員による防犯活動
　海上防犯連絡員は、全国に927人配置し、海上保安庁への通報件数は729件です。
c　海上保安官連絡所の設置及び防犯活動
海上保安官連絡所は、全国に1,283ヶ所設置し、海上保安庁への通報件数は980件で す。海上保安官連絡所看板を作製しました。
d　海上防犯講習会の開催
　 講習会の開催は、全国で143回開催し、約4,300人が参加しました。
e　海上防犯ポスター等の作製・配布
　　 海上防犯ポスター、海上防犯ステッカー及び海上防犯リーフレットを作製し、関係先に 配布等しました。
③　報告書の作製
　 　「平成19年度海上防犯の推進事業報告書」を作製し、関係先に配布しました。

　「平成19年度海上防犯の推進事業報告書」の内容は次のとおりです。
まえがき
目次
Ⅰ　事業目的
Ⅱ　事業計画
　１　事業実施方法
　　(1)　海上防犯連絡協議会の設置
(2)　海上防犯地方連絡会議の設置
(3)　海上防犯指導員
(4)　海上防犯連絡員
(5)　海上保安官連絡所
(6)　海上防犯思想の普及啓蒙活動
(7)　海上防犯活動の推進
(8)　その他
　２　事業実施期間
Ⅲ　事業の実施状況
　１　海上防犯連絡協議会等の運営
　　(1)　海上防犯連絡協議会の開催　
(2)　海上防犯地方連絡会議の開催
　２　海上防犯活動の実施
　　(1)　指導員
(2)　連絡員
(3)　連絡所
(4)　海上防犯活動実施状況
　３　海上防犯に関する各種の啓蒙活動
　　(1)　海上防犯講習会の開催
(2)　海上防犯ポスター等の作成・配布
　４　事業費

[資料]
１　海上防犯連絡協議会構成団体及び構成員
２　平成１８年度活動実績
３　平成１９年度海上防犯活動実施方針
４　「平成１９年度海上防犯連絡協議会」議事概要
５　平成１９年度海上防犯活動実施状況

報告書

事業成果物名	平成19年度「海上防犯の推進」事業報告書
ファイル	形式：PDF　容量：800KB