特定非営利活動法人特定非営利活動法人 ふぞろいプロジェクト

基礎情報

団体ID

1000807592

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

特定非営利活動法人 ふぞろいプロジェクト

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじん ふぞろいぷろじぇくと

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

ひろしまNPOセンター

認証日:2010年7月2日

団体の概要

単に、規格外野菜の流通のみに取り組むのではなく、「食の安全・安心」を目指し、農家だけではなく消費者にも発信を行っていく体制作りに取り組んでいる。現在、EUでは安全基準が策定されている「硝酸態窒素」の含有量の独自基準の策定を行い、その農法を既存農家に伝えることで「安心・安全」で「おいしい」野菜作り、いわゆる「エコファーマ」としての農家の価値観・ブランド力の向上に力を注いでいる。                                                         ※「硝酸態窒素」=人間を含む動物が大量に摂取すると、体内で亜硝酸態窒素に還元され、酸素欠乏症を引き起こす可能性がある。またアミノ酸と結合して発ガン性物質のニトロソアミンを生じる問題が指摘されている。
2010年4月より第2期目を迎えるにあたり、これまで「安心で安全な野菜」「規格外野菜の流通」へ取り組んできた実績を基に、ビジネスモデルの組立を進める。                                 

また、現在、広島県内で約140軒の農家と契約しているが、ふぞろい野菜の出荷により農家1軒あたり年間約7万円の増収に繋がっている。現時点で出荷を行っているフレスタ以外の販路を開拓するのはもちろん、他の事業体とのジョイントによるマルシェ(市場)の常設も視野に入れて活動を行っている。それに必要な、次世代の若い農業家の育成や、流通においても「目利き」のできる集配ドライバーを育成することで等で新たな雇用の創出と農業の活性化を図る。 そして、安全な野菜で、自然の味を生かした加工食品(マイクロビオテック)を開発することにより消費者の食の質を向上させ、これを販売店としてパッケージ化を行うことにより、まちづくりや農村の活性化にも寄与したいと考えている。                                                                   ※マイクロビオテック=「自然に即した命のあり方」といった意味で、アメリカではマイクロビオテックの実践者は300万人を超えるといわれ、マドンナやトム・クルーズも実践していることでも有名。また、マイクロビオテックの食事プログラムが血圧とコレステロール値の改善することや、エイズ患者の免疫力を回復させる効果があることが研究機関より発表され、医学界からも大きな注目を浴びている。

代表者役職

理事長

代表者氏名

木村勝美

代表者氏名ふりがな

きむらかつみ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

730-0802

都道府県

広島県

市区町村

広島市中区

市区町村ふりがな

ひろしましなかく

詳細住所

本川町1丁目1-22-603

詳細住所ふりがな

ほんかわちょう

お問い合わせ用メールアドレス

fuzoroiproject@drive.ocn.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

082-296-0898

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

082-296-0898

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2009年3月27日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2009年4月3日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

広島県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

15名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、福祉、保健・医療、地域・まちづくり、環境・エコロジー、ITの推進、科学技術の振興、経済活動の活性化、就労支援・労働問題、消費者保護、食・産業、漁業、林業

設立以来の主な活動実績

店頭に並ぶ野菜や果物は、重量・長さ・見た目など、多くの規格で区分されています。この「規格」によって、農家で実際に育った野菜の2割~3割が、少し長いから、あるいは短いから、形が悪いからと捨てられるのが現状です。少し長くても美味しさに変わりはありません。少し形が悪くても、味や鮮度は同じです。NPO法人「ふぞろいプロジェクト」は、規格外野菜や果物を「ふぞろいの野菜たち」「ふぞろいの果物たち」と名付け、毎日の家庭の食卓に登場させる活動を行っています。規格外農産物は、ちょっとした気候の変化などで、どこの畑でも生まれるものです。それを捨てざるを得ない現状は、手間をかけて作る無農薬・有機栽培農家の道を閉ざしてしまいます。捨てられていた規格外農産物の活用は、誰でも出来る「Eco活動」です。そして安全で美味しい農産物をつくる農家を支援し、食の「安心」を確保します。

団体の目的
(定款に記載された目的)

国や行政は、企業の農業参入や農業の大規模化で、食糧の自給率アップを図ろうとしています。確かに有効な施策ではありますが、しかし、この施策からこぼれ落ちる農家もあります。NPO法人「ふぞろいプロジェクト」はこの施策からこぼれ落ちる高品質で安全な野菜をつくる個人の農家をまとめ、生き残りの道を探ることを目指しています。規格外農産物を市場に流通させることで、農家の増収を目指し、安心で、安価な農産物を消費者に届けること。更に知恵と工夫を集め、生活者の視点で、規格外農産物を利用した新しいビジネスの模索とニーズの開拓をすること。これがNPO法人ふぞろいプロジェクトの理念です。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

都会と農村の交流を目的とした食育イベント・農業の担い手を育成する活動・安価・安全・安心な農産物を地元スーパーへ出荷・Eコマースによるネット販売や市場を開催するなどを現在まで、そしてこれからの活動の基盤としています。

現在特に力を入れていること

販路拡大に伴い、飲食店やスーパー・介護施設などとの提携や、広島の各大学の学生と連携し、就農を目的とした農業インターンシップのプログラムの実施を2010年の最重要課題とし目標を達成する。

今後の活動の方向性・ビジョン

現行、当法人で行っている農家より販売先への集荷・出荷の拡大のための、「目利きの出来る」集配セールスドライバーは個人事業としても十分成立つと考えられ、当法人の活動資金の確保・拡大と雇用の促進にも繋げることが可能である。また、セールスドライバーは複数必要であり、これにより販路拡大が可能となり、計画段階常設のマルシェ(市場)や加工食品(マイクロビオテック)の製造販売の実現にいち早く近づけることができ、その事業に携わる人材の雇用効果も考えられる。消費者への安心・安全な食の提供と農業ビジネスの活性化にいち早く近づくことができると考える。

定期刊行物

<ふぞろいLetter>
創刊号・vol.1~vol.4まで3ヶ月毎に発行。

団体の備考

7年前(2010年5月現在)三次の農家5軒でスタートした活動は現在、東広島・北広島地区の農家が加わり、合計139軒。広島市や東広島市への出荷も始まっています。これまでの実績では、ふぞろいの野菜を出荷すると農家1軒当たり一月およそ7万円の増収に繋がっています。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

(1)連合雇用支援カンパ助成金  200万円
(2)ひろしまNPO活動奨励賞  15万円
(3)NPO法人 情報通信普及研究会 パソコン5台
(4)仁井田造園           ビニールハウス1棟
(5)ひろしまNPOサポート倶楽部  10万円
(6)広島県緊急雇用対策基金事業  社員1名

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

広島県立大学・田井先生と三次農家さんのゆず加工品の研究。

企業・団体との協働・共同研究の実績

フレスタ本店(横川店)・三次店・東広島店にて規格外野菜の販売。

行政との協働(委託事業など)の実績