１９９２年に老人デイサービス事業を開設し、その直後に特別養護老人ホームを開設。同時に、ホームヘルプ事業と短期入所事業を開始。平成９年に身体障害者療護施設を全国ではじめて３０名という定員で特別養護老人ホームの併設施設として設立し、同時に障害者デイサービス事業を開始。平成１４年に身体障害者療護施設を４０名定員へ増床することで、独立施設として登録することとなった。
さらに、地域にはまだ老人の方のためのグループホームがなかったため、地域の声を聞き、グループホームを平成１５年に開設することとなった。
当初の設立するきっかけとなったのは、初代理事長が一貫して掲げている笑顔のある生活からであった。生まれてから死ぬまで少しでも笑顔で生活することが人生の幸福であるとの考えが、福祉の考えとマッチングし、その一つの選択として、老人の方の問題が加速していたことを受け、その中でも重度の方々の行き場の創設として特別養護老人ホームを設立することとなった。
また、建築後すぐ、初代理事長が事故により頸椎損傷となり、身体障害者になり、必死のリハビリで通常の生活を行えるようになったが、その時の経験から、身体障害者の重度の方たちの行き場はどこなのだろうという疑問をもち、少しでもその方たちに笑顔で生活していただけるにはどうしたらいいかを考え、身体障害者療護施設を設立した。
現在の代表者は、初代理事長の配偶者で、初代の特別養護老人ホームの施設長を勤めており、初代理事長の体調を鑑み、平成１５年に交代している。
昨年度までは施設長として勤務していたが、今年度より、理事長職のみとなった。
現在では、地域に密着し、多くの利用者が過ごして頂けている。
現在でも、”笑顔”を基本とし、利用者への対応を職員一同心がけているところである

長崎県東彼杵郡内を中心として、老人福祉事業・障害福祉事業を実施。
老人福祉事業においては、老人デイサービス・短期入所事業を中心として、在宅ケアの手助けの一助として広く利用して頂いている。
特別養護老人ホームにおいては、５０名の方々に利用して頂いており、できるだけ重度の方の受け入れを心がけながら、毎日通院や行楽等の実施に心がけている。
また、障害福祉においては、障害者通所事業（生活介護事業）を郡内の方々に主に利用して頂きながら、短期入所事業にいたっては、その近隣まで利用者が広がっている。
特別養護老人ホーム同様、今年度より障害者支援施設へ移行した入所部門についても毎日の通院や行楽等の実施に心がけている。
地域との交流についても、夏祭りの実施はもちろんであるが、地域柄、お茶祭りへの参加等、地域の行事への参加もしているところである。

無