平成17年　こすもすの家　設立
平成18年　法人格取得　NPO法人としてスタート

平成16年に数人のろう者から「自分達集まってやりたい事なんでもできる場所が欲しい。」と言う声から始まり、平成17年の新年会で、「お正月1人だったから淋しかった」「人は集まったけど手話はないからね」と言うろう者の声を聞き、「いつでもOKの家を借りられたらいいねえ」と話が盛り上がった。
その後、話が進む事はなく何ヶ月か過ぎました。
色々な物を持ってくるろう者に、サークル会員から「いいねえ」だけでは話が前へ進まないから、ちゃんと家を探したらどうだろうかと意見がありました。

「運営は？」「お金は？」「保証人は？」と事務的なことを心配しているサークルをよそに数人のろう者が家を探しはじめました。サークルは、ろう者に押されるように協力体制に入っていきました。

いい家があり、家賃も安いからと見に行けば、今にも潰れそうな家だったり、
障害を理由に断られたり、聞こえないからガスを使わないということであれば、と言う社会の現状にぶつかりながら、それでも理解ある人との出会いもあり、仕事の提供もしていただいたりもしました。
聞こえる者が電話で問合せたりするのではなく、ろう者自身が一軒一軒歩いていった結果だと思います。

聴覚障害者ミニデイサービス
・毎月第１土曜日に開いています。

手話指導
･市民対象講習会、学校、医療機関など依頼があれば、随時行なっています。

子ども手話クラブ
・小学生を対象に、手話学習、ゲームをしながらろう者との交流を行い、手話の普及と障害への理解につとめています。

作業
・手芸、木工品の製作、洋服直し、草取り、ハウスクリーニング、網戸張替え、ウエス作業などを行なっています。

作った商品は、こすもすの家の店舗にて販売しています。
平成25年6月から、徳山商店街にある、「憩いの驛・えんがわ」の店舗をお借りして、商品や野菜、かんてんぱぱ商品なども販売しています。

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