法人沿革
1984年　「地域に開かれた病院」という故長崎太郎ブース記念病院院長の提唱に賛同した杉並教会牧師（当時）故二神三男氏の呼びかけによって、学習会が開始される。
1986年　ボランティアサークル「ともしび会」が発足する。2年間の学習会経て、ボランティア講座を一般公募するにいたり、日本基督教団西東京教区と地域諸教会、杉並ボランティアセンター、杉並区報などで公募を行い、同年9月、ボランティア講座を始める。
1988年　ボランティア活動開始。当時強制隔離を強いられていたハンセン病療養所「国立多磨全生園」のボランティア活動開始。
1989年　活動範囲が広がり、在宅ボランティア活動が開始される。
2000年　東京都より認証を受け、ＮＰＯ法人「ともしび会」となる。デイサービスセンター「大宮ふれあいの家」を開所する。
2002年　6月１日　ヘルパーステーション「えん」の事業が開始される。
2008年　ケアプラン「えん」の事業が開始される。
2012年6月　杉並区回想法研究会を発足する。
2016年　4月1日　杉並区認知症高齢者家族安らぎ支援事業の受託開始となる。

センター（ボランティア）部門
社会教育　…　地域に開かれたセミナー・サークルとして、セミナー「老いと死を考える」や気功・押し花サークルなどの活動や高齢者問題や傾聴ボランティアについてなどの公開講演会や認知症サポーター養成講座や中学生に対する福祉の理解などの講座を開催している。
ボランティア活動　…　ハンセン病施設である国立療養所多摩全生園や老人ホームやホスピス、一人暮らしの高齢者に対する傾聴ボランティアやデイサービスでの傾聴や喫茶ボランティアなどを実施している。
ともしびヘルプサービス（住民参加型在宅福祉サービス）　…　調理や清掃などの家事援助や通院付添いやお墓参りなどの外出支援や生活に潤いを与えるような趣味活動など介護保険制度外に関するサービス提供を実施している。

杉並区回想法研究会　…　通所介護など介護事業所や傾聴ボランティア団体などの職員やボランティアを対象に認知症予防としての回想法の基礎理論や応用理論、技術指導研修の開催や近隣団体や地域住民に対する回想法講座の開催を実施している。

介護保険部門
大宮ふれあいの家（通所介護）　…　杉並区立大宮中学校の余裕教室を利用したデイサービスセンターで、体操や散策などの「介護予防」と回想法などの「認知症予防」に力を入れている。また「緑あふれる環境」「豊富なプログラム」という特徴を持ち、近隣の小・中学校、児童館との交流や杉並区民の方々の貢献の場となっている。
ヘルパーステーションえん（訪問介護）　…　人と人とのつながり（縁）を大切にしたい、人の輪（円）を大切にしたい、というおもいを持って、「利用者の方の立場に立った専門性の高いケア」と「ボランティア部門との連携」を特徴としている。
ケアプランえん（居宅介護支援事業所　…　ぬくもりのある家庭的な雰囲気を大切にし、利用者お一人ひとりに寄り添ったプランの作成のため、ともしび会の「心を聴く」という基本精神に基づいてご利用者の声を十分に汲み取り、専門性を生かしたプランの立案を行っている。また法人ボランティアや地域資源を生かした多角的なプランの作成を目指している。

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