東日本大震災にて被災した石巻市渡波地区の2つの保育園と１つの幼稚園が津波で流失し、地域の復旧として、保育園の早期開園が求められている。2012年12月27日宮城県庁から社会福祉法人の認可を受け、翌28日法人を登記、設立となった。

宗教法人洞源院住職、保護司、学校法人東北福祉大学福聚幼稚園の理事等を務め、任意団体石巻グリーングローブを立ち上げ里山作りを行い、任意団体清風の会を立ち上げ、ネパール国への学校建設支援活動を行っている。

現在、東日本大震災で民間の生活避難所として5ヶ月間の生活をどのように運営し、防災の意識を地域で高めてもらうべく、全国に講演をして歩き、石巻の東地区（沿岸部）へ保育園を建設すべく資金集めをしてながら、支援ををしてくれる企業や団体、個人を探しながら、寄付をお願いし活動している。

団体の目的を果たすため、あらゆる活動を行う。
人口流失が急激な速さで進んでおり、地域の死活問題になりつつある。2012年10月現在、県立学校、市立学校（小中高）は再建はおろか補修されていない状況であり、津波があった状況から、がれきを取り除いたままである。一刻も早く、安心して暮らせる不安のない生活ができるように行政と民間が手をとり、対処していくことが何よりも重要であり、民間からの行政への提言をしていくことで、地域の再生ができるよう努める。その中で主となることは、子育て支援、子育支援であり、幼子の相談を請け負いながら、地域での責務を果たしていくことが肝心と考える。

東日本大震災発生時から年月が経過していく中で、世界中から、また国内から有志の温かい手が差し伸べられている被災地石巻だからこそ、命の大切さ、尊さ、人を尊重する、自然を尊重する、自己と他をわけへだけなく考えられる人が育たなければならない。母体となる地域の基盤が何よりも重要であり、どのような環境の子供たちでも等しく子供たちの将来は存在する事実を大人たちは、見過ごしがちである。現実を見据え、地域の将来である子供たちを豊かな心を持てる人として育てていきたい。

無

 

 

 

 

2012年12月27日

 

今年度、平成25年が初年度であり、平成26年3月に監査予定