日本センチュリー交響楽団（旧大阪センチュリー交響楽団）は、1989年に大阪府が大阪府文化振興財団を設立し活動を開始した。初代常任指揮者はウリエル・セガル（現名誉指揮者）が、1997年4月からは高関健が常任指揮者を務めた。2003年4月から首席指揮者に小泉和裕を迎えるとともに定期演奏会は2005年4月に100回を数えた。2008年4月からは小泉和裕を音楽監督に、沼尻竜典を首席客演指揮者に迎え、創立20周年となる2009年度には両指揮者による記念公演を行った。2011年4月、名称を日本センチュリー交響楽団に変更し新たなスタートを切った。定期演奏会は2011年5月で161回を数える。

大阪での定期演奏会をはじめ、近年ではさまざまな地域でも特別演奏会を行っている。その他にも「タッチ・ジ・オーケストラ（青少年のためのオーケストラ体感コンサート）」、特別支援学校コンサート、病院での室内楽コンサートなどセンチュリーならではの多彩な活動、また、センチュリー・ユースオーケストラの運営、大学からのインターンシップ生の受入れや中学生の職業体験授業など教育プログラムにも力を入れている。

定期演奏会を中心とする演奏会については、内外から優れた指揮者・ソリストを招聘、斬新な曲目を選択肢、想像的な演奏活動を展開していきます。さらに、ふだんクラシック音楽に親しみのない多数の人々に、リーズナブル料金で「名曲コンサート」を開催するなど高い演奏技術に裏打ちされた響きを届けます。ホールや学校と連携する演奏会についても、ニーズにマッチした曲目・演奏スタイルに創意・工夫を凝らし、本物の音楽の力による感動体験を提供しています。

社会貢献事業（音楽による教育・福祉プログラム）については、小学生体感プログラム「タッチ・ジ・オーケストラ」をはじめ、「病院コンサート」「特別支援学校コンサート」「星空ファミリーコンサート」を開催し、音楽の力による情緒豊かな心づくりに貢献しています。更に、「センチュリー・ユースオーケストラ」育成事業など次世代の音楽家の育成に努めています。

日本財団 助成事業
日本を元気に！チャリティーコンサート
2011年7月16日　神戸新聞 松方ホールにて開催予定

無

大日本除虫菊株式会社、京阪電気鉄道株式会社、他

 

 

 

 

 

 

 

 

アニュアルレポート2010～2011.pdf