森林の適正な整備を推進することにより、環境の保全、工場を資すると共に、森林愛護や自然保護の啓発に関する事業も行い、もって公益の増進に寄与すべく設立。関連の民間企業が、平成24年7月からスタートしている取り組みであり、市民が森林経営計画を策定するなど、全国でも初めてのケースを生んでおり、その必要性から全国的に波及する可能性が高いと考える。
森林保全の必要性を啓発し、自伐林業家として林業を生業とする人材を育成すべく、各種林業研修を平成27年度までに10期開催し、のべ569名の受講生を輩出している。また、森林フォーラムなどの開催などにより、森林保全の啓蒙活動を行う。自伐林業家にとっては難解な補助金制度の申請手続き補助等のサポートを行っている。
代表高橋正樹は宮城県気仙沼市出身。1986年早大卒。気仙沼市で石油販売卸業を行う家業（株）気仙沼商会入社後、石油元売の昭和シェル石油㈱会社に出向。1991年気仙沼本社に赴任。2005年代表取締役社長に就任、現在に至る。その間、気仙沼青年会議所理事長、気仙沼スローフード協会副理事、気仙沼市教育委員（8年）務めた。自社は震災により大打撃を受けたが、震災翌日から燃料供給を再開し、その年の6月からは気仙沼市震災復興市民委員会リーダーとして、復興計画策定に奔走した。その後復興計画に盛り込まれた地産地消の再生可能エネルギー事業と、これまで活動してきたスローフード、さらに、創造的復興事業という概念が重なり、木質バイオマスによる発電事業に着手。同時に、自身がこよなく愛す気仙沼市、更に全国の山々が、課題を多く抱えていることを知り、森林保全の重要性を考え、団体設立に至る。団体の活動が、荒廃山林の整備や自然保護にとどまることなく、日本が抱える少子高齢化による労働力不足、産業や人口の首都圏集中、地方の人口減や後継者不足など、あらゆる問題解決の一助となることを目指す。

・森林保全のための荒廃森林の森林経営計画に基づく間伐作業
・森林保全のための自伐林業家養成プログラムの企画と実施
・森林保全啓発のための、森林フォーラム開催
・森林保全のために活動する自伐林業家のサポート
・青少年に対する森林保全のための教育プログラム
・福祉施設との協働（技能研修を兼ねた木材製品化作業）
・自伐林業を志すUIJターン者の就労支援と定住サポート

日本の荒廃した山々について警鐘を鳴らしながら、多世代が交流して、優しく暮らす、古き良き日本の里山の暮らしを良さを見直し、人材や経済が大都市圏に集中する日本の構造を、変えるような動きを、発信したい。それは、震災で

㈱気仙沼商会との木材買い取り制度の整備と林業者のフォローアップ
気仙沼地域エネルギー開発㈱との林業研修実施

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