障がい者、福祉、就労支援・労働問題

大分県盲人協会は昭和35年に、視覚障害者の地域生活と社会参加の増進に寄与することを目的としての法人設立認可以降、大分県内に在住する視覚障害者間の交流と親睦など地域生活の向上と社会参加を図るため県内各地の視覚障害者団体（視覚障害者の各地域における組織団体）と歩調を併せて、団体研修旅行や中途失明者に対して社会適応訓練事業などを実施するなど、より早期の社会参加が可能となるよう支援を行い、視覚障害者に対する地域福祉の総合的推進を目的として各種事業を推進しております。
　こうした中、就労の意欲はあるものの就労の場所のない障害者に対して、障害者就労継続支援事業Ｂ型作業所「なかしま」を運営、地域生活を実現するための居住の場を求めている障害者に対して、ケアホーム・グループホーム一体型事業所ホーム「しののめ」の運営、更には平成18年度から大分県より大分県点字図書館の指定管理の委託を受け、文字通り大分県内の視覚障害者に対しての情報発信総合施設としての機能の充実と拡大を図って参りましたが、平成24年4月1日により民立民営の点字図書館として更なる拡充を図っております。
　このように、障害者が個人の尊厳を保持しつつ自立した地域生活が安心して送れることを盲人協会の最大の目的としております。

視覚障害者が安定した地域生活を送っていく上で、盲人協会あるいは事業所のみで支援を行っていくのではなく、幅広く他の福祉サービス事業所と連携を図りながら必要に応じて行政機関との連絡を密にしながら的確に障害者のニーズの把握に努め、きめ細やかなサービスの提供に努めて行きます。
（1）就労継続支援事業Ｂ型事業所の業務拡大
・作業所「なかしま」で実施しているあん摩・マッサージ・鍼灸の施術の向上と一般就労の促進
・作業所「なかしま」で実施しているタオル入作業や贈答用品の箱折作業などの業務拡大等
（2）点字図書館におけるボランティアの養成
・点訳・音訳奉仕員養成事業に努め、多種多様な情報提供の迅速化を図る
（3）糖尿病等を原因とする中途失明者の社会復帰に向けた支援

 

 

 

認定なし

 

 

未実施