特定非営利活動法人性暴力救援センター・大阪 SACHICO

基礎情報

団体ID

1040688242

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

性暴力救援センター・大阪 SACHICO

団体名ふりがな

せいぼうりょくきゅうえんせんたーおおさか さちこ

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

 どんな形であってもあなたの同意なしに、性的に接触することは性暴力です。またたとえ接触がなくても、性的な言葉や行動であなたの存在をおびやかすような行為は、性暴力です。
 私たちは、あなたにどんなことが起こったとしても、あなたが悪いのではないこと、あなたの責任ではないことを知っています。もし性暴力被害にあったら、SACHICOのホットライン(072-330-0799)に電話をください。主には性暴力にあってまもない(7日以内)女性へ総合的支援を提供します。安全で、安心できる環境のもとで、一緒にあなたのからだと心のケアについて考えましょう。あなたはひとりではありません。私たちは、あなたからの連絡を待っています。
「性暴力救援センター・大阪 SACHICOのSACHICO」は、「Sexual Assault Crisis Healing Intervention Center Osaska 」の頭文字をとって名付け、直訳すると「性 暴力 危機 治療的
介入 センター 大阪」を表しています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

加藤 治子

代表者氏名ふりがな

かとう はるこ

代表者兼職

はんなんちゅうおうびょういん さんふじんかい

主たる事業所の所在地

郵便番号

580-0023

都道府県

大阪府

市区町村

松原市

市区町村ふりがな

まつばらし

詳細住所

南新町3-3-28

詳細住所ふりがな

みなみしんまち  

お問い合わせ用メールアドレス

otoiawase@sachico.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

072-330-0799

連絡先区分

その他

連絡可能時間

0時00分~23時59分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

24時間ホットライン

FAX番号

FAX番号

072-330-1077

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

大阪府

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2013年12月17日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

大阪府

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

14名

所轄官庁

大阪府

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、障がい者、在日外国人・留学生、福祉、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、地域安全、人権・平和、男女共同参画、行政への改策提言、学術研究(医学、歯学、薬学)

設立以来の主な活動実績

「産婦人科医療・精神科医療・カウンセリング・法律相談・女性支援の活動」の場で、長年にわたり数多くの性暴力被害者に接し、その苦悩を目の当たりにしてきた仲間が集まり、1年間の準備期間を経て、2010年4月1日任意団体「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」として日本国内で初めて、性暴力被害を受けた女性に総合的支援を提供するセンターを開設し、病院を拠点として活動開始。
支援員常駐による24時間ホットライン(072-330-0799)を実施し、ニーズに応じた診察(緊急避妊薬等の処方・法医学的証拠の採取・保存)、カウンセリングや法的支援等につなげている。また、女性の安全と医療支援ネットに参加している各機関とも連携。
2011年2月~3月は、パープルダイヤルに参加し、急性期の性暴力被害者支援のためには、相談現場と医療が直結していることが、回復のための支援につながることを示した。
代表は、内閣府の「ワンストップ支援センター開設・運営の手引き検討委員会」に出席し、今後の方向性に大きく貢献した。
また、現在、各地で「性暴力救援センター」設立の動きに、積極的に関わり、支援員の養成にも協力。2013年9月22日東京で「性暴力救援センター全国連絡会」を開催。19団体が参加し、講義・分科会を通じて「当事者が求める支援にいかに寄り添い適切に応えていくため」に今後のより良い支援のための体制づくりに向けて、つながりを創っていくことを確認した。
活動開始以来3年間の現況は、電話件数10,160件 来所件数1,746件 初診人数557人(レイプ・強制わいせつ340人、性虐待123人、DV46人、その他48人)である。
2013年7月12日「特定非営利活動法人性暴力救援センター大阪 SACHICO」設立総会開催し、現在認証済み

団体の目的
(定款に記載された目的)

性暴力・性虐待・DV(ドメスティックバイオレンス)等の被害にあった女性または子どもが、心とからだの安全と健康を取り戻すために、被害直後からの総合的支援を提供することを目指す。また、「女性の安全と健康支援ネット」を構築し、関係機関とのネットワークを図る。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

性暴力被害を受けた女性への被害直後からの総合的支援
①支援員常駐による24時間ホットライン(072-330-0799)および来所相談(予約制)
②ニーズに応じた診察と検査、緊急避妊薬・性感染症治療薬等の処方、法医学的証拠の採取・保存
③女性の安全と医療支援ネットで連携している機関(弁護士・カウンセラー等)の情報提供
また、女性の安全と医療支援ネットに参加している機関とも連携。
①警察との連携(実務担当者会議・警察が同行した来所と診察・警察への通報)
②児童相談所との連携(診療・危機介入援助チーム会議など)
③その他の連携機関との会議および調整・協力
④内部の運営および支援員の育成
⑤啓発・教育活動


現在特に力を入れていること

全国各地にワンストップ型センター設立の動きが活発になっているため、
①全国各地にワンストップ型の性暴力救援センターの拠点設立の取り組みへの協力
②ネットワークの充実
③支援充実のための取り組み(スキルアップ&セルフケア)
  当事者の視点に立ち、寄り添っていける支援を目指し、支援員常駐による24時間365日対応の
  ホットライン・面接相談を実施し、被害直後からの総合的支援を提供する

今後の活動の方向性・ビジョン

支援充実のための取り組み
①連携機関との調整を図り、特に児童相談所・警察・登録弁護士との連携を強化する
 ・当事者の意思を尊重し、エンパワーメントできる支援を目指す
②支援員等の2次受傷・バーンアウトをふせぎ、モチベーションアップを図る   
 ・セルフケアや、SV・ケースカンファレンス等によるスキルアップ
 ・支援員への謝金の適正化を図る
③「性暴力救援センター全国連絡会」の事務局としての活動
④活動継続のため、国や自治体からの補助・助成を求めていく
  寄付に頼る財政基盤ではなく、公的及び民間支援を求め、財政基盤強化を図る
   

定期刊行物

特になし

団体の備考

2013年7月12日「特定非営利活動法人性暴力救援センター・大阪 SACHICO」設立総会を開催し、2014年12月17日NPO認証すみ。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

2010年 ザ・ボディショップ・ニッポン基金「性暴力被害者の女性を支援する活動」助成
2011年 ザ・ボディショップ・ニッポン基金「被害当事者へのカウンセリングの提供」助成
2012年 キリン財団「性暴力救援センターのネットワーク拡大のために」助成
2012年 ソロプチミスト日本財団「性暴力被害者の女性を支援する活動」助成
2013年 キリン財団「性暴力救援センターのネットワーク拡大のために」助成
     国際ソロプチミスト・大阪南陵よりチャリティ事業の一部を寄付(2010年~2012年)
2014年 内閣府モデル事業(2014~2017年)
2016年 メスキュード医療安全基金
2020年 WAN基金
2021年 キリン財団

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

SACHICO登録弁護士
性暴力救援センター・東京SARC
大阪府下8協力病院
大阪府

企業・団体との協働・共同研究の実績

2010年度~2012年度厚生労働科学研究(健康安全・危機管理対策総合研究)
           山口大学大学院医学系研究科 法医・生態侵襲貸席医学分野
2016年度 内閣府 子ども・家族・若者応援団賞(内閣府特命担当大臣賞)

行政との協働(委託事業など)の実績

2011年2月~3月 内閣府男女共同参画局による「配偶者暴力等被害者支援緊急対策事業」
          パープルダイヤルに協力
2011年度  「住民生活に光を注ぐ交付金」による大阪府から阪南中央病院への委託事業「性犯罪       被害者支援研修事業」への協力として、「性犯罪被害者支援のための医療関係者向け       研修会」の実施(大阪府内6か所にて実施)   
2011~2013年度 松原市委託事業「女性への暴力防止のために」
2012~2013年度 大阪府との協働で、府民および行政向け講演会開催
2014~2016年度 内閣府モデル事業により、支援員養成講座・ワーキングチーム結成