特定非営利活動法人吉野コスモス会

基礎情報

団体ID

1051019378

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

吉野コスモス会

団体名ふりがな

よしのこすもすかい

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

吉野コスモス会の活動目的は基本理念・基本方針に全て込められています。
基本理念・基本方針を基に考え、
障がいある人もない人もともに暮らす社会を
実現するために
「働く」「生活」「余暇」「暮らし」など
様々な面をサポートする体制を整えています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

竹林  祐

代表者氏名ふりがな

たけばやし ゆう

代表者兼職

当会 統括センター長

主たる事業所の所在地

郵便番号

638-0821

都道府県

奈良県

市区町村

吉野郡大淀町

市区町村ふりがな

よしのぐん おおよどちょう

詳細住所

下渕854-1

詳細住所ふりがな

しもぶち

お問い合わせ用メールアドレス

kosumosukai07@royal.ocn.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0747-64-8870

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

0747-64-8870

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

時間外にFAX頂いた場合は、翌日以降で確認、対応いたします

従たる事業所の所在地

郵便番号

638-0821

都道府県

奈良県

市区町村

吉野郡大淀町

市区町村ふりがな

よしのぐんおおよどちょう

詳細住所

下渕1076-3

詳細住所ふりがな

しもぶち

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1999年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2006年8月25日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

奈良県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

37名

所轄官庁

奈良県

所轄官庁局課名

奈良県くらし創造部 青少年・社会活動推進課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

障がい者、福祉、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

精神障がい者を対象とした作業所として、「近くに活動できる場所がほしい」という当事者や家族の切実な思いから、平成11年4月に壱陽館が開所。「一陽来復」という諺から、利用者が考えたものです。無認可の作業所として活動をしていた壱陽館は、施設の基盤を強化していくために、社会福祉法人格を申請し、併せて小規模授産事業及び地域生活支援センター事業の申請も行いました。しかし、地域生活支援センター事業の認可のみがおり、この事業は他法人の協力を得ながら運営しました。その間壱陽館は無認可の作業所として運営を継続しましたが、障害者自立支援法の制定に伴い、再び法人格取得を目指しました。制度では、NPO法人よる事業運営が可能ということもあり、比較的取得が可能なこの法人格の申請を行いました。その結果平成18年8月「吉野コスモス会」という名でNPO法人格を取得し、平成19年4月には作業所であった壱陽館は自立支援法に基づく「就労継続支援B型事業」「生活訓練事業」を実施する多機能型事業所としてあらたにスタートしました。また、他法人の協力を得ながら実施していた相談支援事業所及び地域活動支援センターも同時に吉野コスモス会が運営することとなりました。吉野コスモス会として新しくスタートを切ってから2年後、「当たり前の生活」の考えのもと「ケアホーム」事業を新しく始めました。私たちの地域にも退院後生活をする場所はなく、法人としてこの地域にあらたな社会資源を作り出すことが話されてきた故でした。
平成25年度11月には国・県より社会福祉施設等施設整備費補助金を受け、新たに就労支援センター「うぃる工房」を開設し、障がいある方々が働くことを通じて生計を維持し、社会的役割を担い自己実現できることを目指し取り組みをスタートさせました。
現在吉野コスモス会では、「相談支援事業」「地域活動支援センター事業」「就労支援B型」「生活訓練」「グループホーム」の事業を実施しております。

団体の目的
(定款に記載された目的)

障がいを持たれる方に対して、主に就労及び生活に関する支援事業を行い、利用者の豊かな地域及び社会生活向上のため、事業を発展させ、障がいのある方々に質の高いサービスを提供し、地域福祉の発展に寄与することを目的とします。
「障がいは、個人に帰属するものではなく、社会環境によってつくりだされたものです。私たち吉野コスモス会は、この社会環境がつくりだした問題にとりくみ、障がいある人もない人もともに暮らす社会をめざします。」
吉野コスモス会はこの理念のもと次の活動を行っております。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

「のどか」(相談支援事業・地域活動支援センター1型事業)
 相談支援事業は、五條市・吉野町・大淀町・下市町・東吉野村、天川村、川上村、黒滝村に住まれている方で、心身に障がいのある方を対象にしています。生活する中での困りごとの相談を受け、情報提供や地域で安心して生活できる方法を一緒に考えていきます。一人ひとりのペースに合わせて電話・面談・訪問による個別の対応を行い、必要な方には目標を一緒に設定して達成に向けて支援を行っていきます。
地域活動支援センターは五條市・吉野町・大淀町・下市町に住まれている方で、心身に障がいのある方を対象にしています。同じ悩みをもつ仲間同士や地域との交流など、地域で楽しみを持って生活できるような活動を行っています。また、ひとりで悩まないよう、家とは別のそれぞれが思い思いの時間を過ごすくつろぎの場も提供しています。
「うぃる工房」/「壱陽館」(就労継続支援B型事業)
 地域で生活する(主に)精神障がいを抱える方で、働く意欲のある方や身の回りのことを自分でしたいと考えている方を対象にしております。奈良県の南和地域では障がい者の働く環境が十分に整っておりません。うぃる工房や壱陽館では利用されている方々へ就労機会の提供を行い、その中でやりがいや生きがいを感じて頂けるよう支援しています。現在は柿の葉寿司などの食品製造や地域に根付いたたこ焼き店舗の運営を中心に取り組んでおります。就労を提供より多くの障がい者へ就労機会の提供を目指すとともに、地域の方々とともに働き、障がいのあるなしに関わらず、誰もが働ける環境づくりを目指しております。
「吉野コスモス会ハウス」(グループホーム)
 障がいのあるなしに関わらず、人の人生には様々な出来事がありますが、誰もが解決の糸口を見出すことで成長し、生活を送ることが自然なことです。その中で、障がいによる対処の困難さや社会の無理解により生きづらさを感じる障がいある方々への支援が求められています。吉野コスモス会ハウスでは精神や知的障がいがある方を対象に障がいがあるからといって、差別されたり保護され過ぎたりするのではなく、一人の人間としてあたりまえの生活が送れるような支援をめざしております。

現在特に力を入れていること

1.利用者主体
面談やミーティングを通じて利用者のニーズを最大限知る努力を怠らず、個別支援や利用者全体への支援の向上を目指す。各事業において利用者への関わり方や利用者の生活のしづらさに関する教育、研修の充実を図る。また利用者に関わる担当者で共通した意識を持って向き合っていけるよう、ケース検討を目的をもって実施する。利用者と向き合う中で得たニーズや生活のしづらさを法人全体で共有し、地域や社会全体の中で捉える広い視野を持ち、学習や議論を法人全体、そして地域の中で行えるよう意識を持って取り組む。
2.環境改善
様々な生活のしづらさの方にとり利用しやすい環境改善に取り組む。
3.強固な組織とするための体制づくり
職員個別に対する教育、法人全体や各事業における研修の計画的な実施、効果的な外部研修の派遣、会議の充実などにより、体制づくりを行い、利用者への支援の質を高める。
4.あらゆる関係団体との連携
後援会組織の充実や、地域の様々な関係団体との連携を行い、地域に根付いた関係づくりを行う。
5.運営への意識
データ分析や取り組みに関する総括を行い、中長期展望を持つ。運営への意識を持ち、特に就労事業においては取引先企業との連携など、一般企業的視点も持って取り組む。

今後の活動の方向性・ビジョン

「障害ある人もない人もともに暮らす社会をめざす」
 
そのためにあらゆるつながりを大切にして
地域に根付いた取り組みとなるよう挑戦していきます。
変化を恐れず様々な情報を取り入れ
柔軟に対応していく団体でありたいと思います。

定期刊行物

年に4回「コスモス便」を発行。
また利用者を中心とした定期便「一陽来復」も同様に発行。
後援会や関係機関等約250部を送付しています。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

(法人全体)
交通の便が悪い、広いエリアを担っており、より多くの方に利用していただけるよう、日本財団より送迎車の助成を受け、2010年6月より送迎サービスを実施しております。
(壱陽館)
事業所は大淀町にありますが、隣の五條市には多くのニーズがあるにも関わらず、障がいある方の為の地域の拠点が不足しており、特に精神障がいのある方の拠点がなかったことから、日本財団より建物の補修や備品購入の助成を受け、2010年10月より壱陽館五條センターを開所いたしました。
また現在取り組んでいる冷凍の柿の葉寿司の冷凍保存状態の向上のため、日本財団よりプロトン冷凍庫の助成を受ける。商品の納品や地域のイベント参加の為の貨物運搬の為、日本財団より貨物用軽自動車の助成を受け、活用している。他に、他の民間助成などを活用し、プレハブ冷凍庫や脱気シーラー、冷凍庫などの助成を受け、就労の為の環境整備に取り組む。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

現在、地域の福祉事業所や学校、医療機関と「ほっとはーと南和」という有志によるグループを組織し、障がいある方について地域の方々の知っていただき、ともに暮らしやすい地域づくりを行う為の啓発イベントや、そういった関係団体との交流イベントなどの取り組みを行っている。現在は平成25年3月に行う啓発イベントに向けて、準備中。

企業・団体との協働・共同研究の実績

就労事業においては民間企業との共同開発による食品製造加工を平成21年度より進めています。

行政との協働(委託事業など)の実績

生活相談センターのどかは奈良県南部になる五條市、大淀町、下市町、吉野町、東吉野村、天川村、川上村、黒滝村より相談支援事業の委託を受けており、障がいある方々やその家族の為の様々な生活相談、障がい福祉サービス支給にあたり必要な障害程度区分認定調査業務、障がいある方が生活しやすい地域づくりについて取り組む地域自立支援協議会の事務局業務などを担っている。
地域活動支援センターのどかは奈良県南部にある五條市、大淀町、下市町、吉野町から委託を受けて、地域で生活する障がいある方々の地域の中の拠り所として、地域活動支援センター事業の委託を受けており、日中過ごす場所や活動の提供、生活相談、地域交流や啓発などの取り組みを担っている。