介護保険事業以外に、認知症予防活動を、平成９年から２か所で、それぞれ月１回づつ開催しています。
また平成９年からは、ご利用者、ご家族、ボランティア、スタッフで、１泊旅行を楽しんでいます。現在は、参加者総勢５０名ほど、大型バスに車イス１５～１６台を積み込込んででかけていきます。　認知症サポーター養成講座の開催しています。
設立の経緯は、創始者のひとりが昭和62年1月、理学療法士の三好春樹さんの新聞連載記事｢寝たきりはごめんだ」を読んで、老人介護に対して、こんなにすばらしい考え方をする方がおられる事を知って、講演を聞きに行きました。
｢デイサービスに行くと障害老人は生き生きし、痴呆性老人は、落ち着かれる。神奈川では3人の女性がデイサービスを始めた。」という話を聞き、「デイサービスをしたい。」と思いました。
　平成4年3月、痴呆性老人を介護している家族の方から、｢デイサービスが週2回から１回になり、嫁の私が意地悪をしていると思い込んで、大変困っている｣と言う話を聞きました。
当時は、箕面市にはデイサービスが１カ所しかなく、希望者が増えたので、回数が減ったのでした。
その年の１１月、ヘルパー仲間３人で、とりあえず始めようと動き出しました。

　代表は、公立の老人保健施設で働いていました。当法人に知り合いがいて、ボランティアで１泊旅行や行事に参加、「理想の介護はここにある」と感じていました。大きい老健では、思うような介護ができず、あそびりクラブがグループホームを開設するにあたり、スタッフとなりました。

代表略歴
平成１２年４月～平成２０年１１月　豊中市立老人保健施設勤務
平成２０年１２月　ＮＰＯ法人あそびりクラブグループホーム勤務
介護福祉士、介護支援専門員
認知症介護実践者研修、認知症対応型サービス事業開設者研修受講
ほかに、実務者研修の講師を務める

　介護保険事業以外に、地域に開かれた施設として、ボランティアさんに参加していただき、助けていただいています。小学校の余裕教室を指定管理者として使用できている西南デイは、ゴールデンウイークの最終日に、｢バザー＆みんなであそぼ」を開催。隣の中学校のブラスバンドの演奏、綿菓子やゲーム、カレー、手作りあそびなどを用意して、ご利用者、地域の子どもたちやご家族と、交流をしています。９回を重ね、多くの人に参加していただいています。最後の抽選会は、「あたった－」「ざんねん」笑顔いっぱい、大きな声が飛び交っています。
　中学生の体験学習の受け入れ、近隣の方と餅つき大会やハロウィンの時の訪問先、また近所の神社の天狗まつりでは、天狗さんに訪問してもらいます。

スタッフ会議の開催（月に１回）
運営推進会議の開催(２ヶ月に１回）
理事会の開催(月１回および必要時）
社員総会の開催および介護教室(年１回）
介護予防活動(月２回）

　年１回、７月に、チャリティーコンサートを開催しています。スタッフの知り合いの方の娘さんに、ドイツで活躍されている方がおられて、同じく海外で活動されている方や日本で活動されているかたと一緒に、演奏をして下さいます。ご利用者、ご家族、知ってる方、初めて会う方など、クラッシックに縁がないという方も楽しんでおられます。今年１１回を数えるコンサートは、７月１３日に開催します。
　箕面市の介護福祉を考えて行くことも必要だと思っています。認知症サポーター養成講座、徘徊模擬訓練の参加、初任者研修実施を実施しています。

介護保険事業のデイサービス、グループホームでは、「心が動けば身体も動」くと季節の花見や催しなど毎日のように出かけています。
ご利用者の笑顔がスタッフの喜びとなっています。

車両申し込みにあたって
西小路デイは、平成２２年開所、現在４台の車両(２台は軽自動車）にて送迎や外出支援をしています。うち１台は,２回のグループホームと共同使用しています。今年１０年になるセレナは、古くなり買い替えを考える時期に来ています。
ご利用者のADLは、年を重ねられるごとにおちて行かれ、３列目のシートに座っていただける方が減っています。足がいいので３列目にお願いしたけど、都合で、先に降りていただく時は、２列目の方に動いてもらう事になります。動きにくいから仕方ないですが不快な表情をされるの方もおられます。送迎の順番やADLによって、座っていただく席を決めているのですが、曜日によっては、軽自動車でピストンをして、少しでも軽減を考えているのですが、うまくいかないこともあります、、。
ドライバーの方に「キャラバンは、乗り降りは楽やで、動いてもらわなくてもいいよ、リースを考え
たら」と言われ、今回申請をすることになりました。
　
脳梗塞でねたきりになられ、胃ろうにされたの背の高い男性の方が週３回利用されています。ご自分では、手足が動かせず、意思確認もできなくなられました。長い足をおりまげて、曲がった背中で座位が取りにくいのですが、今、助手席に回転シートを使ってのっていただいています。車いすごと乗車できるとご本人、スタッフともしんどさがへるだろうと考えています。

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