2000年3月にスタートした市民協は「ＮＰＯとしての本来事業は枠外サービス、助け合い、ボランティア活動であり、介護保険は従たる活動である」と位置づけていたが設立当初は新しい制度である介護保険制度をどのように活用するかに力点を置かざるをえず活動を続け、現在では全国に1300団体（グループ会員を含む）を友好協力団体として活動するに至り、本来の「福祉のあるやさしい地域社会」を作り上げていく基礎を築いた。

1介護保険制度の対象外（枠外）の部分－たとえば、食事サービスや移送サービス、ちょっとした暮らしのお手伝い－において、市民による自主的で創造的な助け合い活動を前進させる
2介護保険制度が当事者にとって円滑に機能するための仕組みづくりに貢献する
私たちはこれらの実現のために、誰もが最期まで人間らしく生きることのできる福祉社会に大きく貢献していきます。
具体的には
1全国すみずみに「福祉系NPO」が設立され、意義ある活動ができるように支援します。このための情報提供や研修会、ネットワークの場つくりをします。
2福祉系NPOのネットワークを、都道府県や市町村、地域に定着させます。
3効率的に活動を行うために、事業の共同化を図ります。
4介護・福祉の質の向上、福祉系NPOの活動を前進させるために政策提言や、自治体との協働による活動を推進します。
5他の非営利組織と連帯したり、必要に応じて民間事業者と提携します。

無