高齢者、福祉

多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して、総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的とする。

・入所者の処遇目標
入所者の傾向は、要介護者、精神障碍者、知的障碍者、認知症者などが入所しており、要支援、要介護の認定者は37名もおります。また、高齢化も進み半数以上の方が80歳を超えている状態です。高齢化に伴い注意力の不足から歩行時の転倒やベットから転落し腕や大腿骨骨折などの事故が目立ちます。事故原因は介護業務また施設整備に問題がなかったかが問われ、全国的に身元保証人からの告訴例が多くあります。このような状態ではありますが、利用者の性格、人間だれもがもつ防衛機制、自己像の理解、個人の病気及び状態と経過の理解、生活歴の理解、趣味、特技、身辺処理能力、生活感等を理解することにより処遇計画を作成し、より質の高いサービスの提供はもちろんのこと、利用者の生活拠点としての施設づくりを目指しています。
・入所者の確保
平成１８年度の介護保険制度が改正されてから、入所者は定員に満たない状態が続いております。資金収支では経費節減に努め赤字を回避しておりますが空き部屋があり施設が有効利用されていない現状もあります。賀茂地域は、過疎化、老齢化も進み、単独世帯や生活困窮者が増える傾向にあり深刻な社会問題となっております。今後も市町のの社会福祉協議会並びに民生児童委員や地域役員等に周知し、理解を深め、入所者の確保に努めています。
人事・労務管理
静岡県でも賀茂地区は特に高齢化率が高く、今後、人口減少、過疎化、高齢化は進みますが、介護職をはじめとする職員に働く場をつくり職員の確保をするとともに、新規の介護職員を確保し、バランスよく配置する必要があります。また当ホームで働く職員の意識レベル、かつ職員の努力を引き出せるよう努め、今後の介護支援職員不足が叫ばれている現状を踏まえ、職員確保に向けた対応策を検討していきたいと考えています。

実績なし

ショートステイ事業　平成２７年度　87日　収入額　374千円

 

認定なし

 

 

未実施