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中国地方中山間地域トレジャーインキュベータ(チューチュートレイン)(任意団体)
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団体ID |
1064786336
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法人の種類 |
任意団体
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団体名(法人名称) |
中国地方中山間地域トレジャーインキュベータ(チューチュートレイン)
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団体名ふりがな |
ちゅうごくちほうちゅうさんかんちいきとれじゃーいんきゅべーた
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
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代表者役職 |
代表
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代表者氏名 |
金田 久克
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代表者氏名ふりがな |
かねだ ひさかつ
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代表者兼職 |
ミカナヤアプレイザル代表
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
717-0013
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都道府県 |
岡山県
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市区町村 |
真庭市
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市区町村ふりがな |
まにわし
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詳細住所 |
勝山645番ち2 3
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詳細住所ふりがな |
かつやま
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お問い合わせ用メールアドレス |
yoonsoo@chuchutrain.org
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電話番号
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電話番号 |
080-2887-3728
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連絡先区分 |
自宅・携帯電話
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連絡可能時間 |
10時00分~21時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
-
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連絡先区分 |
-
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連絡可能時間 |
-
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連絡可能曜日 |
-
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備考 |
-
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
716-1421
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都道府県 |
岡山県
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市区町村 |
真庭市
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市区町村ふりがな |
まにわし
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詳細住所 |
下中津井548-1 インターナショナル・シェアハウス・照ラス
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詳細住所ふりがな |
しもなかつい
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2015年12月15日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
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活動地域 |
日本全国および海外
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中心となる活動地域(県) |
岡山県
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最新決算総額 |
100万円未満
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役員数・職員数合計 |
2名
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所轄官庁 |
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、障がい者、高齢者、在日外国人・留学生、福祉、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、国際交流、ITの推進、経済活動の活性化、観光、農山漁村・中山間
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設立以来の主な活動実績 |
新しい人の流れを作り、持続的な地域課題解決につなげるソーシャルビジネスへ!
〈代表者略歴〉 中国地方中山間地域トレジャーインキュベータ(チュウチュウトレイン) 代表 金田久克 ミカナヤアプレイザル代表・不動産鑑定士 【2001年6月~2006年6月】財団法人日本不動産研究所にて不動産の鑑定評価・コンサルティング業務を行う。主にREITやファンドでの不動産証券化における鑑定評価・調査業務に従事 【2006年7月~2007年11月】岩手県のスーパーにて鮮魚の目利き・仕入れ・捌きの修行。 【2007年11月~現在】真庭市にて食品スーパーを経営。その傍ら不動産鑑定士として不動産鑑定業を営む。また、不動産の知識・経験を活かし空き家・空き店舗を再生し賃貸事業も運営。 私の育った真庭市久世地区は江戸時代に出雲街道の宿場町として栄え現在も古い家並みが一部残っていますが、近年、空き家・空き店舗が目立つようになり、以前のような賑やかさは失われました。また、空室期間が長期に亘る建物の中には崩壊し景観を損ねるだけでなく、安全性が危惧されるものも出てきています。そこで、こうした建物についての問題を解決したいという想いを抱いた こうした問題を解消するために「久世駅」と久世地区で一番の観光スポットである「旧遷喬尋常小学校」を結ぶ動線及びその周辺にある空き家・空き店舗を順次再生していき、街に様々な用途を持たせていくことにより、徒歩により街を回遊できる状態を創り出すことを考えた。そこで、この取り組み自体に目を向けてもらう意味でも、まずは人が集まれるコミュニティの中心となるような楽しい常設の場を設けることが必要であると考え、その第一弾として「久世駅」と「旧遷喬尋常小学校」の丁度中間地点に位置する元名門旅館を真庭産の食材を中心として作るピッツェリアに改装することとした。 ただし、ピッツェリアを開店し今後周辺の空き家・空き店舗を再生するだけでは一時的に人が来たとしても継続的に人を呼び込むことはできず、また、今後人口が減少し続けていく日本において日本人だけを対象とした取り組みでは先が見えている。従って、海外からのインバウンド獲得を見据えた長期的な取り組みを行うこととした次第である。 当初の目的は真庭市久世地区の空き家再生と活性化であったが、現在の目標は真庭市を初めとした中国地方中山間地域全体でインバウンドを獲得することで地域を活性化していくことである。中国地方中山間地域という日本で最も地味な地域を全体的に盛り上げることにより日本全体を底上げできるのではないかと考えている。 そういった思いで作った「ピザからはじめるまちづくり」の事業案を岡山県美作県民局主催の美作地区コミュニティビジネスコンテストに応募し、優秀賞を受賞した。その際、同じく優秀賞を受賞した姜氏の「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」が目指しているところが一致することをお互いが同感した。地域の遊休施設を活用しながら、海外の人が入ってこれる仕組みを作る。また、その新しい人の流れを持続的な地域課題解決につなげるソーシャルビジネスへの展開に意気投合した。そして、姜が団体に交流、一緒に「コスモポリタン田舎作り」プロジェクトを進行することになった。 |
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団体の目的
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日本に中・長期滞在している留学生やワーキングホリデーの外国人人材を地方情報発信や課題解決のキーパーソンに!
中国地方中山間地域トレジャーインキュベータ(チュウチュウトレイン)は中国地方の中山間地域に存在する潜在的な宝(トレジャー)の原石を見つけ、自分たちの手を加えて本当の宝へと孵化(インキュベータ)させていくことにより、地域を活性化することを目的とした組織である。 中国地方中山間地域は日本全体の中で最も地味な地域であり、何十年も前から日本の「過疎地の代表」という負のイメージで捉えられてきたように思う。従って、逆説的に考えると「過疎地の代表」たる中国地方中山間地域が活性化することは今後人口が減少していく日本にとって非常に大きな希望の光となりうる。 日本の田舎(山間部)について、「中国地方中山間地域」においても「日本の他の山間部」においても海外から見るとどこも同じように見えている。しかしながら岡山県真庭市という限られたエリアでさえ冬には南部と北部の気温差が10度近くなることもあるため、実際にはその土地その土地で観光資源は細かく異なって存在している。そしてこうした観光資源は未だ海外に向けてその情報が発信されていないことが大半であり、これがどこも同じように見えている最大の理由である。 従ってチュウチュウトレインは海外からのインバウンド獲得に向け現状を改善すべく、まず中国地方中山間地域(真庭市及びその周辺地域)の観光・交流資源(コンテンツ)を自らも創り出していくとともに日本に中・長期滞在している留学生やワーキングホリデーの外国人人材を地方情報発信や課題解決のキーパーソンにする新たな仕組みを作る。また、そのコンテンツ作りを遊休施設や教育・文化の疎外現状など地域課題解決につなげていく。そして中国地方中山間地域での取り組みを成功させ、この成功事例を他地域にも展開していく。 |
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団体の活動・業務
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新しい人の流入によって「地域に密着した小さなビジネス」が次々生まれる地域課題解決プラットフォーム!
チュウチュウトレインは別々で進行していた3つのプロジェクトをベースに「地域へ新しい人の流れを作る」ことを共通のビジョンとして立ち上げた団体です。従って、各々のプロジェクトを進行させながら、全体のパズルを完成しつつあります。 「地域への新しい人の流入を作る」 ①「ピザからはじめるまちづくり」は岡山県真庭市久世地区に所在する元名門旅館をピッツェリアに再生することで人が集まれるコミュニティの中心となるような楽しい常設の場を設ける事業である。2016年6月着工、8月オープンを予定しているこのピッツェリアは、この後、ワーキングホリデーで真庭に来た外国人の職場としても機能する。(詳しい事業内容は活動実績を参考) ②「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」は様々な国から来日した優秀な若者たちが一緒に住みながら、地域の農家や商店などのお仕事をお手伝いする共同居住空間である。また、それぞれの専門技術や知識を持っている彼らが地域の子供達に教育プログラムを提供したり、地域産業をおこす新しいアイディアを提案したりできる環境づくりも同時に行く。 現在真庭市北房地区の空き家を購入し、6月着工、8月オープンを予定している。 ③「サイクルベースプロジェクト」は近年、岡山県北部の中山間地域に訪れるサイクリストが増加の一途を辿っている。そこで、こうしたサイクリストが気軽に立ち寄ることができ、室内に自転車を保管の上宿泊できる施設の需要があると考えており、津山市田町地区の空き家を整備の上当該宿泊施設「サイクルベース」を運営する。(2017年3月着工予定) 各々のプロジェクトは観光を中心とした既存のインバウンド体制を中・長期滞在する「交流インバウンド」に革新させ、新たな人の流入をデザインする事業になる この新たなインバウンド獲得に向けての取り組みについては、まず日本ワーキングホリデー協会と連携し、海外からワーキングホリデーに来られた方を真庭市をはじめとした中国地方の中山間地域で受け入れ、お花見や田植え、稲刈り、お祭りなど季節ごとの行事や寺社仏閣の見学など地域住民と交流しながら様々な文化交流や体験をしてもらい、随時その様子を母国語にてSNSで発信していく。受入に当たっては働く場の確保のほか住居の提供や食事の援助などのバックアップ体制も地域の遊休施設を活用して整える予定である。さらに、帰国後においてはその方のみならず、地元自治体等との交流につなげ、お互いの情報交換を行いながら互いにPRする関係を築くことを目標とする。 チュウチュウトレインはこの新たな人の流入によって、地域で生まれる様々なコンテンツを地域に密着した小さなビジネスづくりにつなげていく。それによって、遊休施設課題や教育・文化疎外現状など地域に様々な課題をビジネスの形で解決していく「地域課題解決プラットフォーム」としてのソーシャル企業を目指している。 |
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現在特に力を入れていること |
「コスモポリタン田舎づくりプロジェクト」
真庭市への中・長期滞在する外国人人材を受け入れる仕組みづくり、そしてそこで派生する新たの地域密着形ビジネスの展開。 ①「ピザからはじめるまちづくり」のピッツェリアがお仕事先に、「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」が家になる、中・長期滞在するインバウンドを向けた受け入れ皿づくりを行っている。 本来はワーキングホリデーなどで真庭に来た外国人が、地元の農家や商店などで働きながら地域に触れ合い、地域に自然と馴染んでいくとこが理想であるが、現実にはまだそのための地域の受け入れ皿が用意されていない。とても暖かく人を歓迎する住民であるが、まだ経験したことのない仕組みを始まるには抵抗がある。従って、まず地域に見せるモデルケースを作ることからプロジェクトを始める。北房地区の空き家を活用したシェアハウスと旧名門旅館を改修した久世のピッツェリアを同時にオープンさせ、外国人人材が地域に流入できる「家」と「仕事」を確保する。人材確保に関しては、日本ワーキングホリデー協会との連携で地域に良いモデルとなる人を慎重に招く。 こういったモデルケースが地域に馴染んでいくと、住民が運営している農家民宿や地元の農家、商店などと連携しこのモデルを広げる。 「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」は現在総務省の官民連携事業「ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング」のモデル事業に選ばれ、クラウドファンディングに挑戦している。(詳しい内容は活動実績を参考) ②新しい人の流入が掘り起こした地域資源の新しい使い方、キムチづくり 現在北房のお母さん団体、北房生活交流グループと共に進行しているプロジェクト(詳しい説明は活動実績を参考) 地域を新しい目線で見る人が、地域資源の新しい使い道を提案し、それを小さなビジネスモデルにつなげるモデル事業として進行させている。韓国人の姜氏が地域に触れ合い、地域資源である規格外品梨に注目して提案した事業。韓国人だからこそできる発想を地域ビジネスにつなげることで、今後様々な国の人が地域に入ってきて、様々なビジネスを展開するときのモデル事業になることを期待している。現在、地域のきゅうりを使うキムチづくりを進めている。5月、6月試作期間を持って商品化は7月を予定。 ③韓国人有名漫画家、エッセイスト「フツー」氏との連携した創作スタジオづくり 日本でも「ガンカンシャー」という作品(レジンコミックス連載中、月約300万ビューを記録中)で活用している韓国人の漫画家、ペンネーム「フツー」氏が「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」の第1入居者になり、地域での創作活動や住民への教育活動を行う予定。「フツー」作家は夏と冬1年約2ヶ月間地域に滞在する予定で、2016年6月に真庭を訪問し、今後のプロジェクト展開を協議する予定。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
地方での暮らしを想像した場合まず考えることが自給自足や地域内循環を前提としたコミュニティの形成であったりするが、等価交換を前提とした余剰のない社会では弱者に対する救済が十分に行えない。
従って、われわれチュウチュウトレインは資本主義によって得られるメリット(ビジネスによって生み出される利益や人とのつながり)を享受しながらそれを地域に還元し、その循環をさらに大きくしていくことによってできるだけたくさんの人たちの役に立ちたいと考えている。 今後チュウチュウトレインはソーシャル企業として、過疎、高齢化が進んでいる地域の課題、廃校やそれによる教育疎外現状、高齢化による福祉課題など、様々な地域課題を地域密着形の小さいビジネスづくりで解決していくことを目指す。また、こういった活動で蓄積した知識やインフラを元に、今まで日本で実現できなかった地方地域のO2O(オフライン・ツ・オンライン)サービスを構築することも目指していく。(O2Oに関して詳しい内容は活動実績を参考) |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
官・民が認めてくれた様々な受賞歴を持つ3つのプロジェクト
チュウチュウトレイン代表 金田 久克 「ピザからはじめるまちづくり」 【岡山県美作県民局主催美作地区コミュニティビジネスコンテストにて優秀賞を受賞し賞金200,000円】 【真庭市から企業支援金1,500,000円の補助を受ける】 岡山県真庭市久世地区に所在する元名門旅館をピッツェリアに再生することで人が集まれるコミュニティの中心となるような楽しい常設の場を設ける。そして、このピッツェリアの開店(2016年6月着工、8月オープン予定)を皮切りに周辺の空き家を順次さまざまな用途に甦らせていき、街を活性化させていく。また、ピッツェリアでは真庭産を中心とした食材を扱うことで地産地消に貢献しながらも、リーズナブルな価格設定でピザを提供する。またピザ釜の燃料としてバイオマス資源である「ペレット」を使用(真庭市はバイオマスタウンとして有名である。)さらにワーキングホリデーで真庭に来た外国人をピッツェリアにおいて雇用する。 〈今後の可能性〉 ①移動販売:使用するピザ窯は可動式で移動販売が可能であるため、定期的に集落を訪れるなどすることにより当該集落での娯楽とする。 ②ピザの宅配:店舗から徒歩圏の高齢者宅のみに時間帯を限定して宅配を行うことで高齢者の見守り活動を行う。 ③東京等他地域への出店:「ピザを食べたいが高くて度々食べれない」「お子さんが小さく食材の産地にはこだわりたい」というお母さん達を中心的な需要者として考えると、安心・安全な真庭産を中心とした食材を使用した低価格のピザが受け入れられる可能性は高いと考えている。 ④イタリアへの出店:今回オープンするピッツェリアで提供する予定の「焼きそばピザ」はここで働くイタリア人ステファノが発案したもので、「イタリア人も好む日本発のピザ」をコンセプトとしている。中国や台湾で日本のラーメンが好まれていることから受け入れられる可能性はあると考えている。 「サイクルベースプロジェクト」 【つやま産業支援センター主催第1回津山リノベ&ビジネスプラン・コンテスト審査員特別賞受賞】 近年、岡山県北部の中山間地域に訪れるサイクリストが増加の一途を辿っている。そこで、こうしたサイクリストが気軽に立ち寄ることができ、室内に自転車を保管の上宿泊できる施設の需要があると考えており、津山市田町地区の空き家を整備の上当該宿泊施設「サイクルベース」を運営する。(2017年3月着工予定) サイクリストをターゲットとした宿泊施設はしまなみ街道には存在するが岡山県内では初めてである。サイクリストが乗る自転車は安価なものでも十数万はするため、こうした自転車が盗難・イタズラに合わないように安全な状態で屋内に保管の上宿泊できることが望まれている。しかしながらそうした施設が現状では存在しない(屋内に入れる場合には輪行袋で持ち込むしかない場合が多い)ため、そのままの状態で自転車を持ち込める宿泊施設の需要は高いと考えられる。 <期待効果> 海外からのインバウンド獲得の方法として緑に囲まれた中国地方中山間地域をサイクリングによって横断するような旅行プランを考えている。岡山県は昨年12月に観光振興プログラムとして観光資源としての自然や文化の積極的な活用を図るべく「爽快!岡山満喫サイクリングロード事業」を発表し推奨ルートを決定した。岡山県としても近年の自転車利用に対する機運の高まりを県外や海外から観光客を呼び込むためのチャンスと捉えており、近隣県と広域連携することも視野に入れ、相乗効果も期待している。 コスモポリタン田舎づくりプロジェクト 姜 侖秀 「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」 【岡山県美作県民局主催美作地区コミュニティビジネスコンテストにてみんなでつくる財団おかやま賞及び優秀賞を受賞し賞金200,000円】 【公益財団法人 セゾン文化財団、2016年創作環境イノベーション支援事業に選ばれ、年間1,000,000円の助成金(最長3年間)を受けた。】 【真庭市から企業支援金1,500,000円の補助を受ける。】 【地元の建築会社「株式会社 タブチ」から建築資材一部の協賛を受けた。】 今日本には日本が好きで、「本当の日本を経験したい!」、「日本人と触れ合いたい!」と思い、来日した留学生やワーキングホリデーなどの若者たちが約30万人くらい長期滞在している。しかし、生活情報や関連施設の不足で、彼らの70%以上が東京や大阪など、大都会に住んでいる。実際彼らの声を聞いてみると「本当の日本を経験したくて日本に来たのに、大都会だけ経験するのはもったいない!」との意見が多い。 「照ラス」ハウスは様々な国から来日した優秀な若者たちが一緒に住みながら、地域の農家や商店などのお仕事をお手伝いする共同居住空間である。また、それぞれの専門技術や知識を持っている彼らが地域の子供達に教育プログラムを提供したり、地域産業をおこす新しいアイディアを提案したりできる環境づくりも同時に行く。 <期待効果> 地域の子供たちに国際的な教育環境を! 2年後廃校になってしまう環境にいる子供たちが地域を愛する優秀な若者たちと触れ合うことで、国際的な感覚や地域に誇りを持つことになります。 地域の魅力を再発掘し、世界に発信! 日本から海外に留学している若者たちと同じように、海外から日本に留学やワーキングホリデーなどで滞在している若者たちはそれぞれの国で優秀な人材です。その彼らが地域で住みながら、一緒に仕事をし、住民と触れ合うことで、彼らが持っている技術やアイディアを活かして「世界が支える地域づくり」を行います。 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
外国人の新しい目線から発掘した地域の新しい魅力を住民が主体になって産業化!
「地域資源を活かしたキムチ作り」 コスモポリタン田舎づくりプロジェクトの一環で真庭市北房地区の異業種交流会に参加している。 会の中、梨農家の規格外品梨の使い道を話していたところ、韓国人の姜がすりおろした梨を入れるキムチ作りを提案した。梨は韓国で高級食材で、昔はよく梨をすりおろして白菜キムチに入れていたが、梨の価格が上がり、現在一般家庭ではりんごやキーウィを代わりに使っている。 「梨を使う本場の高級キムチ作り体験」は真庭市の後援を受け、加工食品を作っている地域のお母さん団体「北房生活交流グループ」が主体になって行うことになった。体験イベントの講師としては、韓国の中でも味のふるさとと呼ばれている全羅南道の知事からの協力を受け、韓国に30人しかいないキムチ名人を招くことができた。 2015年11月22日、廃校になった阿口小学校で行われたこのイベントは受付開始から3日で、予定人数を2倍超えた120名の参加者が集まった。真庭市内だけではなく、倉敷、岡山市や津山市からも参加者が集まり、岡山県立大学のデザイン学部からも学生及び教職員が団体で参加した。このイベントは日本では山陽新聞で大きく取り上げられ(2015.11.29、廃校廃校拠点にキムチ作り)、韓国でも全国紙や様々な地方紙に掲載された。また、韓国政府公式ポータルでも紹介された事例になった。(韓国政府公式ポータルリンク:http://www.korea.go.kr/locgovNews/671120) 廃校の利活用としても良い事例になった本イベントは一回性のイベントで終わらず、主体になった北房生活交流グループがキムチ名人から学んだキムチ作りを地域の土地に合わせたレシピで発展させた。北房生活交流グループがすりおろした梨の代わりに千切りした梨を使うレシピを開発、2016年1月には真庭市落合地区で子連れ家族を対象に独自のワークショップを開催した。現在は夏を向けて地域のキュウリを使う「オイソバギ(キュウリキムチ)」を試作中である。出来上がる「オイソバギ(キュウリキムチ)」は現在ガバメントクラウドファンディングに挑戦しているコスモポリタン田舎づくりプロジェクトへ寄付してくれた方へのお礼の品として送る予定た。 この「オイソバギ(キュウリキムチ)」を作ることをきっかけに、地域の資源をたっぷり活用した地域オリジナルキムチの商品化を進めている。また、冬の地域の白菜や梨を使ったキムチづくりの第2回イベントも予定している。 |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
地方地域情報のオンライン化とそれによる新しいインバウンド体制づくり!
「なぜ岡山には外国人が来ないか。」をテーマにリサーチ実施 コスモポリタン田舎づくりプロジェクトの一環として、韓国のトップクラス・システムエンジニア、金真中(キム・ジンジュン)氏と共に1ヶ月間のウェブリサーチ及び真庭での現地リサーチを行った。(2016年1月から2月) 金真中(キム・ジンジュン)氏は現在韓国で1000万ダウンロードを突破した総合宿泊アプリを開発した「株式会社ヤノルジャ(http://main.yanolja.com/)」のR&Dセンター長として、IT開発部分の総責任者を務めている。宿泊施設の予約を地域情報と結びつけ、予約から周辺の情報取得、入室・退室までアプリだけで進行できるシステムを開発した彼のノーハウや技術力で「なぜ岡山には外国人が来ないか。」をテーマにリサーチを行った。 まず、彼が日本語ができない外国人として岡山県真庭市がウェブに掲載している情報にたどり着くルートをリサーチし、姜が日本語ができる国外に住んでいる外国人の立場で情報を検索してみた。 真庭市と美作県民局(岡山県)の支援で行われたこのリサーチは1ヶ月間の事前リサーチと3日間の現地リサーチを実行し、2016年2月29日、県内情報発信業務の関係者を対象に報告会を開催した。 このリサーチを通して今後コスモポリタン田舎づくりプロジェクトが作り上げる地方地域のO2Oシステムが目指す大きい方向性を決めることができた。 手短にリサーチ内容をお伝えすると、以下のようである。 【現状】来日を考えている外国人(多い)→地域情報にアクセスできた人(少ない)→実際地域に来た人(とても少ない) 【システム改善後】来日を考えている外国人(多い)→独自システム開発により、地域情報にアクセスできる人のロスを最小化(まだ多い)→実際地域に来た人(劇的な増加) 今まで各自治体や観光振興組織などがウェブを通して出している地域情報の内容や出し方は、’出す側’が出したいと思っている情報を既存のウェブツールを活用して発信している。 従って、情報の内容は海外の目線から見ると’あまり魅力を感じない’、または’内容がよく伝わらない’との問題があり、情報掲載の方法は地域情報までたどり着けない、アクセスが難しいとの現状が分かるようになりました。 この現状を改善するためには現在日本に滞在している外国人を情報発信のキーパーゾンとして活用する新たな情報発信システムの開発の必要性があります。現在日本に居住している30万近くの中・長期滞在している外国人留学生やワーキングホリデーの人材を地方地域に呼び起こし、彼らの新しい目線で発見した地域の魅力を自発的に自分の母国語で発信してもらうことで、情報の内容に関しての部分が改善できます。そこで、彼らが様々なSNSを活用して発信した情報を収集し、それをカテゴリー別、地域別に整理してみせるウェブシステムを開発することで、「地域情報にアクセスできる人のロスを最小化」が実現されます。 こいったシステムの開発を株式会社ヤノルジャのR&Dセンター長、金真中(キム・ジンジュン)氏とともに実行していく予定です。しかし、8人の人力で12ヶ月がかかる本格的な開発に着手するためには約70,000,000円の事業予算が必要で、広告や仲介収益などで自立できるまでには(サービス開始後3年)約2億円の費用が予想されています。この費用の問題を乗り越えると、市の全域に光ケーブルが設置されている環境を活用し、地方の廃校などを利活用したIT企業という新たな可能性を見せることができると思う。 地方をPRする新たなコンテンツ作り! 地域の魅力をより楽しく、より広く伝えるために動画を利用した新しいコンテンツ作りを動画制作専門会社「奥吉備宣伝社」と共に制作している。 その第1作品を2016年4月11日に発表し、現在市やプロジェクトなど様々なルートで活用する予定である。 リンクは https://www.youtube.com/watch?v=z0VGW8zJvyo また、「ピザからはじめるまちづくり」についてテレビせとうちと協力し、団体や取組概要をPR、今後ドキュメンタリーとして取り上げられることを目指している。 |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
行政と住民をつなげる組織作り!両方から信頼され必要とされる組織を向けて!
コスモポリタン田舎作りの姜氏は真庭市の地域おこし協力隊として活動していることで、行政や住民のニーズに合わせた活動をベースにプロジェクトを進行してきた。 まず、「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」は、総務省が行う官民連携事業’ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングのモデル事業に選ばれ、現在クラウドファンディングに挑戦している。(リンク:http://www.furusato-tax.jp/gcf/74) 全国から選定された3つの事業案の中で一つとして、2016年4月11日、高市早苗総務大臣や関連企業を向けてプロジェクト内容を発表し、全国を向けてプロジェクトを知らせた。 「海外の廃校利活用事例リサーチ」 真庭市の依頼を受け、海外の廃校利活用の優秀事例をリサーチし、報告書の作成及びプレゼンテーションを行った。(2016年2月17日) 韓国の事例調査は遊休施設利活用を研究した姜 侖住(カン・ユンジュ、現ソウル市議会研究調査員)に依頼し、イギリスや日本国内の事例調査は姜 侖秀が行った。 「廃校を利活用した地域資源を活かしたキムチ作り」 韓国の中でも味のふるさとと呼ばれている全羅南道から李 洛淵(イ ナクヨン)知事が真庭市を訪問したことをきっかけで、全羅南道庁の国際協力官との連携事業につなげた。 真庭市が後援し、全羅南道庁が講師を繋げてくれた国際事業として成果を出した。 「なぜ岡山には外国人が来ないか。」をテーマに実行したITリサーチは 岡山県(美作県民局)と真庭市の支援で行い、現在真庭市ができるウェブPRの改善方法に関して報告会を行った。 |
最新決算総額 |
100万円未満
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会計年度開始月 |
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その他事業の有無 |
無
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CANPAN標準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 会費 |
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| 寄付金 |
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| 民間助成金 |
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| 公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| 委託事業収入 |
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| その他収入 |
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| 当期収入合計 |
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| 前期繰越金 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 |
| 当期支出合計 |
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| 内人件費 |
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| 次期繰越金 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産 |
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| 固定資産 |
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| 資産の部合計 |
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| <負債の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債 |
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| 固定負債 |
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| 負債の部合計 |
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| <正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 前期正味財産 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 当期正味財産合計 |
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NPO法人会計基準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 受取会費 |
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| 受取寄附金 |
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| 受取民間助成金 |
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| 受取公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| (うち介護事業収益) |
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| 委託事業収入 |
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| (うち公益受託収益) |
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| その他収益 |
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| 経常収益計 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 事業費 |
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| (うち人件費) |
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| 管理費 |
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| (うち人件費) |
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| 経常費用計 |
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| 当期経常増減額 |
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| 経常外収益計 |
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| 経常外費用計 |
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| 経理区分振替額 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 前期繰越正味財産額 |
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| 次期繰越正味財産額 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産合計 |
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| 固定資産合計 |
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| 資産合計 |
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| <負債及び正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債合計 |
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| 固定負債合計 |
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| 負債合計 |
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| 正味財産合計 |
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| 負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
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会員種別/会費/数 |
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加盟団体 |
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
| 有給 | 常勤 |
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| 非常勤 |
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| 無給 | 常勤 |
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| 非常勤 |
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| 常勤職員数 |
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| 役員数・職員数合計 |
2名
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| イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
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報告者役職 |
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
| 決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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2020年度
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予算・事業計画
| 予算書類 | 事業計画書 |
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2025年度(当年度)
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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