公益財団法人白浜医療福祉財団は、1993年2月の設立以来23年間、白浜はまゆう病院、各診療所及び訪問看護ステーションの管理運営を通して、地域に信頼される安心・安全な医療と介護の継続的な提供に努めてきました。
　白浜はまゆう病院は、国立病院の再編統合により閉鎖された元国立白浜温泉病院を再利用して、1994年2月1日、病床数47床により開院しました。運営団体は、白浜町等8団体及び医師2名の寄付によって設立された公益法人(第三セクター)である(財)白浜医療福祉財団です。町から、病院がなくなることを不安に思い、医療機関として再利用してほしいという地域住民の切実な願いに応え、白浜町が中心となり白浜温泉旅館協同組合等関係団体の協力と地域医療を志す医師の参画を得て実現した病院です。
　病院運営にあたっては、地域に密着して、困ったときには気軽にかかれる地域に開かれた病院づくりを進め、健康増進からリハビリテーション、看取りまでの一貫した地域医療・福祉の実践に努めています。
　人間ドック・健診センター、総合リハビリテーション施設を併設しており、救急医療、急性期医療、慢性期医療、在宅ケア、介護保険事業等の診療機能を有しています。また医療スタッフを確保し、高位の施設基準・看護基準の届出を行い、安全で質の高い医療の確立に努めてきました。
　1999年4月には、高齢化した地域社会で発生するさまざまなニーズに対応するため、医療・保健・福祉機能を備えた「白浜医療・保健・福祉総合センター」を建設し、病床規模は、現在258床に拡大しました。総合センターには、白浜町の保健センターも入り、当院と連携した運営が行われています。
　開院後、22年の経過の中で、訪問看護ステーション、在宅介護支援センター、通所リハビリテーションの開設をはじめ、サテライト診療所2施設の開設、公立診療所3施設の運営を受託するなど事業エリアは、白浜町から、旧大塔村・旧日置川町へと広がっています。当院の診療機能を有効に活用して、関連施設との一体的な運営を行っています。更に地域の他機関とも機能分担し、協力連携して患者・利用者にふさわしい医療福祉の提供に努めています。

1.地域医療を主体とする病院の管理運営
2.救急医療の実施
3.介護保険法による介護療養型医療施設の運営ならびに居宅介護支援事業及び指定居宅サービス事業等の実施
4.開放型病院による登録医への共同利用施設としての医療機器及び病床の提供
5.温泉を利用したリハビリテーションの推進
6.生活習慣病予防の健康診断及び健康増進並びにがん検診事業
7.無医地区及びへき地等における在宅療養支援診療所の管理運営
8.訪問看護ステーションの管理運営
9.医療・保健・福祉に関する調査研究並びに普及啓発
10.高齢者・障害者等の医療とケアに関する調査研究
11.その他、この法人の目的を達成するための事業

1.利用者の権利の尊重
　私たちは、健康増進から看取りまで、利用者の皆様の気持ちや権利を大切にした医療とケアを提供　します
2.地域に開かれた存在
　私たちは、24時間いつでも、誰でも、困った時は気軽に受診･相談していただける、地域に開かれ　た医療機関･サービス提供機関を目指します
3.協力と連携
　私たちは、院内各職種が手を携え、地域の他機関とも協力連携し、健康増進・診断と治療・リハビ　リテーション・看取りまでの一貫した包括的な地域医療と福祉を提供します
4.利用者とのパートナーシップ
　私たちは、患者・利用者の皆様と手を携え、安全で質の高い医療・ケアを提供します
5.事故・災害への対応
　私たちは、大規模な自然災害や事故に対応できるように、普段から備えを強め、いざというときに　頼りになる病院をめざします
6.観光地の病院としての対応
　私たちは、観光客の人々が安心して訪れらるよう、不慮の事故や病気に対しての診療体制を整備　　します

実績なし

有

 

 

 

 

2012年4月1日

 

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