「もっと父親のための企画があってもいいのではないか」。私ががこの「おやじの休日の会」をはじめたのは、２００４年の２月に抱いた小さな思いからでした。当時小学２年生の息子と子ども会の行事に参加したとき、父親の参加があまりに少ないことに驚いたのだ。父親は仕事が忙しく、母親が子育てに孤軍奮闘。また、子育ちに必要な地域のつながりも薄くなってしまった。そんな家庭や地域の状況を、料理という身近な題材を介して父子が集う場を提供することによって、見直すきっかけになればと考えた。
　料理人の経験をもつ私は“食”には人を仲良くさせる不思議な力があると感じています。そんな“食の力”を借りて、休日にお父さんが積極的に家族団らんの場をつくってもらえればと思っています。
私は現在、名古屋市内の障がい者授産施設で、障害者の方たちと一緒に、高齢者向けの宅配弁当作りの支援をする職員として働き、そのかたわら、「おやじの休日の会」の活動をしています。子どもも３人の現役バリバリのお父さんです。そんな活動５年目の実績をご報告いたします。
(2006.2.11)さわやか財団「勤ボラ」ワンモア・ボランティア賞受賞
(2006.6.16)愛知県青少年育成事業助成委託団体に選定される
(2006.9.8)平成１８年版厚生労働白書に団体活動紹介文掲載
(2006.12.15)「地域に根ざした食育コンクール2006」で特別賞を受賞
(2007.6.16)名古屋都市センターの「まちづくり活動助成団体」に選定
(2007.7.22～11.18）親子「食農」体験企画「ひらけ金ゴマ！」全6回講座を開催
(2008.2.23～24)東京武蔵野市で「のび～るアイスクリームを作ろう」を開催

子どもを持つお父さんが、休日を利用して「食体験」を通じて子ども達と一緒に、楽しく有意義に過ごすための情報、交流や体験の場をインターネットや講座を通じて提供する。

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