2005年6月
　当法人理事長である荒木太郎はサーフィン中のアクシデントにより頚椎を損傷、それ以降、四肢麻痺車椅子生活を送っている。 国立リハビリテーションセンター病院にてリハビリ入院生活。伊東重度障害者センターにて3年間自立訓練リハビリ生活。国立職業リハビリテーションセンター DTPデザイン科にて1年間職業訓練を行う。2009年職業訓練校では DTPデザイン科において アビリンピックDTPデザイン部門埼玉県金賞受賞 。

2010年
　5年間のリハビリを終え、地元木更津に戻り社会復帰を目指す。 リハビリ期間中にあらゆる障害の方と出会い同じ境遇を持った車椅子の仲間とも大勢出会う。その中で自宅のバリアフリーの環境や生活環境がリハビリ施設とは違い社会復帰ができず引きこもっている車椅子の仲間や先輩の話を多く聞き、それによってうつ状態になり自殺をしてしまう仲間の存在や先輩の存在を知る。 自分の力で何か出来ないか？ 考えた末、自分の得意なことで引きこもった人たちが、外に出るきっかけを作れる活動をスタートさせると決意。NPO 法人アウトドアスポーツ団体が行っている事業に自らが参加しどこまで出来るかチャレンジするという企画をスタートさせ、自らの体験を情報発信した。その結果、今までリハビリ生活で出会った車椅子の仲間達から問い合わせがあり、自分が実際に使った道具を提供し体験会などを実施情報発信を行う。

2012年
　これらの経験のもと、「 障害者健常者が混ざり合える社会をデザインする。」をビジョンに「go outside 出かけよう」 をコンセプトに 車椅子仲間、高校時代の仲間、大学時代の仲間の協力のもと NPO法人BRETHRENブレスレンを立ち上げる。BRETHREN = 仲間　という意味がある。
伊東重度障害者センターで知り合った車椅子のデザイナーと 提携しDTP デザイン事業部を開始。
ロゴデザイン名刺デザインチラシデザインなどを行う。また、不動産投資を行うホテルのオーナーさんと知り合う機会があり、車椅子目線で住環境バリアフリーコンサルティングをプレゼンテーションし採用される。

2015年
福祉や障害者を取り巻く環境を学ぶために大学に再入学。地元木更津で訪問介護事業と介護タクシー事業を行うことで障害があっても車椅子利用者であっても 地域社会で自立した生活が送れる環境の必要性を感じ当法人で経営する道を選択。 訪問介護事業ビジョン「利用者一人ひとりが地域で自立生活が送れるようサービスを提供する」を掲げ、訪問介護事業サンライズヘルパーステーション設立。翌年、福祉有償運送事業運行開始。

2019年
「障害者・高齢者・他職種全ての人が混ざり合え、トレーニングできる環境をデザインする」というビジョンのもと 千葉県木更津市初の共生型サービス事業所、サンライズトレーニングデイ（トレーニング特化型通所介護共生型生活介護）を木更津市清見台東に立ち上げる。 地域の高齢者に向けてストレッチを中心としたトレーニング、身体障害者に対して初心者からパラアスリートまで幅広くアダプティブトレーニングを提供実施。車椅子利用者で自分で車の運転で通うことができる人は、木更津市外から千葉県・東京都・神奈川県・埼玉県より利用者を受け入れている。

理事長

あらき たろう