【設立経緯】
開発途上国、国内の地域医療といった、保健医療人材が必要とされている医療過疎地域と、必要とされる場所で活動したいという思いを抱く若手医療従事者・学生をつなげたい、という思いのもと、若手医師、看護師を中心に設立した。
開発途上国や日本の地域医療の両分野での経験を研修プログラムとして設置し、両分野で活躍できる人材を育成・輩出することで、国際保健の発展と地域医療の充実に寄与することを目的とし事業を展開していく。

【活動実績】
2010年7月　　設立
2010年12月　 地域医療連携フォーラム開催
2011年3月　　医師短期派遣（ザンビア） 現地NGOやJICAなどと協働
2011年10月　 海外研修短期調査（ザンビア）

【代表者略歴】
2005年 12月　エイズ孤児支援NGO・PLAS設立
2007年　3月 慶應義塾大学医学部卒業
2007年 4月　 長野県佐久総合病院　初期研修医
2009年 4月　 慶應義塾大学小児科学教室専修医
2010年 7月 SANTE設立
佐久総合病院で地域医療に従事する中で、国際保健を志していた人が多いことに気づき、研修を受ける機関および時間がないため、キャリアを積めないことに問題意識を抱き、国際保健医療学会学生部会OBGの仲間に声をかけ設立した。

（定款第5条より）
（1）国際保健分野および地域医療分野における人材育成事業
（2）国際保健分野および地域医療分野における人材ニーズ調査事業
（3）その他目的を達成するために必要な事業

主な活動実績
〇地域医療連携フォーラムの開催
全国より計7施設の、病院あるいはNGO団体を代表される方々と、国際保健・地域医療に関心を持つ若手医療従事者の方々に集まっていただき、GLOW事業案について、“どんなプログラムが実現可能か”、“どんな人材を育成したいか”などのディスカッションを中心としたフォーラムを開催。

〇ザンビア共和国への医師短期派遣
GLOWの海外事業予定地となるザンビアへ、現地での生活や、保健医療事情をなどを知り、具体的な研修内容の可能性を探るべく医師1名を2週間派遣した。

〇ザンビア共和国短期調査
2012年4月～2013年3月にかけてザンビア共和国を中心に海外研修プログラム基盤構築を実施する。今後研修を受ける医師および看護師が、効率的に研修を受けるためのプログラムを関係諸機関と作成していくに当たり、その概要を決定するために約10日間の短期調査を行った。JICAやNGOなどの関係諸機関と調整し、2012年9月より短期研修を受け入れることに概ね合意を得た。

【2012年度の方向性】
〇海外研修地ザンビアにおける研修プログラム実施の準備
2012年9月海外研修プログラム開始に向け、現地での体制を整えるべくスタッフを1名派遣。現地NGOなどと共に研修プログラムを作成し受け入れ準備を行う。
2012年度は医師2名、看護師3名を受け入れ予定。

〇看護短期プログラムの実施
2012年4月より、離島医療研修9ヶ月と途上国研修3ヶ月の1年プログラムを実施。国際保健や地域医療に関心を持つ看護師にとって、短期であることでの参加しやすさと、参加することでその適性を把握し、キャリアの方向性を考える機会となることが期待される。2012年度は3名を募集。

〇集合研修の実施
研修プログラム参加者や、参加を検討している若手医療従事者を対象に2泊3日の合宿研修を実施。海外研修前の準備として、プロジェクトマネジメントに必要な技能を習得するためのワークショップ等の研修だけでなく、参加者同士の交流を深める機会とする。

【3年後のビジョン】
・団体としての財政を始めとする組織の基盤を固め、安定した事業運営を展開している
・病院や研修員に信頼される団体として成長する
・多くの志高い若手医療従事者が憧れるプログラムとして広く認知される
・医師6名、看護師8名に対して研修プログラムを提供している
・既に研修を受けた医師および看護師が日本の地域や開発途上国の中で活躍している。

無

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0名

5名

 

 

 

団体紹介リーフレット