1919年に設立した日詰幼稚園は岩手県内で3番目に歴史ある幼稚園で、地域にあって幼児教育の先駆的な働きを担ってきた。設立以来、建学の精神（キリスト教保育）を大切にし、目にみえないものを大切にする心を養う保育を実施してきた。1986年に学校法人化し、2010年には幼保連携型認定こども園の認定を受け、認可保育所も併設し、０歳から就学前までの子どもたちの育ちを支えている。現在、180名の園児が在園している。また、地域にあって子育て支援にも積極的に取り組み、未就園児の遊びの場の提供、地域の保護者の教育相談と交流の場の提供、学区を超えた小学生の交流等、教育及び保育機能を広く地域に公開している。町内のさまざまな施設に赴き、子育て支援のための活動取り組んでいる。また障がいのある幼児も多数在園していて、障がいのあるなしにかかわらず、共に育ち、社会を共に生きる力をはぐくんでいる。当施設は、設立以来、教会の牧師が園長を務めている。

認定こども園として、保護者の就労の有無にかかわらず、０歳から就学前までの乳幼児の心身の育ちを総合的に支えている。早朝7時から夕方7時まで、幼児教育と、保護者の就労状況に応じて長時間保育により子どもの健やかな成長をサポートしている。
また、教育機能を地域に広く公開し、子育て支援の教育講演会、サークル活動、異年齢交流を行っている。設立から94年間、建学の精神であるキリスト教保育を行い、ひとりひとりが大切な存在として自己肯定感をはぐくみ、目に見えないものを大切にする心を養う保育を実践し続けている。

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