関西生命線(任意団体)

基礎情報

団体ID

1090438639

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

関西生命線

団体名ふりがな

かんさいせいめいせん

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

代表者役職

代表

代表者氏名

伊藤 みどり

代表者氏名ふりがな

いとう みどり

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

550-0006

都道府県

大阪府

市区町村

大阪市西区

市区町村ふりがな

おおさかしにしく

詳細住所

江之子島1-5-12  ユニハイム阿波座501

詳細住所ふりがな

えのこじま

お問い合わせ用メールアドレス

itoumidori1107@yahoo.co.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

06-6441-9595

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~19時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX番号

FAX番号

06-6443-3562

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~19時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1990年11月10日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

大阪府

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

10名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、在日外国人・留学生、福祉、保健・医療、教育・学習支援、環境・エコロジー、人権・平和、国際協力、国際交流、就労支援・労働問題、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

【設立の経緯】
 留学生など日本に来ている外国人、戦争の犠牲者でもある残留孤児の家族が、異文化の中でストレス等でなかなか日本の社会に溶け込めず、自殺したり、犯罪に関係したりするといった話を聞くたびに、私達に何かできないかと考えておりました。私達も日本で働いたり、勉強したり、日本人と結婚して生活したりした時に文化や習慣の違いからくる価値観のずれに悩むことがありました。そんな時、母国語で友人や親族と話をするだけで大変心が休まりました。
 そこで、代表者伊藤みどりが台湾語・北京語による電話相談(関西生命線)の設立を決意したのです。皆様のご協力のおかげで1990年11月に日本で初めて母国語(台湾語・北京語)によるいのちの電話「関西生命線」を設立しました。当時はビッグニュースとしてマスコミに大きく取り上げられました。
【代表者略歴】
1948年 台湾生まれ。
1971年 台湾台南神学院社会学部卒業。
1971年から76年までの5年間ソーシャルワーカーとして勤務。
1977年 日本人との国際結婚のため来日。
1978年 日本国籍を取得。
1990年 日本で初めての台湾語・北京語によるいのちの電話「関西生命線」開設。
<公職>
・大阪市教育委員会(元文部省外国人支援事業)の外国人協力指導者(1990年~1997年)
・大阪府在日外国人有識者会議委員(1995年~2010年)
・大阪家庭裁判所委員会委員(2008年~2011年)
・大阪産業大学非常勤講師(2009年~現在)

【設立以来の主な活動実績】
 24年間小さな外国人のボランティア団体として地道な活動を続けて参りました。おかげさまで僭越ですが社会的に認められ、下記の賞を頂きました。これは私たちの活動に対する励みとなっております。
・1997年 「大阪市きらめき賞」受賞。
・1998年 「大阪府知事表彰」を団体として受賞。
・2002年 「大阪府女性基金プリムラ奨励賞(団体)」受賞。
・2011年 総理官邸にて「内閣府特命担当大臣表彰」を団体として受賞
・2013年 「産経市民の社会福祉賞」受賞
<出版物>
・1996年 日・漢・英の3カ国語で『外国人のためのお弁当』出版。
・2003年 「外国人を援助するためのハンドブック」出版
<マスコミの紹介> 
 24年の間、マスコミ(新聞、TV、ラジオ等)には数えきれないほど多く取り上げられました。特に、当団体主催の「お月見大会」は、読売テレビに3回生中継され、NHKも夜のニュースにまで2回紹介されました。
 また、全国版のものとしては、「滋賀県の長浜事件」について、2006年4月18日にNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられました。
 さらに、団体設立20周年に際しては、2010年12月20日日本経済新聞朝刊の「文化面(最終ページ)」で、設立経緯を含めた活動内容が大々的に取り上げられました。


団体の目的
(定款に記載された目的)

 関西生命線の活動の根底に流れる基本理念は、自ら進んで奉仕しようとするボランティア精神であります。宗教・国家体制・イデオロギー等を越えてヒューマニズムに立脚した活動としてます。
 日本に在住する台湾系・中国系(シンガポール、マレーシア、インドネシア、香港)の方および中国残留孤児とその家族の方々等を対象とし、自殺防止のため母国語である台湾語・北京語により電話に応じることによって、精神的支援を行うことを目的としてます。慣れない外国あるいは祖国の生活でぶつかる壁に適応する際の手助けとなれば幸いです。
 また、電話相談のニーズに応じ、各種イベントやプログラムを企画し、実施しております。
 さらに、日本に在住する外国人の立場から、多文化が共生する現代社会をサポートすることも目的として捉えております。市民活動の視点で意見を出すことも日本に在住する外国人への援助として必要と考え、「学校でのいじめ問題」「子どもの虐待事件」「原発問題」等の社会問題に対する取り組みもその範疇として参りました。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

 設立後24年来、主に電話相談(面接、カウンセリングも含む)を中心とし、下記のように行っています。
・「台湾語」「北京語」による相談電話。
・相談曜日:火・木・土、相談時間:10時から19時
・電話相談はボランティアによって行われます。
・相談員は、電話をかけてきた人の秘密を守ります。
・お互いの宗教・信条などを尊重します。
・電話相談は無料です。
・電話をかける側、いずれも匿名とします。
・物品や金銭の求めには応じません。
・電話相談に当たるのは、定められた訓練を修了し、「関西生命線」の認定を受けた人です。
・電話相談の限界、または相談員の限界を超える問題に関しては、ボランティアの責任と範囲をわきまえ、関係専門機関その他と思われるところを紹介し、協力を要請します。

 次に、相談の対象は、外国人留学生・研究生・国際結婚カップル・ワーキングビザ・中国残留孤児およびその二世・華僑で、年間延べ約500件の相談を受けています。詳細は、関西生命線ニュースに記載しております。

 また、電話相談内容でのニーズに応じ、定期的または不定期的に以下のイベントを実施して参りました。
<定期開催>1992年よりスタート(子育て勉強会のみ2002年よりスタート)
①「旧暦大晦日・水餃子・火鍋大会」(毎年2月) 会場:小学校廃校の体育館
 中国の王維の詩に「毎逢佳節倍思親」という一節があります。佳き節目に逢うたびに親族への思いが一層募るものだという意味ですが、日本で生活している外国人の心境を表したものです。なぜならば台湾や中国では、旧暦の大晦日になるとお正月を迎えるため家族団欒で鍋を囲みお祝いをします。1年中で一番大切な伝統行事です。ところが留学生にとりこの時期はテストの最中であることをはじめとし、日本に住む外国人は休みが取れず、国に帰ることができません。そこで、当団体では外国人にとってのアットホームの場を提供するために企画したものです。大変反響があり、継続して実施しています。23年の歴史があり、参加者は最高約700名、平均約450名です。

②夏休み「外国人の親子が異国で適応するための交流勉強会(二泊三日)」(毎年8月)
 外国人にとり異国での最初の概ね2年間は、まず日本での、生活は言葉や生活習慣の違いによる悩みも多い上に学校や地域また教育によるおける制度や価値観も異なる中での適応は決して容易なものではありません。そこで「関西生命線」では22年前に夏休みに集団での交流勉強会を企画し、大きな反響を呼びました。現在も継続して実施しています。(会場は兵庫県のグリーンピア三木)

③「お月見大会」(毎年9月) 会場:大阪城公園
 中国の有名な詩人・李白の詩「静夜思」に「床前明月光、疑是地上霜、挙頭望名月、低頭思故郷」
というのがあります。異国で生活している人の心境をうたったものですが、当団体はこれに応えて、旧暦8月15日の中秋節にあたる当日に「お月見大会」を開催しています。
 すばらしい大阪城公園でのこのイベントを通じて、ひとときのやすらぎ、国際交流の場を提供でき、日本にいる間はもちろん、日本を離れてもそれぞれの心の中によい思い出ができれば幸いです。今回も郷土料理や台湾からの月餅を食べながら楽しいひとときを過ごしています。継続して実施しており、23年の歴史があります。参加者は最高約400名、平均約300名です。

④「外国人の親向けの子育て勉強会」(毎月1回) 会場:大阪市弁天町市民学習センター
 外国人の親にとって日本の生活は、言葉や文化、習慣の違いによる悩みも多い上に、学校や教育における制度や価値観も異なる中での子育ては決して容易なものではありません。そこで、外国人の親が少しでも日本の地域社会で安心して子育てができる環境を支援するために、従来の電話相談に加え「子育てとは何か」、「子どもとどう向き合えばいいのか」などを、外国人・日本人の親が共に考えたり、ディスカッションしたりできる場を提供しています。継続して実施しており、12年の歴史があります。参加者は平均約30名の地道な活動です。

<不定期開催>
①「外国人向けのお弁当講習会」
 中国ではお弁当持参の習慣がなく、したがって、お弁当に一体どのようなおかずを入れれば良いのかわかりません。また、中国人は冷めたご飯を食べる習慣がないため、お母さん方にとっては、悩みの種です。当団体では、これら電話相談のニーズに応えこれまで9回「お弁当講習会」を企画実施致しました。
②公開シンポジウム
 日本に在住する外国人かつソーシャルワーカーの立場から、「学校でのいじめ問題」「子どもの虐待事件」「原発問題」等についての公開シンポジウムを企画・実施しました。

現在特に力を入れていること

 現在特に力を入れている事は、次の2つがあります。
1.外国人の親の子育てを支援すること。
2.設立25周年(2015年11月)に向けて活動の集大成として本をまとめること。
 以下、概要を記します。
 まず、1について、子育てが非常に難しいことは、どこの国の親でも同じです。特に、外国人の親にとし異国での子育てはさらに大変なことです。前項に記載のようにこの活動は「外国人向けの子育て勉強会」として、毎月1回定例開催していますが、昨今の社会情勢を踏まえ、この活動内容をさらに充実させるため特に力を入れています。具体的には、子育てに関する専門の先生を招き支援内容の充実するため、助成金の申請をしたいと考えております。

 次に2については、日本ではじめて「母国語によるいのちの電話」をスタートして、主に電話相談を中心に活動をし、電話のニーズに応じて各種のイベントを企画・実施して参りました。それぞれのイベントはいずれも国内でははじめてのもので当団体オリジナルなものでした。当団体は小さなボランティア団体ですが、それぞれの活動はすべてボランティアの力でできた活動です。なぜボランティアの力でできたのでしょうか。ボランティアは無償で育てられるでしょうか。
 阪神淡路大震災がボランティア元年とも言われましたが、あれから来年で20年になります。当団体の活動は、阪神淡路大震災より5年前にスタートしました。まだ、ボランティアをするには勇気がいるといわれていた頃です。だからこそ当団体は設立3周年記念行事として「国際シンポジウムWhat is a volunteer ?  改めてその原点を考える」を企画し、2日間にわたり大阪と東京で開催しました。(大阪:1993年7月10日、東京:7月11日)
 歳月が流れ、現在ではボランティアという用語は社会全体で、自然に受け入れる言葉となりました。
 このことも含め、当団体全体の活動は、24年間にわたる膨大な資料、相談件数だけでも1万件を超えています。
 25周年を迎えるに際し、活動の集大成として3冊目の本としてまとめたいと思っております。
 啓発教育の一環として、少しでも関係者のお役に立てれば幸いです。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績

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財政

最新決算総額

100万円~500万円未満

会計年度開始月

 

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

 

会員種別/会費/数

 

加盟団体

 

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
10名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

 

報告者役職

 

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

 

監査の実施

未実施

監視・監督情報

 
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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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