当法人は、人生８０年時代が到来し、世界でも例を見ない速さで人口の高齢化が進み、寝たきり、認知症の高齢者が急増する介護に少しでも役に立ちたいと、平成３年設立、平成５年には特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービスセンターを開設しました。
　その後、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、平成１５年には、グループホームを開設、平成２２年にデイサービスセンター、平成２３年に保育園、平成２４年に地域密着型特別養護老人ホーム、平成２８年には甲州市の指定管理者として救護施設の管理、運営を行うなど、福祉事業を行っております。
　代表者の略歴については、平成３年９月当法人理事、平成５年２月特別養護老人ホーム施設長、５月デイサービスセンター施設長、平成１２年４月在宅介護支援センター施設長、５月当法人理事長、平成１５年１１月グループホーム施設長を経て現在は特別養護老人ホーム施設長です。

平成２９年６月現在、介護老人福祉施設計８１床、短期入所生活介護計２０床、通所介護定員計５５名、認知症対応型共同生活介護定員１８名、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所、救護施設定員８０名と保育園の業務を行っています。
　介護老人福祉施設、短期入所生活介護施設は、従来型と地域密着型で現在待機者は、３００名を超えます。生活面においては、利用者個々の生活を尊重しながら、「その人らしい生活」を過ごしていただけるよう、身体・精神・排泄・栄養サービス等において多職種共同でアセスメントやサービス計画の作成をしています。行事面では、家族・地域との交流を目的とした納涼祭、保育園、小・中学生とのふれあい集会、手作りおやつ会、外食、ドライブ等、利用者に満足していただける行事を実施しています。医療・衛生面では、ノロウィルス、インフルエンザ等の予防対策として、保健所による研修、マニュアル作成・実行により職員の意識統一をはかっています。
　通所介護では、在宅での生活を主とする高齢者に対し、送迎、入浴、食事、レクリェーション、個別機能訓練、口腔ケア等のサービスを提供しています。利用者の多様なニーズに対応できるよう日々努力が必要とされます。
　居宅介護支援事業においては、介護保険制度の各種サービスを利用者やその家族のニーズを最優先とし、公平で適正なサービスが受けられるよう親切・丁寧をモットーに利用者の立場に立ってケアプラン作成や相談業務等に努力を注いでいます。
　認知症対応型共同生活介護事業においては、今年度、甲州市の補助金を受けスプリンクラー設置工事を行い、日常生活においても防災に対する認識を高めることができました。又、感染症対策として「ご家族の面会時の注意」の配布等を行い、共に防ぐ体制作りをしています。外食、ドライブ、散歩、野菜作り、フラワーアレンジメント、生演奏による音楽鑑賞など生活環境作りに努力しています。
救護施設の経営につきましても、甲州市より指定管理者として委託を受けるなど、地域福祉への貢献も充実してきました。

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