日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体。創設以来、日本における非営利・非政府組織のパイオニアとして、世界の研究者、文化人、芸術家、企業人等が集い、思索し、語り合う人物交流プログラムを中心に取り組んできた。現在の理事長は明石康。
明石康 略歴：東京大学教養学部卒、フルブライト奨学生としてバージニア大学大学院で国際政治学を修了。タフツ大学フレッチャースクール博士課程在学中の1957年、 日本人で初めて国連に入り、広報や軍縮担当の国連事務次長、カンボジアや旧ユーゴスラビア担当の事務総長特別代表などを歴任。1997年末、人道問題担当事務次長を最後に退官。2009年より国際文化会館理事長を務めている。

国際文化会館は、その活動目的を達成するために次の事業を行う。
１．知識人及び文化人をはじめ、社会科学、人文科学等々の分野における専門家の交流と協力の促進
２．講演会・セミナーなどの開催や知的対話の場の創出
３．国家間、多文化間の文化交流と知的協力を通じた相互理解の促進に資することを目的とする団体
又は事業に対する協力、並びに担い手の育成
４．日本と諸外国の相互理解の促進に資する調査研究、及び出版
５．国家間、多文化間の文化交流と知的協力に資する図書、及び日本に関する英文出版物等を主とす
る図書室の運営
６．｢国際文化会館｣の施設の維持及び運営
７．その他この法人の目的達成に必要な事業
これらの事業については、東京を中心に国内外においてこれを行う

アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム（国際交流基金）、日印対話事業（国際交流基金）、日米芸術家交換プログラム（日米友好基金）、東京国際文芸フェスティバル（日本財団）、日本専門家ワークショップ（国会図書館、国際交流基金）、日米国際金融シンポジウム（ハーバードロースクール）など

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