2011年に晩年を迎えた方々と、愛に満ちた日々を喜んで過ごすことができる福祉の働きを始めようと、代表大江基が地域の同じ思いをもつ同士に声をかけ活動を開始する。代表は元々臨床心理士として横浜市青葉区にて精神障害者への社会参加のための活動を長年していたが、この度、精神障害者だけでなく、もっと広域での活動をしていく志をもっており、この活動を始めた。
2012年に特定非営利活動法人キングス・ガーデン神奈川が設立される。
2013年に地域の高齢者の交流会「いきいきサロン」が開始。2015年訪問看護ステーション真愛（マナ）あおばオープンし、2016年5月までに25名の方の訪問看護を提供する。同年にケアに携わる方々向けに、リーダーシップやチームビルディングの勉強会及び地域の交流の場として「CCF」をオープンする。

（１）訪問看護ステーション真愛（マナ）あおば：保険、医療又は福祉の増進を図る活動。
（２）CCF：ケアに関する連絡、助言、又は援助の活動。
（３）いきいきサロン：介護保険法以外の介護予防サービス事業。
（４）イベント事業：地域の方々へのセミナー、及び癒しのためのミュージックサロンの企画運営。例として、「介護保険サービスの受け方」「口腔ケアの実際」「介護事業所の選び方」等。
（５）シニアライフ事業部（事業企画中）：地域の便利屋、家族葬のお手伝いなどのサービスを検討中。

近隣地域（横浜市青葉区青葉区）を中心に、ホームホスピスケアを実施していきたい。
具体的には、訪問看護ステーションの事業を通し、これから増える在宅での終末期を迎える方々に対し、ホスピス施設で受けられるようなスピリチュアルケア（死の恐怖や孤独感などへのケア）が提供できるようになる。
それだけでなく、増えている空家物件の活用を工夫し、独居の高齢者や老々世帯の方々が安心して暮らせる終の棲家と代われるようなまちづくり、システムづくりをしていきたい。

営利事業としては訪問看護ステーションのみの、ほぼボランタリーな団体です。
これからは更に財政困難状況となることが予測できるなか、やるべきことは市民の力を十分に発揮することだと痛感しています。
既に行政は「地域包括ケアシステム」を打ち出していますが、市民と市民の架け橋となる活動は、非営利的な活動が各組織や個々人の架け橋となり得るかと思います。私たち法人はその役割を担っていきたいと願っています。

なし。

無