高齢者

平成15年3月　法人設立
＜設立趣旨＞
21世紀の少子高齢社会の到来の中で、活力ある社会を築くには、あらゆる人の潜在能力を最大限引き出せるような社会でなければなりません。介護の必要な高齢者は住み慣れた自宅で家族に介護されるのが理想ではありますが、限りある人的資源の有効活用を考えると、それは不可能であると考えざるを得ません。そこで社会の牽引車たる勤労・就学世代の父母や祖父母に対する負担と不安を微塵もなく解消し、高齢者を地域社会の皆で支え合うような施設「自宅でない在宅」を作ることを目的として当会を設立します。その実現の方法として全室個室化とユニットケアの採用により、プライバシーの確保と尊重、施設での役割分担とを通して、心と体の自律と自助、個の確立を支援し、それぞれの誇りある人生の生き生きとした終の棲家を目指します。常に他の産業分野と同じように組織をあげて効率性と生産性をあげて、サービスの質の弛まない向上と安定供給を図り、福祉施設の適切かつ健全な発展を目指します。

＜沿革＞
平成15年3月　法人設立
平成16年3月　特別養護老人ホームちょうふ花園　開設
平成16年7月　デイサービスセンターちょうふ花園、居宅介護支援事業所ちょうふ花園　開設
平成17年4月　地域包括支援センターちょうふ花園　開設
平成23年4月　特別養護老人ホームかしわ園　開設
平成23年10月　ショートステイかしわ園　開設
平成23年12月　居宅介護支援事業所かしわ園　開設
平成25年10月　配食サービス　開始
＜法人理念＞
仁と和を重んじ奉仕の精神を旨とする。
仁とはいつも他者の立場に身を置き、相手の望む事をし、嫌な事はしない、人や万物を恒に思いやり慈しみ、常に感謝し己の義を粉骨砕身、之を全うするということです。
和とは人と人が互いの感情と意思を尊重し共感し、心頭滅却、和やかに誇り高く生きていくということです。
奉仕精神とは目先の利益や損得にはこだわらず、滅私奉公、末永く人と社会に報恩するということです。
＜運営方針＞
・それぞれの「個」としての自律を尊重し、ひとり一人の誇りある人生を過ごしていただく終の棲家として個別ケアを基本に暮らしの継続を支援します。
・公益性の高い社会福祉事業運営と健全な経営を実践するために、むらや無駄のない仕事により、サービスの質の弛まない向上に努力します。
・地域社会になくてはならない存在として、介護・医療・福祉の包括的な責務を担います。
・主体性があり、高度な専門性と福祉マインドを併せ持つ職員を育成し、地域の福祉力の向上に貢献します。
＜活動の概要＞
法人理念や運営方針に基づく、ひとり一人の尊厳を重視した個別ケアを実践するために、ユニットケアを行うとともに、そのサービスの質を担保しています。
ちょうふ花園開設以来、東京都初のユニット型特養として、試行錯誤を繰り返しながら個別ケアの実現に向けた取り組みをおこなって参りました。近年でも施設の造りとしてユニット型ではあるもののケアの内容については従来から行われている一律一斉の介助が行われているケースが多々ございます。ちょうふ花園でも試行錯誤を繰り返すことで少しずつ入居者様主体の個別ケアの仕組みを確立していくことが出来ました。現在では、ユニット型施設に必要となるユニットリーダーを養成するためのユニットリーダー研修における実地研修を実施する施設としての指定を受けております。実地研修施設の指定のためには、ユニットケアの高いサービス品質を求められるとともに、研修受入対応のために十分な人員の確保が必要となります。そのため現在実地研修施設の指定を受けているのは東京都内で当法人が運営するちょうふ花園とかしわ園の2施設のみとなっております。実地研修施設であることで、サービスの品質を第三者によって担保されることで、利用される入居者の方にとっても安心材料となります。同時に私たちにとっても私たちが目標とし実践しているケアが正しいと評価をしていただくことが出来るとともに、当法人内だけでなく他の施設にも個別ケアを啓蒙していく施設としての役割を果たすことが出来ると考えています。

新規事業展開
社会福祉事業にて安定かつ安全な経営を行うことによって安定した利益を創出し、新たな施設の設置などを行う。それによって更なる福祉の向上に寄与する。

ユニットリーダー研修実地研修施設の指定

無

 

 

 

4012405000628

 

 

社会福祉法人会計基準