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公益財団法人とよなか国際交流協会
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団体ID |
1117090272
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法人の種類 |
公益財団法人
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団体名(法人名称) |
とよなか国際交流協会
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団体名ふりがな |
こうえきざいだんほうじんとよなかこくさいこうりゅうきょうかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
当会は1993 年に設立され、人権を基調とした多文化共生社会の創出という「内なる国際化」を地域から世界に発信する拠点において、活動を継続して今年22年を迎えます。国際交流活動を推進する人づくり、周縁化される外国人(特に女性・子ども)の権利保障と居場所づくり、多文化共生の地域づくりの拠点として国際交流センターを運営し、交流を中心とした日本語活動と多文化保育、就労のための日本語サポート、図書館で行われる子育て中の外国人ママの居場所づくり、11言語と専門家によるDV や就労も含めた多言語相談サービス、若者の居場所づくり、子どもの学習支援、子ども母語教室、学力保障のための子ども日本語教室、市内全小学校の外国語体験活動への外国人サポーター派遣などを恒常的に行っており、少数点在する外国人に「安心で安全」な居場所/ホームとして認識されています。福島の農家や南三陸の漁場を通じて東北再生を考えたり、市内の環境、男女共同参画、福祉と連携した地域づくりの展望など、今を生きる主体としての活動も展開しています。
当会は1993 年に大阪府豊中市の出資団体として誕生したが、2010年からは財団独自の法制度などを採り入れ、自律性の高い組織として再編成。2012年から公益財団として新たなスタートを切りました。また、99年末には「退去強制」の子どもたちへの支援活動として、「全ての子どもの発達と教育を受ける権利を守るためのネットワーク」を提起して賛同をよびかけ、国に対して対応の改善を求めるなどのロビー活動も実施。マジョリティ社会の変革を求める働きかけも同時に行ってきました。そのような取り組みの中で、「周縁化される外国人のための総合的なしくみづくり」を柱にした現在の事業体系が生み出されました。当会は外国人を「支援される客体」ではなく、逆に支援する側としての活躍の場も提供し、外国人のエンパワメントを目指すと同時に、地域の資源であることを認識できるような取り組みを行っています。このように、同会は常に時代の変化に市民と共に対応し、周縁化されるマイノリティとしての外国人の「声なき声」を聴き、その課題を解決すべく事業を展開しています。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
松本 康之
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代表者氏名ふりがな |
まつもと やすゆき
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代表者兼職 |
弁護士
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
560-0026
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都道府県 |
大阪府
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市区町村 |
豊中市
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市区町村ふりがな |
とよなかし
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詳細住所 |
玉井町1-1-1-601 とよなか国際交流センター
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詳細住所ふりがな |
たまいちょう とよなかこくさいこうりゅうせんたー
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お問い合わせ用メールアドレス |
atoms@a.zaq.jp
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電話番号
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電話番号 |
06-6843-4343
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 木 金 土
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
06-6843-4375
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 木 金 土 日
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
1993年10月29日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
1993年11月18日
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活動地域 |
県内
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中心となる活動地域(県) |
大阪府
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最新決算総額 |
5,000万円~1億円未満
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役員数・職員数合計 |
27名
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所轄官庁 |
大阪府
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、在日外国人・留学生、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり、人権・平和、国際交流、就労支援・労働問題、市民活動団体の支援
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設立以来の主な活動実績 |
1993年豊中市の出損により、市の施設であるとよなか国際交流センターの開設と同時に財団法人とよなか国際交流協会として設立、2006年4月よりとよなか国際交流センターの指定管理者として業務を委託されています。2012年4月公益財団法人に移行しました。
グローバル化が進行し、国際に関する様々な状況が内外で急激に変化していく中、多様化する住民ニーズを踏まえた地域の国際化に関する諸事業を実施しながら、ホスピタリティーを持った事業提供を行っています。人権尊重を基調とした住民主体の国際交流活動や地域社会の国際化を推進する拠点となると同時に、広域への発信や連携も視点に据えた創造的で未来志向の運営を目指して外国人支援事業を展開しています。 |
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団体の目的
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公益財団法人とよなか国際交流協会定款
第一章 総則 (目的) 第3条 協会は、豊中市、関係団体等と連携を図りながら、人権尊重を基調とした住民主体の国際交流活動を推進することにより、世界の多様な文化及び人々との相互認識と理解を深めるとともに、地域の国際化を促進し、新しい地域文化の創造と平和で平等な地球社会づくりに寄与することを目的とする。 |
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団体の活動・業務
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とよなか国際交流協会は、基本理念「市民の主体的で広範な参加により、人権尊重を基調とした国際交流活動を地域からすすめ、世界とつながる多文化共生社会をつくる」ならびに、財団ありかた検討部会で2007年に確認された「外国人市民の自立や社会参加に向けて、総合的外国人支援を乳幼児から高齢者まで世代を分断することなく推進させていくこと」を最重要課題に据えています。また将来的に支援を必要としなくなるような地域社会づくりのために、多様な文化が認められる『ばづくり』を多様なセクターや分野と、差異ある人びととの共生のために行動できる『ひとづくり』を、学校をはじめとする教育機関等と連携しながら推進していく」ことを基底に据えて、以下に示す3つの柱をもつ事業体系のもとで事業を展開しています。
1.多様な人びとが尊重される地域づくり (1)市民主体の国際交流活動推進事業 ・情報サービス事業:おしらせの発行・ウェブサイト、SNS、ラジオを通じた情報提供および多言語での情報提供(おしらせ、ウェブサイト、メールニュース) ・国際交流市民団体協働および支援事業:運営支援およびセミナー・イベントの開催 ・留学生ホストファミリー事業:ホームビジットによる交流 (2)おとな国際事業 にほんご活動事業: ・日本語交流活動:もっともっとつかえるにほんご・とよなかにほんご木ひる・とよなかにほんご金あさ・にちようがちゃがちゃだん ・親子参加型日本語教室:おかまちおやこでにほんご・しょうないおやこでにほんご・せんりおやこでにほんご ・多文化共生推進事業(料理教室、通訳派遣、多文化多言語セミナー) (3)世界とつながる地域づくり事業 ・メディア・リテラシー事業 ・国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)提唱の国際教育事業の推進 (4)持続可能な人づくり事業 ・ボランティア養成事業・ボランティア研修事業(市民セミナー含む) ・市民参加と対話のための機会の提供(対話の会・哲学カフェ) (5)子ども国際事業 ・異文化理解教育事業(韓国やアジアほか世界の多様な文化の理解) ・韓国朝鮮のことばとあそびのつどい(在日コリアンの子どもたちの学びの場) 2.支援を必要とする外国人のための居場所づくり (1)おとなサポート事業 多言語による相談サービス事業(11言語、外国人女性専門相談を含む) (2)子どもサポート事業 ・多文化子ども保育(にほんご活動事業時実施) ・子ども母語教育事業(4言語) ・子ども学習支援事業(大学生ボランティアによる) (3)多文化子どもエンパワメントプロジェクト ・子ども日本語教室 ・多文化こどもメディアプロジェクト 3.学校とつながってつくる豊かな未来 (1)学校からの受け入れ・学校への講師派遣事業 小学校外国語体験活動事業 (2)国際教育推進事業 ・帰国・在日・渡日の子どもたちのための多文化フェスティバル 上記の他、民族衣装の貸出、外国人市民向けお茶会、外国人のための防災訓練・セミナー等を実施しています。地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項と、豊中市との間に締結したとよなか国際交流センター管理運営に関する基本協定に基づき、とよなか国際交流センター条例(平成5年豊中市条例第26号)第13条の規定に則したセンターの運営管理を行っています。その業務の範囲としては、(1)とよなか国際センター条例第3条第一項に掲げられた事業の実施に関する業務、(2)センターの使用承認、その取り消しその他センターの使用に関する業務、(3)センターの使用料の徴収、減免及び変換に関する業務、(4)センターの維持管理に関する業務、(5)その他市長が必要と認める業務があります。 |
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現在特に力を入れていること |
【福祉との連携によるアウトリーチ】
豊中市社会福祉協議会(以下社協)との連携を推進しており、コミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)ならびに民生委員児童委員と定期的な会合を持って情報共有をすると共に、地域に住む外国人について課題が生じた時には互いに情報共有し協力体制で臨める協力関係を構築しています。昨年度は社協からの依頼により、外国人向けの事業紹介パンフレットを多言語に翻訳したり、連携・協働関係が一層深められました。今後、外国人支援において連携して活動する組織が必要な時に、当協会から通訳を派遣できるようコミュニティ通訳ボランティア養成講座を行い、要請に応える準備をしました。 【外国にルーツを持つ若者へのアプローチ】 現在の日本社会に横たわるニートやひきこもり、そして浮遊する若者の課題は、外国にルーツをもち日本で暮らす若者も例外ではありません。次世代を担うべき若者を事業につなげ、社会への参加・参画を図ることは重要な課題であると同時に、持続可能な社会を展望する上で、欠かせない課題であると認識し、多くの力量を割いて事業展開してきました。外国にルーツのある若者の多様な興味・関心をベースにし、それぞれの進路や展望を、外国人故の苦悩や喜びを同じ背景をもつ外国にルーツをもつ若者が集い癒され、元気を取り戻すエンパワメントとしての場を提供しています。事業内容は、居場所としての「たまり場」(毎木曜夜)、活動の場としての「ダンス教室」(毎木・日曜)やインターネットを活用した「ラジオ講座」(月1回本放送)、語り場としての「おしごとカフェ」(月1回)、映像を通しての交流の場としての「てーげー大学」(月1回)であり、いずれも若者自身がミーティングを実施しながら、精力的に運営しています。この事業は、持続可能な協会&センターの安定した運営にも深いつながりがあると同時に、地域社会を支える貴重な財産となり、多文化共生社会の創生の礎になると確信しています。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
現在、外国人に対するヘイトスピーチなど「差別・排外主義」の状況を鑑みて、人権尊重の基調をより一層市民社会に根付かせることの必要性を感じています。この困難な状況に抗するため、市民、行政に対して人権尊重と共生の「地域社会・市民社会」を創造する意欲を喚起しながら、粘り強く外国人支援の重要性や意義を社会に訴えながら、安心できる居場所や市民が対話できる場を地域で継続して創出していきたいと考えています。2016年度は、3年前より取り組んでいる若者のための居場所づくりの定着をはかるとともに、若者の生活力・学力向上のための学習支援および高齢化する外国人のための支援事業を試行し、あらゆる世代の外国人の居場所づくりの実現に向けて取り組みます。
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定期刊行物 |
「とよなかこくさいこうりゅうせんたーおしらせ」毎月発行、1200部
「ATOMS NEWS」(8言語での多言語ニュースレター)毎月発行、500部 |
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団体の備考 |
無
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
(過去10年分を記載します)
<2014年度> ・文化庁委嘱事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業『外国にルーツをもつ若者の生活力・表現力アップ日本語事業』」1,868,449円 ・大阪府国際交流財団「外国人のための防災訓練」100,000円 ・庭野平和財団「多文化子どもエンパワメント・メディア・プロジェクト」500,000円 ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」4,860,056円 ・豊中市 指定管理受託料 48,323,000円 <2013年度> ・文化庁委嘱事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業『外国にルーツをもつ若者の生活力・表現力アップ日本語事業』」2,095,932円 ・大阪府国際交流財団「外国人のための防災訓練」100,000円 ・庭野平和財団「多文化子どもエンパワメント・メディア・プロジェクト」350,000円 ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」4,265,652円 ・豊中市 指定管理受託料 42,213,000円 <2012年度> ・大阪府国際交流財団「外国人のための防災訓練」100,000円 ・庭野平和財団「多文化子どもエンパワメント・メディア・プロジェクト」400,000円 ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」4,448,810円 ・厚生労働省 緊急雇用創出基金事業「医療福祉等サービス分野における在住外国人の就労定着事業」 9,596,815円 ・厚生労働省 緊急雇用創出基金事業「在住外国人就労支援多言語スタッフ養成モデル事業」2,534,624円 ・豊中市 中心市街地にぎわい事業「まちなかフィリピンデー」80,000円 ・豊中市 指定管理受託料 44,400,000円 <2011年度> ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」6,434,357円 ・厚生労働省 緊急雇用創出基金事業「医療福祉等サービス分野における在住外国人の就労定着事業」 12,956,320円 ・財団法人自治体国際化協会 地域国際化協会等先導的施策支援事業助成「未来を拓く多文化子どもエンパワメントプロジェクト」1,767,639円 ・豊中市指定管理受託料 44,600,000円 <2010年度> ・厚生労働省 緊急雇用創出基金事業「医療福祉等サービス分野における在住外国人の就労定着事業」4,014,663円 ・文化庁委嘱事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業・ボランティアを対象とした実践的研修「多文化共生の基盤をつくるための“むすびめ”を生み出す日本語コーディネーター研修」1,021,930円 ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」5,923,094円 ・財団法人自治体国際化協会 地域国際化協会等先導的施策支援事業助成「未来を拓く多文化子どもエンパワメントプロジェクト」1,990,000円 ・豊中市受託料28,694,994円 ・豊中市補助金 5,923,094円 <2009年度> ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」12,328,375円 ・文化庁委嘱事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業・ボランティアを対象とした実践的研修「多文化共生の基盤をつくるための“むすびめ”を生み出す日本語コーディネーター研修」 1,242,760円 ・豊中市受託料 27,562,605円 ・豊中市補助金 2,908,948円 <2008年度> ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」12,332,228円 ・豊中市 受託料 36,345,000円 ・豊中市補助金 14,359,042円 <2007年度> ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」11,683,475円 ・豊中市 受託料 35,225,900円 ・豊中市補助金 17,464,000円 ・文化庁委嘱事業「生活者としての外国人のための日本語教育事業『北摂 かいしゃとちいきとがっこうでつくるにほんご』」3,785,969円 <2006年度> ・豊中市教育委員会「小学校外国語体験活動」11,213,180円 ・豊中市 受託料 34,663,427円 ・豊中市補助金 19,328,000円 <2005年度> ・豊中市 受託料 803,786円 ・豊中市補助金 55,033,000円 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
より良い地域づくりのために地域社会を構成する多様な人達が、それぞれの特性をいかしてまちづくりに取り組むことで市民自治の地域社会が実現することと、そのために地域を支える多様な主体者が相互の信頼関係を築きながら公共のしくみを整備・充実していくことが重要だと認識しています。当協会はこれまで培ってきた市内の中間支援組織(とよなか男女共同参画推進財団、豊中市社会福祉協議会、とよなか人権まちづくり協会、市民活動情報サロン)をはじめとする様々な地域団体とのネットワークを活かし、それぞれの情報共有、団体が抱える市民活動同士の交流や、連携による活動の活性化を促しながら支援、協働、市民参加促進を行っています。
また、市内のみならず大阪府下の国際協力協会によって結成されている「国際交流協会ネットワークおおさか」に協会は参加しており、近隣他市・地域と連携した効果的な外国人支援・多文化共生の事業を行うことを可能としています。 具体的には、以下のようなネットワークにおける取り組みを実施しています。 <とよなか市民活動共同デスク> 豊中市内の中間支援団体の連携を促進するためのネットワークです。2011年度に豊中市内で活動する市民グループの活動をまとめた冊子の発行を機に結成して、情報共有ならびに壁新聞を発行し参加団体の活動広報を実施しています。(構成団体:当協会、すてっぷ、市社協、とよなか市民環境会議アジェンダ21、豊中市スポーツ振興事業団、豊中市民公益活動協議体らっぷ) <地域福祉ネットワーク会議> 豊中市社会福祉協議会と連携して外国人住民のための福祉活動を推進しています。具体的には、通訳の派遣、社協の啓発パンフレットの多言語翻訳、ボランティア間交流、民生・児童委員向け研修会(情報提供)の開催などを行っています。 <しょうないREK> 市民公益活動協働事業市民提案制度にて「リサイクル本の活用による図書館の活性化と地域における共生を推進するための事業」(実行委員会名称「しょうないREK」)として豊中市庄内図書館を拠点としたリサイクル本の販売、イベント等の実施、瓦版の発行を行い、市南部の市民活動の中心的な役割を担っています。協会は2005年の発足過程から支援しており、現在も実行委員として参加。外国人向けの企画にノウハウや人材を提供して事業推進に協力しています。(実行委員会は毎月、企画事業は年3回) <ESDとよなか連絡会議> 「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」を受け、当協会がイニシアチブをとり市内各団体によびかけて2005年にスタートした「ESDとよなか」は、豊中市(関係5課)と市民活動中間支援団体(7団体)が事務局会議を行いながら、緩やかにつながりながら活動を行っています。(構成団体:当協会、とよなか市民環境会議アジェンダ21、とよなか市民活動ネットきずな、赤ちゃんからのESD、とよなか人権文化まちづくり協会、とよなか男女共同参画推進財団、豊中市社会福祉協議会、豊中市(環境政策室、人権政策室、千里地域連携センター、人権教育室、地域教育振興室)) <人権関係施設連絡会> とよなか男女共同参画推進センター(すてっぷ)、とよなか人権まちづくりセンターと国際交流センターの三者連携を促進するための連絡会。それぞれの人権課題を共有しながら市民向け講座の開催やキャンペーン等を実施して、総合的な人権啓発を推進します。(年2回)(構成団体:当協会、とよなか男女共同参画推進財団、とよなか人権まちづくり協会 <「南北コリアと日本のともだち展」実行委員会> 2001年北朝鮮で起きた飢餓問題を受けて、「21世紀を平和の世紀としたい」という願いのもとに、日本と朝鮮・韓国・在日コリアンの子どもたちの出会いと交流の場として「ともだち展」が東京で始められました。2011年に大阪で実行委員会形式でこの「ともだち展」を大阪国際交流センターならびにとよなか国際交流センターで開催して以降、2015年11月は5回目の大阪展ととよなか展を開催予定しており、今後も継続します。 <国際交流ネットワークおおさか> 大阪府下にある国際交流協会・団体のネットワークに当協会も参加しています。各地域の在住外国人支援に関する情報共有、協働による啓発事業等を実施し、広域での在住外国人支援と支援者育成を行っています。 <調査研究の実施> ・1999年度「在日外国人の母子保健」(1999年、当協会、AMDA国際医療情報センター、多文化共生センター、豊中市教育委員会、カトリック大阪教区国際協力委員会、豊中市他) ・2013年度 大阪大学未来戦略機構第5部門 未来共生イノベーター博士課程プログラム「大阪大学未来共生リーディングス 外国にルーツを持つ子どもと支援活動『居場所づくり』『学習支援』の現場から」協働執筆(当協会職員 山本房代) ・平成24~25年度科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)「公立学校における外国籍教員の実態と課題の解明」(研究代表者中島知子、課題番号24653256)共同研究に参加(当協会事務局長 金相文、理事 榎井縁、職員 舘奈保子) |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
企業との実績はなし
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
<「とよなか子ども日本語プロジェクト」を豊中市と協働で実施し、日本語指導が必要な児童生徒を地域でサポートしています>
豊中市及び近隣地域に住む多文化な子どもたちは、帰国、在日、渡日、また国際結婚によるダブルの子ども、日本生まれ日本育ちの子どもなど、多様な背景をもっています。そのなかで日本語に躓く子どもたちの多様で深刻な課題が明るみになってきました。しかし、こうした子どもたちの現状に対応できる日本語指導者は少ないばかりか制度的も整備されていませんでした。このプロジェクトでは、地域にある日本語指導の経験豊富な指導者やボランティアのネットワーク化及び指導者養成を行い、地域で子どもたちを支える基盤づくりとして子どもの日本語教室を2010年度から運営しています。2012年度からは、とよなか国際交流協会・とよなかJSL(とよなか子ども日本語教室から生まれた日本語指導者グループ)、行政の3者協働事業「とよなかこども日本語教室を拠点とした学習に必要な日本語力・生活力の保障とそのシステム作りのための事業」(「こどもにほんごプロジェクト」)が3ヶ年計画として始まり、継続して実施しています。また、協会が子どもに日本語指導をおこなう指導者(ソフト面)の育成、学校や市教委は支援体制(ハード面)の構築といったそれぞれの強みと弱み、役割を活かした連携を推進しています。 <多様な文化的背景のある子どもが集う「多文化フェスティバル」を豊中市と開催し、交流とつながりの場づくりをおこなっています> 豊中型国際教育の推進を図るため、豊中市国際教育推進協議会との共催で多文化フェスティバル(帰国児童生徒、在日コリアン児童生徒・渡日外国人児童生徒など、国際に関わる子どもやその保護者、また国際教育に関心のある先生が、一同につどい、つながり、交流を深める機会)を毎年開催しており、2015年度は11回目を迎えます。子ども向けワークショップを通じた子ども同士の出会いの場づくり、教員・支援者と保護者らの交流会、地域市民向けの発表会などを行い、多様な文化を背景にもつ人びとが尊重される地域づくりをすすめています。 <小学校外国語体験活動事業(豊中市教育委員会受託事業)を10年間実施しています> 豊中市が総合計画で推進している「共に生き共に学ぶ開かれた社会を築く」ために、豊中市市民公益活動条例に基づいて豊中市教育委員会と協働実施している「豊中市小学校外国語体験活動」提案公募型事業を毎年実施しており(2006年度より)、2015年度からも2年契約で受託し、2015年度は10年目を迎えます。地域に暮らす外国人(ボランティア)が小学校と協働し、地域に根差した社会参加を展開していく可能性を模索することを目指しています。内容は、豊中市立小学校全41校の3年生から6年生を対象に、国際理解教育の一環として外国語に触れ親しむ体験活動を実施します。その上で、次の3点を柱に据えた「共に学び、創造する心豊かなまちづくり」を推進しています。 ①教職員や子どもに地域に暮らす異なる言語、価値観、文化を持つ人との豊かな「であい」を提供する。 ②その「であい」から、もっと知りたい、つながりたいという動機が芽生え、相互理解を促すためのコミュニケーション能力が双方向に向上するよう取り組む。 ③学校に在籍する外国にルーツを持つ/外国籍の子どもたちの自尊感情が育まれ、マイノリティの子どものエンパワメントになること、と同時に外国人ボランティア自身のエンパワメントにもつながる取り組みをする。 <「帰国渡日児童生徒サポート事業」として児童生徒のための多言語進路ガイダンスを開催しています> 大阪府教育委員会、池田市教育委員会、豊中市教育委員会、箕面市教育委員会、能勢町教育委員会、豊能町教育委員会、豊能地区在日外国人教育研究協議会、池田市在日外国人教育研究協議会、豊中市在日外国人教育推進協議会、箕面市在日外国人教育研究会、能勢町在日外国人教育研究協議会、豊能町在日外国人教育研究協議会、豊能郡進路保障協議会、公益財団法人箕面市国際交流協会、大阪府在日外国人教育研究協議会、大阪府立学校在日外国人教育研究協議会とともに協議会をつくり、豊能ブロックにおいて年に1回「多言語による進路ガイダンス」を開催します。豊能地域に在住する外国人児童生徒ならびに保護者への日本の学校や進路システムの周知の機会とするとともに、実態調査を行っています。 |
最新決算総額 |
5,000万円~1億円未満
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会計年度開始月 |
4月
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その他事業の有無 |
無
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CANPAN標準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 会費 |
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| 寄付金 |
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| 民間助成金 |
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| 公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| 委託事業収入 |
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| その他収入 |
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| 当期収入合計 |
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| 前期繰越金 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 |
| 当期支出合計 |
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| 内人件費 |
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| 次期繰越金 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産 |
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| 固定資産 |
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| 資産の部合計 |
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| <負債の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債 |
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| 固定負債 |
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| 負債の部合計 |
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| <正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 前期正味財産 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 当期正味財産合計 |
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NPO法人会計基準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 受取会費 |
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| 受取寄附金 |
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| 受取民間助成金 |
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| 受取公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| (うち介護事業収益) |
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| 委託事業収入 |
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| (うち公益受託収益) |
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| その他収益 |
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| 経常収益計 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 事業費 |
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| (うち人件費) |
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| 管理費 |
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| (うち人件費) |
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| 経常費用計 |
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| 当期経常増減額 |
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| 経常外収益計 |
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| 経常外費用計 |
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| 経理区分振替額 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 前期繰越正味財産額 |
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| 次期繰越正味財産額 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産合計 |
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| 固定資産合計 |
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| 資産合計 |
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| <負債及び正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債合計 |
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| 固定負債合計 |
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| 負債合計 |
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| 正味財産合計 |
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| 負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
理事会および評議員会
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会員種別/会費/数 |
賛助会員(個人) 年会費3000円 263人
賛助会員(法人) 年会費10,000円 6団体 |
加盟団体 |
世界人権宣言豊中連絡会議 /国際交流ネットワーク大阪
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
| 有給 | 常勤 |
1名
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8名
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| 非常勤 |
0名
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2名
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| 無給 | 常勤 |
0名
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0名
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| 非常勤 |
16名
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0名
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| 常勤職員数 |
11名
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| 役員数・職員数合計 |
27名
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| イベント時などの臨時ボランティア数 |
403名
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報告者氏名 |
松本 康之
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報告者役職 |
理事長
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定あり
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
その他
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
20年会計基準
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監査の実施 |
実施済み
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
| 決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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2020年度
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予算・事業計画
| 予算書類 | 事業計画書 |
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2025年度(当年度)
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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