三木町における社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図る必要があったため、昭和56年7月17日に社会福祉法人三木町社会福祉協議会が認可され法人設立となった。
　その後、三木町福祉センター内に事務所を開設し、管理・運営を行い、シルバー人材センターの受託運営、三木町老人福祉施設「あけぼの荘」の管理・運営、三木町老人福祉センター「平木コミュニティ会館」の経営を実施するとともに、介護保険開始と同時に、訪問介護サービス、通所介護サービス等の介護保険事業に参入した。また、「みきの家」において、就労継続支援B型、児童発達支援、放課後デイサービス等の障がい者福祉事業に参入した。
　なお、事務所は、三木町福祉センターの建替えに伴い、三木町防災センター内に置き現在に至る。

（事業）
　（１）社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
　（２）社会福祉に関する活動への住民参加のための援助
　（３）社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
　（４）前3号のほか、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業
　（５）保健医療、教育その他の社会福祉と関連する事業との連絡
　（６）共同募金事業への協力
　（７）三木町老人福祉センター平木コミュニティ会館の経営
　（８）居宅介護事業の経営
　（９）デイサービス事業の経営
　（10）居宅介護支援事業
　（11）福祉サービス利用援助事業
　（12）心配ごと相談事業
　（13）障害福祉サービス事業（居宅介護・重度訪問介護 三木指定居宅支援事業所）の経営
　（14）障害福祉サービス事業（就労継続支援B型事業 みきの家）の経営
　（15）障害児通所支援事業（児童発達支援・放課後等デイサービス みきの家）の経営
　（16）移動支援事業の経営
　（17）生計困難者に対する相談支援事業
　（18）その他この法人の目的達成のため必要な事業
（公益を目的とする事業）
　（１）三木町老人福祉会館あけぼの荘の経営
　（２）みきの家の経営
　（３）生活困窮者自立支援相談支援事業（職業紹介を含む）
　（４）成年後見制度に関する事業
（収益を目的とする事業）
　（１）三木町防災センター貸館管理事業

　人口の減少や少子高齢化の進行、地域社会や家族の在り方の変容により、経済的貧困や社会孤立など、地域における福祉課題や生活課題は多様化・深刻化しており、このような課題を抱える方を地域でお互いに支え合うまちづくりがもとめられている。
　今後は、「人々が支えあい健康でいきいき暮らせるまち」の実現のため、地域での新たな仕組みづくりを目指し、香川おもいやりネットワーク事業の推進を図り、行政や他職種機関とのネットワークをより強化するとともに、地域住民一人ひとりに寄り添いながら、地域力の向上を図っていく。
　事業実施項目として、①社会福祉協議会の運営体制の強化②地域福祉活動の推進③福祉関係団体との連携④高齢者生きがい・ふれあい対策の推進⑤施設の適正管理と健全経営⑥介護サービス事業の充実⑦在宅福祉サービス事業の推進⑧受託事業の推進の８項目を実施し、住民の理解と協力を広く得て、必要とされる組織づくりを目指す。

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