特定非営利活動法人未知

基礎情報

団体ID

1121278764

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

未知

団体名ふりがな

みち

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

 24年間、精神に障害を抱えて苦しんでいる方々と正面から向き合ってきました。山形県内で精神的な障害を抱えている方に対して、就労支援と地域活動の両面からアピールしている数少ない事業所であると自負しております。また、長い間地域に根ざした環境を築き上げてきた結果、他の社会資源との連携も柔軟に対応できる事業所であると考えます。そうして培われた地域とのネットワークを活かした活動を常に意識しながら、当事者の望む目的や目標に向けて、助言や支援を行い希望する事業所の紹介や一般就労の提供にも柔軟に対応できる点が強みであると考えます。
 また、当事者一人一人の自主性・個性を尊重し、運営に反映していくために、当事者とその家族の方には法人の理事となっていただき、直接、運営に関わっていただているため、意見を運営に即座に反映させることが出来ると考えております。自らが運営に参加しているという意識を持っていただき、その活動の方向性を一緒に考えることが、法人の指針を決定づける一番の近道であると考えます。

代表者役職

理事長

代表者氏名

杉浦 文明

代表者氏名ふりがな

すぎうら ふみあき

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

990-2433

都道府県

山形県

市区町村

山形市

市区町村ふりがな

やまがたし

詳細住所

鳥居ケ丘15番3号

詳細住所ふりがな

とりいがおか じゅうごばん さんごう

お問い合わせ用メールアドレス

gmichi@ebony.plala.or.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

023-633-9387

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

FAX番号

FAX番号

023-615-1805

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

990-0033

都道府県

山形県

市区町村

山形市

市区町村ふりがな

やまがたし

詳細住所

諏訪町2-3-29

詳細住所ふりがな

すわまち

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1989年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2006年11月20日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

山形県

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

22名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

障がい者、福祉、保健・医療

設立以来の主な活動実績

【設立趣旨】

我々、特定非営利活動法人「未知」は主に精神障害者の方が生産活動や仲間作りができる事業所として、グループ未知とクリエイティブハウス未知の二つの事業所を運営しております。当事者たちがその地域で当たり前に生活していける、そんな社会作りを目的に活動を続けております。

【活動開始~事業所設立】

平成元年4月…山形県山形市二位田にて当事者5名とその家族にて市民活動として活動を開始しました。
平成3年4月…山形県山形市三日町にある工房アルファ(現:ひなぎくアルファ三日町事業所)の一室をお借りして、小規模作業所グループ未知として活動を開始しました。
平成8年6月…グループ未知事業所として山形県山形市鳥居ヶ丘に事業所を開設しました。(現在地)
平成9年4月…クリエイティブハウス未知事業所を山形市本町に開設しました。
平成16年6月…クリエイティブハウス未知を山形市諏訪町に移転しました。(現在地)

【法人設立~現在】

平成18年11月…特定非営利活動法人 未知を設立しました。
平成19年4月…障害者自立支援法が施行され、就労継続支援B型事業所・地域活動支援センターに事業内容を移行し、現在に至っております。

【代表者の経緯】

理事長の杉浦文明は、司法書士としての業務の合間を縫って、ライフワークとして山形市の障害福祉を支援しております。また、副理事長の瀬川由美子(グループ未知所長)は、実妹の発病がきっかけでグループ未知を設立し、自身も精神保健福祉士の資格を取得し、活動をしております。

【活動実績】
・法人の理念として
 設立当初から現在に至るまで、一貫して当事者主体の活動を続けております。毎月一回必ず当事者ミーティングを行い、自身達で次月の予定の話し合いを行い、決定しております。自主性を育むことが自立への第一歩であると考えております。
 また、基本的に事業所には、自分の足で通って頂いております。それは当事者本人が自宅から事業所の道程は、様々な人とふれあい、自分自身で自由に行動することが出来るからです。事業所に自ら通うという事が社会参加の第一歩であると考えております。

・就労継続支援B型事業所として
 当事者の自主性を尊重し、自身の仕事を選択出来るような作業スタイルを提供することを心がけております。現在は、手芸品作製、農作業、陶芸、菓子作り、下請け作業、販売部門、パソコン実習、モンテディオ山形のスタジアム清掃業務、バザーなど、様々な活動を行い、当事者自身が自由に選択できるように事業を展開しております。
・地域活動支援センター事業として
 地域交流を中心に、各種講習会やバザー等を開催しております。中でも好評なのが「布ぞうり作り講習会」です。「布」を編み込んで「ぞうり」を作る「布ぞうり」。これを当事者の方が講師になり、募集して下さった方と一緒に作製する講習会を実施しております。最初は戸惑っている双方が時間が経過するにつれ、談笑を交えながら交流していく姿は、今後の展開が楽しみな事業であります。

団体の目的
(定款に記載された目的)

【定款より抜粋】
 この法人は、小規模作業所の運営並びに地域生活援助事業等を行い、これを利用する精神障害者を中心とする障害者(以下障害者という)が、安心できる居場所を得て、作業所等を中心に展開される活動で多くの人たちと出会い、自ら社員となってこの法人の組織運営にかかわり、やがて地域社会で自立した生活を送れるようになることを目的とする。
 この法人は又、障害者の存在そのもの、或いは生き方をとおし、地域の人々にその人生や社会のありようについて振り返るきっかけを提供し、障害者と地域の人々が互いに耳を傾け、問題を共有し、やがて、ともに人間としての誇りと心豊かな人間関係を取り戻すことを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

就労継続事業所として
【グループ未知】
農作業…完全無農薬有機栽培を徹底しております。販売先は契約していただいた方への直送販売、地域の方への訪問販売、各種バザーへの参加しての接客販売などを行っております。
手芸品作製…地域の方や関係者の方から寄付していただいた古着や着物などを裁断・加工して、リサイクル手芸品として販売しております。事業所内に販売所を設けて、出品しており、随時販売しております。また、各種バザーなどに出店して一般市民の方への販売を行い、好評を頂いております。
エコスタッフ事業…地元Jリーグチーム「モンテディオ山形」のホームゲームの際、当事者2名・スタッフ1名にてサッカースタジアムの清掃業務を請け負っております。

【クリエイティブハウス未知】
陶芸…陶芸家吉田先生の指導の下、材料となる土作りから釜入れ、焼き上がりまで全て事業所内で行っております。個性的な作品を数多く生み出しており、各種バザーや事業所前の模擬店にて販売して、地域の方から好評を得ております。
菓子作り…無添加のクッキーを中心に身体にやさしい菓子作りを心がけております。無添加ゆえに材料にこだわっており、値段は少々高めに設定させていただいておりますが、リピーターが絶えない魅力的な菓子が自慢です。

地域活動支援センター事業として

 障害手帳がない方でも利用し活動できる様な場所を提供し、その中で利用する方々が交流し、地域とつながっていけることを目標に事業展開しております。
 一般の方に募集しての各種講習会を開催しております。現在は「布ぞうりを作ろう!!」講習会を開催し、グループ未知事業所の2階の一室を利用して開催しております。これまでの受講者は200名を超えております。※但し、リピーターを含む。
 また、地域交流の一環として、各種バザーを年1~2回開催し、各種模擬店を開催し、地域住民の皆様と通所している方との交流を行っております。

法人としての活動

 精神的にハンディキャップを抱えている方にとって、山形に無くてはならない存在であると自負しております。地域社会において、精神障害に対するスティグマを少しでも無くしていきたいという、理念の元、各事業所のメンバー・スタッフ一丸となって活動を続けております。また、当事者の意見を常に運営に反映できるよう、丁寧なミーティングを心がけております。

現在特に力を入れていること

(施設の特長)
・地域社会との共生を目指した、事業における地域住民とのかかわりと、利用者が誇りを持って生活していけるよう、利用者のストレングスを捉えることで、それぞれの持つエンパワメントを高めていくかかわりを重要視している。年齢構成は10~50歳代で、それぞれが自分の適性に応じた作業を行っている。
(作業の現状)
・作業に取り組みやすい環境作り、切れ間ない作業体制の確保を重点に置き、事業の内容に合わせた時間体制や工賃体系を設けている。(事業運営の目標)・利用者が作業を通じて、エンパワメントを再構築していけるような環境や事業を提供することで、社会生活においての充実感や達成感などを感じ取ってもらい、誇りをもって生活していけるよう施設運営に当たっている。
(工賃向上に向けた方針)
・今後の取り組みを通じて、事業所が一体感や連帯感を持てるよう、事業における反省や課題を、事業所全体で検討し、実践していくことで工賃の向上を目指していきたい。
・過疎化の進む地域や、生活弱者を対象に、農業事業での野菜を含めた、生活用品などの物品の仕入れ販売を行っていきたい。農業事業には参加する体力はないが、社会との接点を望む利用者に対しての社会性の再構築と、地域に根付いた事業所として運営していくためにも取り組んでいきたい。・販売先や仕入れ先においては、以前に配達販売業務を行っていた方を通して、計画中の段階。
・スタッフと利用者のみの作品作りのみでは、人員面に限界もある。そこで、利用者が伝統技術を伝承し、地域住民に講習を行ってきた布草履の講習会のように、体験・参加型の企画を各企画ごとにチーム体制を作り、利用者と地域住民がかかわることで協働や達成感の向上を深めつつ展開していきたい。・商品作りに対し、品質の向上に向けた技術研修を定期的に行っていくことや、オリジナリティとこだわりを持つことで、自社ブランドの確立の浸透させていくことでの固定客の増加や地域への浸透を図っていきたい。
・農作物の生産体制は毎年改良されており、商品の質も向上してきているが、一方で規格外野菜の廃棄品も多くみられる。そのため、漬物等加工品への生産に向けた規格外野菜の活用を行っていきたい。・常設販売を行うことで、農作業には参加できない利用者への役割の増加と、地域浸透に向けた働きかけ、販売機会の増加を狙い展開していきたい。・これまで同様に、有機農業を行うことで、こだわりを持ち、配達販売での固定客を確保していくことで、他の農業従事者との競合を避け、利益の確保に努めていきたい。

今後の活動の方向性・ビジョン

 以前は小規模作業所を開設しておりましたが、平成19年4月より就労継続支援B型事業所と地域活動支援センターに移行して運営を行っております。事業を開始して5年が経過し、財務的には年度毎に安定してきていると感じておりますが、それに伴い、収益事業の重要性が日々増している現実に直面しております。
 今後は、販売促進に力を入れ、地域へのチラシやお便りを配布しながら、より深い関係性を目指すとともに、少し離れている地域へのアピールや営業も積極的に行っていきたいと考えております。
 また、法人として、障害を抱えている方々の悩みや就労相談などを行う「相談支援事業」の開設を一つ方向性として考えております。人員的な問題、法人としての体制作りなど様々な課題はありますが、今後必ず当事者にとって必要な分野であると考えており、2~3年後を目途に事業展開できればと考えております。
 我々、「未知」の理想は、「当事者がその地域でごく当たり前に生活できる社会」の実現をすることです。それは、利用者・地域・家族など様々な人々の意見に耳を傾け、それに対して真摯に取り組むことが一番の近道であると言うことを24年の活動から学んでおります。今後もこの理想を胸に活動を続けながら継承していくことが我々「未知」の使命であると考えます。

定期刊行物

法人会報「みちだより」 年一回~ 正会員・賛助会員の方にお送りしております。
事業所予定表 月一回 登録者・関係者・町内会等へ郵送しております。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

平成13年 山新愛の事業団様より事務用コピー機を寄贈していただきました。
平成18年 山形県紅花安定基金様より実習用パソコン・プリンタ一式を助成していただきました。
平成20年 山形市社会福祉協議会ふれあい基金様より農業用耕耘機を寄贈していただきました。
平成22年 山形市社会福祉協議会ふれあい基金様より手芸作品用ミシンを寄贈していただきました。
平成24年 山形地区ふれあい募金会様より手芸用ロックミシンを寄贈していただきました。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績

平成21年 山形市より生活保護受給者に対する灯油券郵送業務を請け負いました。
平成22年 山形市より生活保護従者に対するゴミ袋郵送業務を請け負いました。
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財政

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

会計年度開始月

3月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

正会員総会(欠席の介意の方には委任状の提出をお願いしております。)

会員種別/会費/数

正会員/年1000円/139
賛助会員/年2000円/20

加盟団体

ぜんせいれん・あみ

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
3名
 
非常勤
2名
2名
無給 常勤
 
非常勤
8名
 
常勤職員数
4名
役員数・職員数合計
22名
イベント時などの臨時ボランティア数
3名

行政提出情報

報告者氏名

杉浦 文明

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

NPO法人会計基準、その他

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

就労継続支援 会計基準

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

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