文化・芸術の振興

　祭りを通じて次世代を担う子どもたちにふるさとの思いをとどめてもらい、地域に誇りと愛着を持ち、将来、地域に貢献できる子どもたちの育成を図ります。併せて過疎化の進む集落の維持だけでなく、地区内外にコミュニティの輪を広げ、年代や地域を越えたつながりを実現しようと活動しています。

　今年は、漫画で東日本大震災の復興を推進し、イベントの企画や運営などで尽力されている一戸町出身の漫画家「のなかみのる」さんの協力を得て、野田組の山車の見返しをデザインしていただき製作を行いました。この山車を運行してPRを行い復興への意識を共有することで震災からの復興の一環として活動しました。
　また、一戸まつりで「のなかみのる」さんが一戸町内で企画したイベントに首都圏から参加しましたが、その方たちにも野田組の山車運行に参加していただき、震災復興だけでなく、首都圏の方と交流を深めました。
　近年は、地区内の東南アジアなど外国の方がたが就業している事業所からも山車のお供として民族衣装で参加していただいたり、町内の学校に勤めるALTからも参加していただいたりして、国際交流、コミュニティの醸成にも力を入れています。
さらには、昨今は人口減少や若年層の都市部への流出が課題とされていますが、一戸まつり野田組祭典委員会以外のこれまで祭りに参加していなかった地区の方がたや、進学や就職などによって地区外へ転出した方がたにも積極的に参加を呼びかけし、山車運行等のまつりに参加していただき、地区内外との交流を展開しています。
　また、一戸地区に南隣りに位置する小鳥谷地区で４年前にコミュニティの維持、活性化を目的に小鳥谷まつりが復活しましたが、この祭りの運営にも積極的に協力しています。具体的には山車の作製や運行、祭りの運営など作業の手伝いや助言を行い野田組祭典委員会から小鳥谷まつりに参加するなど、地区内外のコミュニティの活性化にも尽力しています。

 

 

 

認定なし

 

 

未実施