平成５年以前、静岡県湖西市及び周辺3町（新居･舞阪・雄踏）に特別養護老人ホームが無く、遠隔地の施設への入所を余儀なくされていた。そのような状況を打破するため、市内新居町在住の障がい者団体代表である会社経営者山口茂夫氏他11名の有志者とともに、（社福）南浜名湖会を設立する。
　そして浜名湖西岸地区に平成5年4月、特別養護老人ホーム光湖苑（定員50名）、短期入所事業（定員20名）老人デイサービス（定員25名）を開設、平成13年4月老人デイサービスを増設（一般型定員20名、認知型定員10名）、平成18年4月障碍者通所就労支援施設ひまわり授産所（定員20名）を開設する。現在の代表は、浜松市西区雄踏町出身の中村守孝氏74歳で、元自動車部品メーカー常務理事が務めている。

光湖苑拠点では、特養入所事業で、年間延べ利用人数１７，５９５人で稼動率96.1％であった。入退所者はそれぞれ18名、入院者は延べ日数458日で、1日平均1.3人の方が入院されていた。居宅サービス事業では、短期入所利用者が延べ利用者4,423人、1日平均12.1人で定員20名に対し、稼働率60.5％であった。デイサービスでは、通常型で前年度比405人の延べ利用者増で延べ利用8,893人、1日平均31.2人で稼働率69.3％。認知症対応型では、延べ利用者1,561人で、1日平均利用率6人で稼動率60％という結果であった。最近の傾向では、特養入所希望者が年々増加し、居宅サービス利用、特に短期入所利用者が年々減少傾向にある。
ひまわり授産所拠点では、定員20名に対し、一日平均利用者22.4人の利用で稼働率112％の利用であった。作業支援に於いては、新たな農作物（スティックセニョール）の下請け事業の受注があり、自主製品の製作を含め堅調な収入が得られ、利用者工賃の増額につなげることができた。
また、個別支援計画に基づく日常生活支援では、行事、戸外活動への積極的な参加を支援し、生活体験を豊かにすることで、社会性を伸ばしていくよう努めた。

地域に根ざしたサービスの提供を念頭に活動しています。
民生委員様との連携、老人クラブや市内社協福祉会等の施設見学、サービス内容の説明、介護教室、介護の現状についてのお話等を随時お受入れし、施設、在宅サービスについてのご理解を深めていただくよう働きかけを行っています。
介護スタッフの人材不足を解消するため、将来的に介護の職業を目指していただけるよう、地元の学校へ出向き「介護」に関する現場でのお話などをさせていただいたり、ボランティアの受入れ、高校生等のアルバイトの受入れを行っており、今後も学校と協力し事業の拡大をしていきたいと考えております。

当方人は高齢者施設、障碍者施設それぞれ１施設ずつ運営をしております。
障害所施設は市内での受入れ可能施設が少なく、定員２０名のところ２２名の方が利用されています。
高齢者施設は、市内４施設の特養、１２箇所のデイが現在存在し競合しています。
当施設は平成５年に市内で初めて開所した施設であり、行政、地域住民の認知度、信頼度の厚い法人として存在をしています。

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全国（静岡県）老人福祉施設協議会　静岡県社会福祉協議会　静岡県作業所連合会・わオールしずおかベストコミュニティー

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社会福祉法人新会計基準

・社会福祉法人新会計基準への移行に伴い、月次報告及び予算の超過支出が見られるので是正すること。→新規導入の会計システムに支障があったため、修正し是正した。
・契約事務が自動更新されている事例があるので、是正すること。
　→見積もり合わせ等を再契約前に実施し是正した。

特別養護老人ホーム光湖苑パンフレット