大正５年白皇山光西寺第八世得浄氏が、暗い人生を歩む人達の保護善導を図ろうと自坊の庫裏を開放したのが始まりである。昭和２４年生活困窮者等の更生施設として、生活保護法による知事認可を受ける。昭和３２年社会福祉法人白皇山保護園を設立し、救護施設白皇山保護園として発足。定員増により、充分に利用者ニーズに対応できなくなり、別に敷地を求め昭和４６年移転する。救護施設の移転により遊休化した施設を社会福祉に役立てるため、精神薄弱者更生施設野積園（現知的障害者援護施設野積園）を昭和４７年８月に開園した。これと同時に移転した救護施設名を八尾園と改める。現代表者は、理事長　西浦博。民間企業、別の社会福祉法人勤務を経て昭和６０年より当法人へ勤務する。平成２１年４月より理事長を務める。

生活保護法による生活扶助を受ける者で、身体又は精神上著しい障がいがあるため独立して日常生活の要を弁ずることのできない要保護者を救護施設に入所させて生活扶助を行っている。また知的障がい者の方に対して、入所、通所の施設にて個人のニーズを踏まえて日中活動支援及び生活の支援を行っている。更には、平成２３年度からの新体系移行に向けて平成１９年より就労支援の一環として、手作り豆腐の製造販売を開始する。

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