当法人は昭和60年8月に岡山県県北に位置する津山市にて設立された。「身体障害者の方に働く場所を」という思いを基に設立者自ら一件一件障害を持つ方の家を訪問し、当時は知名度の低かった「授産施設」の立ち上げに向けて尽力した。翌61年、同地にて身体障害者通所授産施設「弥生授産所」を開設し、地域在住の障害者に自立更生、社会参加を目論み、生活及び職業訓練を実施する使命を担って地域に根ざした福祉活動を進めた。平成5年には隣接地域である鏡野町に分所「あさひ園」を開設し本所・分所合わせて現在に至るまで様々な障害を持つの方が同施設を利用している。また、地域のニーズを追い風に自立支援法施行に合わせて平成18年10月、津山市内に新たな障害福祉サービス事業所（就労継続支援Ｂ型）さくらワークヒルズを設置した。平成23年4月には、セルプ弥生・あさひ園共に新法の下、通所授産施設から障害福祉サービス事業所に移行し２事業所と1分所において日々総計60名の障害者の方が元気に通所されている。
設立者の思いの具現化に向け、法人一丸となって利用者に満足していただける施設を目指し日々支援を続けている。
平成27年4月より分所であったあさひ園を1事業所として、新たにB型事業所として再スタートした。

利用者に対しその有する能力を活用することにより健全な地域生活を営む事を可能にするため、利用者の心身の特性に適応した必要な訓練を行う。１:利用者の意向、能力に沿った作業種目の開発、工夫を通じた生産活動の場の提供及び作業工賃の支給。
2:日常的な身辺処理、健康維持・管理、社会生活能力の維持向上に向けた支援の提供。3:利用者又は家族に対する相談及び助言。4:知識・能力が高まった者への就労移行支援として職場実習・在宅就労等、必要に応じて施設外支援・施設外就労を行う。

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