昭和初年頃より発生していた母親を中心とした地域組織は、戦後「母親クラブ」「母の会」等の名称で各地域で活発化し、1948年には国からも公的に取り上げられ児童館等を拠点に拡大してきた。
1955年には群馬県に初めて県統一組織も誕生した。
1974年10月に厚生省、東邦生命社会福祉事業団（事務局を受託）の支援を受けて各県毎の統一組織を会員とする「全国母親クラブ連絡協議会」が発足した。
2000年4月より新たに発足した児童健全育成推進財団の支援（事務局受託等）を受け、また、2002年4月に現在の「全国地域活動連絡協議会」と改称した。
昨年10月時点での会員数は34、その傘下母親クラブ数は1,650、同クラブ員数は約63,000名
会員を通して全国の母親クラブに呼び掛けて実施している「遊び場遊具の点検」「公園の防犯点検」は今年でそれぞれ12回目、9回目となる。
また、クラブ員用情報交換の場としてホームページ・ブログの運営、機関誌発行を行っている。
なお、代表者を含め役員は会員より選出される。（任期2年）

「母親クラブ」は児童館等を拠点に行政や他組織と協働しながら地域で子育て支援を行っているボラ
ンティアグループである。
全国地域活動連絡協議会は会員を通じて「母親クラブ」をサポートする全国組織として以下の活動を展開している。
　１．厚生労働省・(一財)こども未来財団・(一財)児童健全育成推進財団ほかとの共催により指導者
　　　研修会を実施。　
　２．全国の母親クラブに呼び掛けて、「遊び場の遊具点検」（2003年度以来）、「公園の防犯
　　　点検」（2006年度以来）を実施。
　３．児童虐待予防活動の一環として「心のつぶやき」公募活動。
　４．地域活動総合保険「みらい」（傷害見舞金、賠償責任補償）の取扱い。
　５．機関誌（年１回）発行、ホームページ・ブログの運用による広報活動。

2013年度実績なし

無