子ども、障がい者、福祉、就労支援・労働問題

（定款の目的）
この法人は、障害児・者に対して、地域社会での自立を実現するための支援に関する事業を行い、もって社会福祉に寄与することを目的とする。
（経営方針）
1. 個人の個性の尊重と権利を擁護するサービスの提供
利用者の個性を尊重し、今までの人生や家族やその考えを理解し、いかなる差別の虐待、人権侵害も許さず利用者本人の自己決定、自己選択に基づいた、個人の自己表現が達成できるサービスの提供に努力します。
2.必要なサービスを常に創造することができる法人
支援していく中で、常に利用者の立場でサービスを提供し、自立に向けた支えを考え、創造できる法人を目指します。
3.質の高いサービスの提供
障がいを持つ方が、自分の生まれ育った地域で、暮らしたい場所で過ごすことができるようにサポートし、安心して生涯サポートが受けられるように、個々の利用者に充分対応できる質の高い多様なサービスを実現するために努力します。
4.共に支えあい成長する法人
設立当初から親のわが子に対する想いを形に、支え合いながら成長してきました。
今後も一人一人が互いに支え合うことが大切であり、法人はその想いと一緒に成長していけるよう努力します。

　当団体は障がいを持つ子供の保護者が立ち上げた団体です。団体設立当初から「親無き後の支援」の実現を目指し、ケアホームの建設を目標に活動して参りました。昨年、念願であった「ケアホームゆいまーる」の建設に着手し、平成26年4月に完成致しました。「ケアホームゆいまーる」は、平成26年7月からの開所を予定しております。今後、２棟目以降のケアホームを順次建設し、都城市全域の障害福祉サービス向上に寄与する事を目指しています。
　生活介護部門での重点事項は、利用者様が日々、施設内で楽しく過ごしていただけるよう、年間行事をマンネリ化させず、各種イベントの質の向上を目指しています。イベントの一環として、生産活動を今年開始致しました。生産活動による成果物は就労部協力のもと、市役所等での販売活動を行い、利用者様に働く事の楽しさを理解し、目標を持って生活していただけるようにしています。
　提供サービス向上施作の一環として、定期的に保護者様との意見交換の場を設け、ご要望ならび苦情の改善を行い、より良いサービス提供を行えるような体制を目指しております。
　就労支援部門においては、「就労移行支援事業所あとりえ」「就労継続支援Ｂ型事業所なないろ」ならびに県からの委託事業「みやこのじょう障害者就業・生活支援センター」があり、就職を希望する障がい者の就職支援にも力を入れております。
　実際の仕事の作業や訓練だけでなく、働いた工賃で楽しく過ごす事を目標に仕事ができるよう、定期的に休日のレクリエーション等を実施しています。レクリエーションの企画については、利用者様達自身で計画していただき、そのイベントを職員がサポートするようにしています。職員が準備した計画に沿って行うのではなく、自分たちで計画したイベントを自分たちで協力して行う事により、利用者様の自主性や責任感、社会性を学んでいただける事を目指してます。実際、自分たちで計画したイベントを目標に、日々の作業にも力が入るようになっています。
　今後は就労継続支援Ａ型事業所を開設し、現在のＢ型事業所で作業していただいている利用者様の次のステップとして、また現在自分自身に合った就労支援施設が都城市内になく就労できていない方の支援施設となれる事を目指し、都城市内の就労支援事業所の選択肢を広げ、都城市全域の障がい福祉サービス向上に寄与できるよう活動しています。
　事業全体を通して力を注いでいる事は、人材育成です。職員の「プロ意識」向上と「品格」の保持させ、サービスレベルを向上させる事を大きな目標にしております。漫然と福祉サービスを提供するのではなく、保護者様や利用者様のニーズを汲み取り、利用者様方に寄り添ったサービスを提供できるよう全職員が考え行動にできる本当の意味でのプロフェッショナルになれるよう、全職員の意識改革を行い、利用者様から選ばれる福祉施設になる事を目指しております。

　毎月15日に「希親会便り」を発行し、当団体の正会員ならびに賛助会員へ郵送し、市役所等へも陳列させていただいております。また、当団体のホームページには過去発行分より掲載しております。
　会員向けのホームページには日々の活動状況写真を掲載し、保護者様に施設内での利用者様の活動や様子（過去分を含む）を見ていただけるようにしております。

平成21年4月より国・県の委託を受けて「みやこのじょう障害者就業・生活支援センター」をITビル（中町）に開設

 

認定なし

 

 

未実施