最初は、ろう者の親睦のために昭和11年に日本聾啞協会横浜支部として設立され、戦争により解散され、戦後再び神奈川聾話連盟として再建し、昭和31年に別団体の神奈川県ろうあ協会と合併し、神奈川県ろうあ福祉協会が発足しました。それ以降、神奈川県内の聴覚障害者、特に手話を言語として生活しているろう者の権利の保障と手話の普及のために、ろう者大会（現在はカナガワ・デフ・ウェイ）の開催、手話指導講師の養成、ろう者のための教養講座、職業研修、県及び市町村行政への要望行動を行ってきました。平成4年に社団法人認可を受け、平成25年6月に公益法人移行認定を受け、現在に至っています。
渡邊千城理事長の略歴：昭和26年生、昭和46年神奈川県立平塚ろう学校卒業、平成15年当協会理事就任、平成21年副理事長就任、平成25年理事長就任。

目的を達成するために、以下の事業を行っています。
（１）聴覚障害者の文化、教養の向上に関する事業
（２）手話通訳に関する事業
（３）聴覚障害者の各種相談に関する事業
（４）聴覚障害者の福祉に関する啓発事業
（５）聴覚障害者の職業研修に関する受託事業
（６）聴覚障害者のスポーツ、レクリエーションに関する事業
（７）神奈川県聴覚障害者福祉センター内の喫茶室の経営に関する事業
（８）その他目的を達成するために必要な事業

聴覚障害者の権利が保障され、聞こえない人も聞こえる人と同等に参加でき、安心して生活できる社会の実現を目指しています。

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3名