【代表者略歴】
斎藤和真
１９８９年栃木県鹿沼市出身。新潟大学法学部法学科卒。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
学部時代からラクロスを行っており、2009、2010年は現役選手とし、2011年はコーチとしてインカレに出場し、2009年度にはU21東北地区ユース選抜に選出され、東北地区最優秀新人王に輝く。現在もトップリーグでプレーヤーとして競技活動を続けている。
大学院では地域スポーツのマネジメントを研究対象とし、スポーツ振興を通した地域活性化について学び、神奈川県藤沢市や新潟県三条市において地域スポーツ振興主体が、地域住民や基礎自治体とどのように関係構築を図りながら社会にインパクトを与えているのか実践、研究を行った。
大学院修了後は山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊に就任した。富士吉田市において、支援機関である富士吉田みんなの貯金箱財団と協働し、市民活動支援を実施する。地域の商店などから協賛金を集め、その資金をもとに魅力的な市民活動を創出、支援するローカルファウンでィングの取り組みを行ってきた。その市民活動は文化施設建設計画から、後継者育成事業、創業支援まで多岐に渡る。

【設立経緯】
富士吉田市での活動を通して、深刻な若年層の人口流出問題を目の当たりにする。
富士吉田市では高校卒業と同時に８割の人口が流出し、そのまま７割がそのまま移住し、帰ってこないという現状である。そのため、どの地方自治体もどうように抱えている地域での少子高齢化に拍車がかかっている状況にある。
このままでは消滅自治体として、公的な機能を補えなくなってしまう可能性が高い。そこで、若年層の人口流出問題に対して一定のソリューションを与えるべく「かえる舎」を設立した。

【１．「やりたい」を育てる】
地域をフィールドとして、子どもに地域を伝え、地域の可能性を探るきっかけを創出する。
【２．「できる」を育てる】
地域をフィールドとして、子どもが課題を発見し、解決することができるように実践的なフィールドを設定し、課題解決のプロセスを学ぶ機会を創出する。
【３．「つくる」を育てる】
地域をフィールドとして、子どもが自ら主体的に課題を設定して、その解決に向けた取り組みをサポートし、子どもが社会を変える機会を創出する。

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