平成24年4月にＮＰＯの認証が下りたばかりの事業所です。障害者自立支援法の障害者福祉サービスのうち、居宅介護・重度訪問介護事業を申請。6月より認可を受けています。同時に生活サポート事業も申請し、上尾市・蓮田市で認可を受けました。現在伊奈町・桶川市へも申請を行っています。事業所の広報をこれから進めていきますが、それ以前より問い合わせがきはじめている状態です。事業所としての障害児者への実績は設立間もなくこれからのものですが、、設立メンバーは家族に障害者を抱えていたり、障害者と関わる仕事に携わっていた者で構成し、「障害児者が住みよい地域作り」への思いを強く抱えていると、自負しています。特に代表者は、平成17年より同地区で介護保険在宅サービスを運営中です。小規模デイサービスと居宅介護支援事業を運営し、「自宅にいるように寛げる場所」と「在宅生活を希望する方々が安心して暮らせるプラン作り」を目標に地域に根付いた支援を日々行っています。小規模デイサービスに併設して宅老所を運営も行っており、障害者・高齢者を問わずに、日中の一時預かり・緊急時の宿泊施設として活動を行っています。

（１）保険、医療又は福祉の増進を図る活動・・障害者や障害者を家族に持つ方々が、必要と感じておられる日常生活での家事・入浴の介助など身体介護、買い物や病院への付き添い等、障害者福祉サービス事業。家族以外の人と行動を共にすることや、余暇活動など様々な体験や1人では困難な外出などを支援する生活サポート事業。同学年・他学年との交流による対人関係の構築、身体のいろいろな感覚を養うための療育などを目的とする放課後児童デイサービス事業。また、生活サポート事業の一時預かりや放課後児童デイサービスの利用時には、障害のない方たちとの交流も行っていきます。これら以外に生活上必要な移動を支援する移送サービスの活動を行っていきます。
（２）職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動・・できること、やれることを見つけ自分に自信を持つことができるようにすること。働くことにより更に自信をつけ、意欲を持って生きること・自分が必要とされていることを実感して頂けるよう活動していきます。将来的に地産地商をベースとした事業展開も活動目標として視野に入れています。また、働くことで賃金を得、自身で自立した生活を実現するための糧とすることも目標に、企業への就職ができるような学習・訓練機会を設けていきます。
（３）社会教育の推進を図る活動・・上記の活動を基本に障害をお持ちの方が普通に外出や就労できるようになり、地域で障害児者が生活していることを知っていただくよう努めていきます。また、それが当たり前のことになるよう様々な支援者・事業者との連携を図った取り組みを行い、必要に応じ情報発信を行っていきます。
（４）まちづくりの推進を図る活動・・当法人の周辺は新興住宅地と農家が混在しています。農業では梨と巨峰の生産農家が多く、また埼玉県産の彩のかがやきなど米作も行われています。反面、後継者問題による梨畑の伐採など残念な光景もみられます。先の地産地商を実践し、地元で取れた果実や野菜・米を仕入れることで少しでも、地域での農業経営の一助になる取り組みも活動として行っていきます。また、人口増加に伴うことで、町の活性化が図られていますが、一方で独居の高齢者や障害をお持ちの方も増えています。町ぐるみの情報発信などが行われていますが、今以上に情報が伝わり孤立化が防げるよう訪問を行ったり、近隣とのつながりが持てるような工夫や橋渡しなどの実践も行い、誰もが安心して生活できるまちづくりの推進を実践していきます。
（５）前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動・・前各号を実践・維持していくための必要な運営を行っていきます。対人との関わりからそれぞれの事業は展開されるものであり、その為には法人としての活動目標や理念を理解してもらうための職員教育を行います。また、次世代を担う若い人材の育成にも努め、当法人の設立の趣意が逸れないよう情報共有・連絡等に努めていくものです。

無