２００４年に知的障害者無許可小規模作業所を開始した。その後、事業を発展させ、２００６年に障害者デイサービスセンターの許可をとり、２００７年に障害者地域活動支援センター・日中一時支援事業・生活支援センター「PAN」を開始、２００９年に多機能型指定生活介護事業所「かわせみ工房」および多機能型指定就労移行支援事業所「うたたね」を開始、２０１２年に共同生活介護「さがみねハウス」・短期入所「ぴっといん」・相談支援「てくてく」・児童発達支援事業「すてっぷ」を開始した。設立以来、「障がいの有無にかかわらず、全ての人が、自分らしい役割を持って、安心して暮らせる街づくりの実現」を理念に掲げ、活動を展開している。
　代表者である理事長横倉裕子は、社会福祉法人にて指導員、有限会社にて訪問介護員として実践を重ね、２００４年に当法人が開所したときから指導員・管理者をつとめ、２０１１年に理事長に就任した。

障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業として、「日中一時支援事業」を行っている。内容として、学童期の作業訓練・社会参加訓練・療育相談・駄菓子販売を行っている。基本的に平日の午前9時30分から午後7時までを営業時間としている。一日平均１０名が利用している。
障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業として「生活介護」、「共同生活介護」「短期入所」、「相談支援」を行っている。「生活介護」では、主に畑作業・農園作業・パン作業を行っている。畑作業では、年間を通じて無農薬野菜の栽培に取り組み、収穫された野菜は地元の産直販売所に出荷している。農園作業では、ビニールハウスにて野菜苗の成育を行い、地元の花市場で販売を行っている。年間を通じて約80品種を販売している。パン作業では、畑で収穫された野菜を使用しパンの製造・販売を行っている。生活介護全体で、一日平均１８名が利用している。基本的に平日の午前9時30分から午後3時45分までを営業時間としている。「共同生活介護・短期入所・相談支援」については２０１２年度より事業を開始している。「共同生活介護」は利用者が自立を目指し、地域において共同して日常生活を営むことができるよう、その利用者の身体及び精神の状況ならびにそのおかれている環境に応じて、共同生活住居において食事の提供、利用者の意思および人格を尊重したサービスの提供を目的としている。現在4名が利用し、暮らしの支援を実践している。「短期入所」は利用者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、また介護者の介護負担軽減をはかることを目的としている。「相談支援」は主に地域で暮らす方々や障がいがある方の相談業務などに取り組んでいる。
児童福祉法に基づく障害児通所支援事業として「児童発達支援事業」を行っている。２０１２年度より事業を開始し、日常生活における基本的動作および知識技能を修得、ならびに集団生活に適応することができるよう、適正かつ効果的な指導訓練を行っている。

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