気仙沼ゲストハウス”架け橋"(任意団体)

基礎情報

団体ID

1177366778

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

気仙沼ゲストハウス”架け橋"

団体名ふりがな

けせんぬまげすとはうすかけはし

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

代表者役職

代表

代表者氏名

田中 惇敏

代表者氏名ふりがな

たなか あつとし

代表者兼職

特定非営利活動法人HOME-FOR-ALL事務局

主たる事業所の所在地

郵便番号

988-0252

都道府県

宮城県

市区町村

気仙沼市

市区町村ふりがな

けせんぬまし

詳細住所

波路上後原143-1

詳細住所ふりがな

お問い合わせ用メールアドレス

kakehashi.guesthouse@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

080-3985-9973

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~20時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2013年3月15日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

宮城県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

18名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

青少年、地域・まちづくり、災害救援、経済活動の活性化、観光

設立以来の主な活動実績

震災後現地に滞在し地域の声を取り入れながらボランティアコーディネートを行う人材及び長期滞在できる宿泊施設の確保が責務であると考え当団体を設立した。当団体スタッフが被災地に滞在し、地域住民の声を聞きながら現地で本当に求められているボランティア活動を全国の大学生に向けて発信。被災地外を拠点とする学生団体(36 団体 1000 人以上)に気仙沼・南三陸のニーズを繋いできた。また空き家を地域住民と交流しながら泊まることができる宿泊施設として提供することで、ボランティアが長期滞在できる環境づくりを行ってきた。現在までに活動総数 5,000 日以上のボランティアコーディネートを行い、宿泊者は 1,000 名にのぼる。今年度の YOUNG JAPAN ACTION では全国の学生団体から最優秀賞に選ばれ、浅田真央氏を気仙沼に誘致、ラジオや CM、ニュースゼロといった報道各社にも活動の協力をいただいた。

代表者略歴
1993年1月13日 福岡県北九州市に生まれる
2011年4月 九州大学工学部建築学科入学
2012年3-4月 宮城県石巻市、山元町、気仙沼市、福島県双葉郡広野町にて始めてボランティアを行う
2012年5月 東北復興支援学生団体を立ち上げ、2014年3月まで代表として学生307名の1週間滞在の長期学生ボランティアのコーディネイトを行う
2012年12月 九大新キャンパス移行に伴って地域と学生の間の壁を感じ、キャンパス付近の空き家を他学生団体と連携して改修し、コ・ワーキングカフェ(コ・ワーキングカフェがやがや門)を立ち上げ事務局長として2014年3月まで地元商工会と共に経営
2012年5月 学生復興支援団体Q.E.D.Project架け橋を立ち上げ九州各県の大学から400人以上の学生ボランティアを派遣した(現東北支部長)。

現在は被災地のNPOにも所属している。
・NPO法人 海べの森をつくろう会
災害により失われた自然環境を回復させる事業
植樹活動を中心とした故郷づくりに寄与する事業/事務局としての管理業務
・NPO法人 HOME-FOR-ALL
「みんなの家」ネットワークを構成・後方支援事業/事務局としての管理業務

団体の目的
(定款に記載された目的)

被災地が抱える多くの問題に各分野の専門家やボランティア・地域住民とともに向き合い、若者の柔軟な発想をもって解決を目指していく。そのプロセスを日本の地方が抱える社会課題の解決にも役立てていくことが当団体の目的である。
被災地でのゲストハウスの運営やボランティアコーディネートを通して次のような社会課題の解決を目指していく。
1、人口減少問題
日本の地方では都市部への人口流出、過疎化が深刻な問題となっている。これを解決するために若者が地方を訪れ、定住したいと思える環境づくりを模索していく。
・若者が地方を訪れたいと思う観光資源や環境の整備
・若者がワクワクする仕事の準備
・若者が集い、楽しむ場所の確保

2、空き家増加問題
日本の地方には空き家が多数存在し、管理の問題など実際に被害が出てきている地域もある。これらの空き家を有効利用できる方法を探っていく。
・安価な値段で宿泊し交流を楽しめる「ゲストハウス」
・勉強を教えつつ若者の町おこしの参画を促すことのできる「高校生向けの勉強場所」
・若者同士及び地域の方と若者がつながることができる「カフェ」や「フリースペース」

3、情報化社会への対応と地域活性化
インターネット回線、パソコンの普及に伴い、人々の生活にパソコンは必要不可欠となっている。地方において次のような技術の習得を目指すことで、魅力の発信や仕事の簡略化ができると考えられる。これにより経済の活性化や新たな可能性を模索していく。
・Excel、Word、PowerPointの使い方
・インターネットによる情報収集、情報発信方法

この社会課題解決を実際に被災地の復興支援の中で模索していき、そのプロセスを他地方でも活用できるようモデル化していく。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

①ゲストハウスの運営              
宿泊した日の夕方頃にかけて語り部さん(震災当時の話をしてくださる地元の方)のお話を聞いていただく。
滞在費:無料
語り部さんからの被災体験の傾聴料:1人1日 1,500円
風呂・シャワーの使用:1人1日 500円
この形態をとることで滞在期間が短く地元の方から話を聞く機会が少ない宿泊客に東北を知り好きになってくださるきっかけとなり、地元の方の経済的支援に繋がる。

②現地視察案内
気仙沼を熟知したスタッフとともに車にて被災地を回りながら、見るだけでは分からない以前の様子や現状をご説明する。
所要時間 2時間程度
主なコース 震災遺構となる「向洋高校」
      10人の命を助けた「1本の欅の木」
      93名の尊い命が亡くなった「集会所跡地」
      日本有数の水揚げを誇る「気仙沼魚市場」 
      震災前からの景勝地である「岩井崎」「お伊勢浜」「浮島」

③ボランティアコーディネート     
被災地でのボランティア活動を提供する。内容は季節によって異なるが、ご希望の内容に合わせることが出来るよう尽力している。



現在特に力を入れていること

震災後5年目を迎えた現在、被災地での生活は落ち着き始めボランティアニーズは減っている。その結果今までのようなボランティアコーディネートの必要がなくなっている。しかしボランティアの減少に伴い被災地を訪れる人々が減少し、町や商店街の活気がなくなっているという現状がある。この現状を改善するためには継続して人々が訪問し続ける流れを作ること、被災地で暮らす方々が新たな生活基盤を確立していくためのアイディア、知識の習得を推進していくことが現在最も力を入れている活動である。
①ボランティアとして訪れた人々がもう一度被災地に来たいと思う環境を整え、継続して若者が来訪する流れを作る
ボランティアという形で若者が被災地に住む地域の方々と関わった結果、ボランティアと地域住民とが親密な関係を築くことができている。現在の日本で失われつつある地域と若者との繋がりが強固であることが東北の強みである。現状として住民からは「元気とパワーをもらった。」学生からは「〇〇さんにもう一度会いたい。気仙沼は第二の故郷のようだ。」との声が上がっている。このつながりをさらに強め居心地の良い空間を作り上げることで、東北に愛着を持ってもらい継続して若者が来訪する流れを作る。若者が継続して被災地を訪れる流れを作ることによって地域経済の活性化、及び活気あるまちづくりに繋げたい。
【活動予定】
新たに借り受けた空き家を業法上の簡易宿泊所としての認可を受ける本格的なゲストハウスとしてオープンさせるべく活動をしている。今後多くの地域住民とボランティアとともに改修工事を行う予定である。

②被災地で暮らす人々が新たな生活基盤を確立していくためのアイディア、知識の習得を推進していく被災地での生活は落ち着きを見せはじめているが、経済の新たな基盤を作っていくためには知識や技術の習得が求められている。実際に住民から「パソコンの使い方を教えて欲しい、観光客を取り戻すためにはどうしたら良いのか」との声が上がっている。このようなニーズを満たす活動を実施することで被災者の自主的な生活再建につながると考える
【活動予定】
大学生の夏季(9月) 、春季(3月)休暇に合わせて住民のニーズに合わせた勉強会や交流会を実施
・ 仮設商店街の商店からのニーズが高いExcel、Word、PowerPointの指導
・ 今ある景勝地や日本有数の水揚げを誇る気仙沼魚市場を観光資源とするコンテンツ作り
活動終了後は完成したフリースペースにおいて、地域住民と大学生が協力し合いながら気仙沼の農産物、海産物を使用した食事を準備し、一緒に食卓を囲む。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

大学ネットワークふくおか 2014年度最優秀学生団体賞
YOUNG JAPAN ACTION 2014 大賞
日本財団GakuvoStyleFund

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

NPO法人海べの森をつくろう会

企業・団体との協働・共同研究の実績

行政との協働(委託事業など)の実績