当法人は、「一生涯にわたる社会福祉」を揚げ、その第一歩として障がいを持つ方の地域参加と自立をめざし設立されました。
　障がいを持つ人の中には、すぐにでも就労できる人、訓練をすれば就労できる人、就労は無理でも福祉作業であれば働く喜びを抱ける人など多種の形で「働く」ことを希望される方がいますが、それを実現するための環境がないために在宅とならざるを得ないのが現状であることを知りました。
　そこで、不足している福祉施設を立ち上げ、「自立を目指す場」としての環境を整えるために「多機能型大谷事業所（旧：大谷作業所）」が立ち上げました。
　当法人の理事長は、葬儀会社を経営していますが、特例子会社を設置するなど障がい者福祉・支援に実績があることから企業側から見た作業支援のノウハウを取り入れ、開設以来、自立への取り組みの一環として就職にも力を入れ、述べ71名の方が就職されています。
　今後は、一層の就労支援と福祉的就労の支援並びに居宅支援、また、新たな事業展開として、世情のニーズに応えるための高齢者福祉を推進する計画になっております。

　当法人は、障害福祉サービス事業所として「多機能型大谷事業所」を運営しています。事業としては、「就労移行支援事業」と「就労継続支援事業Ｂ型」を行っています。
　就労移行支援事業では、2年内を目途として就職のための訓練を行います。訓練には、「具体的な作業指導から数量や時間、言葉の使い方、傾聴の仕方等を学ぶための座学」また、「就職後の就労生活に関わる支援」を主体として取り組んでいます。
　就労継続支援事業Ｂ型では、「自立への意欲や社会性、仲間との協調性を養うこと」また、「働く喜びを感じて生き生きと自分らしく生活すること」を目指して取り組んでいます。その中でも、個々の個性を発揮することや新たな作業に挑戦することで、たくさんの工賃を得ることを全員の目標として取り組んでいます。

　近隣のコミュニていーセンターと地域貢献の一環として「地域清掃活動を」2か月に1回実施しています。

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