福島県のほぼ中央に位置する郡山市の医師会で、会員数は約600名。明治40年に安積郡医師会として設立し、大正9年勅令による安積郡医師会となった。大正13年に郡山市制が施行され、一時、郡山市医師会と安積郡医師会の2つが並存したが、後に合併して郡山医師会となった。

■郡山医師会（本会）の運営　
■郡山市医療介護病院の管理運営（郡山市→指定管理）
■郡山市医療介護病院居宅介護支援事業所の管理運営
■富田指定介護予防支援事業所の管理運営
■郡山医師会訪問看護ステーションの管理運営
■郡山看護専門学校の管理運営

■郡山医師会（主なもの）
　・医業経営の実態調査及び対策
　・医療事故防止に関する講演会や研究会などの開催
　・生涯教育の推進と学術講演会の開催
　・郡医ニュース、医師会報発行などの広報活動
　・特定健診、特定保健指導への対応及び関係機関との連携
　・救急医療体制の充実と二次救急医療体制の連携強化
　・郡山医師会災害医療救護対策本部の設置
　・県中圏域医師会との連携
　・高齢、障害福祉に関する行政及び関連企業団体との連携
　・産業医活動の充実及び小規模事業所健康管理の実施
　・学校医保健活動の推進
　・保育所、幼稚園の保健対策
　・スポーツ医学の普及
　・母子保健の普及
　・精神保健の充実
　・准看護師、看護師の教育体制への対応
　・郡山市健康振興財団運営の協力
　・警察医活動支援の継続と充実
　・郡山市医療介護病院の管理運営
　・郡山看護専門学校管理運営
　・放射線による健康被害への対応
　・郡山市放射線健康管理センターへの支援体制の充実

■郡山市医療介護病院（介護療養型医療施設/短期入所療養介護/通所リハビリテーション含む）
郡山市医療介護病院」という名の通り、郡山市における医療と介護をつなぐ病院として、ハード面の建物は郡山市が建設し、ソフト面の管理運営は指定管理者制度によって指定を受けた郡山医師会が担っている。　開院以来3,000名近くの方々から入院の申込みを頂き、120床ある病床の年平均稼働率は98％前後となっている。毎年百数十名の方々が入退院されているが、その半数近くは当院で看取らせて頂いた。その他の退院された方々についてみてみると、昨年の在宅復帰率は全国平均を11％上回る57％でした。今後についてもますます患者の重度化が考えられる中、当院及び各事業所においてユマニチュードの技法を組織全体で取り入れ、認知症の人と良好なコミュニケーションを取り、人格を大切にしてケアすることで、一人ひとりの患者に寄り添い、そしてその人らしい生活を支援するため今後も努力していく。

■講演会及び公開ラウンドテーブルの開催
　「優しさを伝える技術～ユマニチュード」
　「ユマニチュード～郡山市医療介護病院での挑戦」
　・日時：平成27年1月31日（土）
　・場所：メグレズホール
　・共催：郡山市
　・参加者：市内医療機関及び介護保険関係事業所、郡山市職員等計300名
　

無

4名