プレパレの前身となる「もみじ家族会」は、平成10年に精神障がい者の家族等の13名で発足しました。平成11年からは市内の地区公会堂や民家を不定期で借り、障がい者、そしてその家族等念願の「もみじ作業所」を開設しました。
その後、安定した作業所の運営を図りたいことから、平成16年に作業所、食堂、事務室のある工場跡を借り受け運営をおこなってきました。
　平成19年、社会福祉法及び障がい者自立支援法（現在は「障がい者総合支援法」）に基づく、
市町村が行う地域生活支援事業として、富岡甘楽圏域市町村（富岡市・甘楽町・下仁田町・南牧村）
からの事業委託を受けることとなりました。
そこで「プレパレ（社会復帰にむけての準備を意味するプレパレーションより）」と名前を新たに
精神障がい者のための地域活動支援センターとして、精神障がい者における生活支援の場として、重責を担ってきています。
　精神障がい者を中心とした小規模作業所の運営を続けて来た経過の中で、障がいのある人達に
もっと多くの作業と収入を保障する為に、平成25年、法人格を取得しました。
法人格の取得により、念願であった作業所の移転を市町村に強く要望することができ、
たくさんの方のご協力のお蔭で移転先を決めることができました。
作業場所や調理場が広くなったことにより、さらに仕事の幅を広げることが出来るようになったため、利用者の収入増を達成すると共に、地域に根ざした活動をより強固なものとするべく
試行錯誤しながら日々仕事に励んでおります。

【受託事業】
・ホチキス針の箱詰め
・レトルトカレーの箱詰め
・カタログの袋詰め
・防水テープの検品・梱包
・イヤホン掃除　　　　　　等

【自主製品製造販売事業】
・クッキー
・やきもち
・シフォンケーキ
・ドーナツ
・ジャム　等

製造した商品は地元スーパー、道の駅、個人商店などに納品。
また、市役所、役場、学校などで日にちを決め直接販売しています。

【その他】
　◎レクリエーション
　　・年２回バス旅行（家族会、ボランティア団体、関係機関職員参加）
　　・他施設とのソフトバレー交流
　　・食事会
　　・地域運動会への参加　等
　◎研修等
　　・清掃プログラム
　　・他施設見学会
　　・職場実習
　　・合同面接会参加　等
　◎実習生受け入れ
　　・養護学校等（みやま養護学校・高崎高等養護学校）
　　・大学等（群馬大学・群馬医療福祉大学・上武大学・自治医科大学
　　　　　　　健康科学大学・東北芸術工科大学）

　当施設は、関係機関や協力団体との関係を密にし、地域との関わりを大切に運営をしていきたいと考えています。既に現在、地元企業や、商工会、ボランティアの方々など、私どもの活動を知ってご協力くださっている方々がたくさんいます。
地域の方々が気軽に立ち寄れるような施設を目指して行きたいと思っています。
開かれた施設で、利用者も地域の皆様と関わりを持ちながら、社会復帰に向けて作業に励んでもらえるようサポートしてきたいと考えています。

富岡地域自立支援協議会主催　「アールブリュット」参加
富岡市社会福祉協議会主催　「わくわくフェスティバル」参加
他施設とのスポーツ交流会
養護学校生・大学生実習受け入れ

無

4名

 

 

 

 

 

平成27年5月8日総会にて事業報告済み

パンフレット