ニートや引きこもり、障がい者が米作り・販売などを通して自立につなげる雇用支援
在宅被災者1,200世帯への巡回型被災高齢者等訪問事業　
仮設住宅や孤立地域での300回を超える炊き出し支援
仮設住宅における自治会設立支援
一時預かり保育所の運営
地域の高齢者が集まり農作業を通じて交流、自立のサポートを目的とするソーシャルファーム事業
平成22年９月　人間力開発協会奨励賞　　　平年２４年２月　地域づくり総務大臣表彰

巡回型被災高齢者等訪問事業・・・2011年3月11日の東日本大震災により被災した方々への支援として始まった事業。（同年7月20日に石巻市福祉総務課より業務委託を受ける。）主に、仮設住宅に入らず被災した家屋での暮らしを余儀なくされた高齢者を対象とし、石巻市内およそ15,000件の調査で、体調、生活環境などを聴取し、最低限の生活を取り戻すために必要な支援につなげるということを目的としている。また、定期的な見守り、コミュニケーションをとることによって孤立・孤独死を防止する活動である。

ソーシャルファーム事業・・・震災以前は農業活動を通して就労の場を与え、生産された商品を「ウェルフェアトレード商品（社会福祉取引商品）」とし、一般企業との協働という形で販路を開拓。収入源は事業収益が中心であり、政府の助成金には依存せず、高い自律性を保っている。障害者、ニート、ひきこもり、学生、そして地域住民が協働するという、地域が地域を支える取り組みの中心になっている。震災後からは高齢者が中心となる社会的弱者を対象とした形でソーシャルファーム事業を展開している。

子育て支援事業・・・調査を行い被災した保護者の心のケアや子どもの成長をサポートするために、石巻に託児所を作る支援事業を開始する。孤立しがちな住宅育児者のストレス軽減、震災の影響で働く場所を失った保育士さんの雇用支援など、継続的で直接的な支援活動を行っていくことにより、それぞれの被災者の自立を目標としている。そして、子供たちの笑顔が溢れる日常が戻り、被災地復興への一助となることを目指している。

市民協働推進事業・・・石巻市民が日常生活を送るうえで不安に感じている事を解消するために市民生活支援センターを設立し、ワンストップでそれぞれの事象に対して適切な支援、必要機関を紹介することを目的とします。また震災によって失われた地域コミュニティを再形成するコミュニティ形成事業室や伴走型の就労支援を行うパーソナルサポートセンター事業を行います。

生まれ育った地域で再び暮らすことを望むものの、この地域でらす誰もが先の見えない復興に対して少なからず不安を抱えています。その不安を少しでも解消する光になれるよう地元で活動を続けます。
上記「被災高齢者等巡回訪問事業」は、平成25年度も委託継続が決定しており、さらには市内全域で7,241人（H22、3月データ）居るとされる災害時要援護者に対しても、市防災ネットワークと民生委員との協働連携の基、新たな見守り訪問活動を行うという事業展開が決定しております。今後も見守りが必要とされえる高齢者は増す一方で、その中にはまだまだ働ける方が数多く含まれており、巡回型だけでなく自ら活動することで前を向いてもらうことも必要となって来ます。働ける方には、一つのモデルとして慣れ親しんだ農業を通じてやりがいを獲得してもらい、長期的に農場経営をしていける体制を企業と連携することで構築し、被災者の雇用創出・生きがい創りを目指すソーシャルファーム事業を展開いたします。働きには出られない高齢者に対しては、各地域の集会所などに集まってもらい交流会を開催しながら小さな単位からコミュニティを再形成して地域活性を図ります。また、震災により仮設住宅と、在宅に分断された地域コミュニティの再建も、今後の復興には欠かせないものと考え、新たなコミュニティモデルを作る為の調査及び支援活動を行っています。高齢者に限らず子育て環境の改善も急務と考え、今現在も十分な保育（託児）が受けられない状況下にある親にとって、長期の家庭保育を余儀なくされる状況が、計り知れない育児負担となっているものと思われることから、一時預かり型の託児環境を提供することで、小さな子どもを抱える被災者世帯の問題を解消したいと考え、平成24年4月より、被災者対応型託児所オレンジを開設いたしました。同時に、子どもサポートステーションオレンジを設立し、子育てに関する様々な情報の発信基地としての役目を担い、情報誌を発行し子育て環境を改善していくことを目標に活動して行きます。

•ラッシュジャパン
•J.P.モルガン
•STEAM CREAM

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