1933年 9月　高柳暉は、東京市本所区中ノ郷８８番地(園主居宅)に東京ろうあ技芸学園を創立し、　　　　　　　貧困ろうあ児の教育育成を開始する。
1947年 1月　高柳暉逝去(正七位)に依り、高柳一子代表者となる。
1948年 1月　東京愛育苑と改称。児童福祉法に依る、ろうあ児施設(後に金町学園)及び養護施設　　　　　　　　(後に向島学園)として認可される。
1951年10月　昭和天皇,皇后両陛下行幸啓される。
1954年 8月　社会福祉法人　東京愛育苑の許可をうける(理事長,高柳一子)。
1956年12月　高松宮,同妃殿下、金町学園に台臨される。
1966年 9月　東京愛育苑さゆり保育園許可される。
1973年 2月　理事長 高柳一子(勲四等従五位)逝去により、医学博士高柳欽一が理事長に就任。
1986年10月　高柳博子常務理事兼向島学園施設長が厚生大臣賞を受賞。
1993年 5月　理事長 高柳欽一逝去により、高柳博子が理事長に、富田貴が常務理事に就任。
1993年 7月　富田貴常務理事が東京愛育苑ケアレジデンス施設長に就任。
1993年12月　常陸宮,同妃殿下の台臨を仰ぎ、東京愛育苑ケアレジデンス竣工開所記念式典を挙行。
1994年 1月　介護老人保健施設　東京愛育苑ケアレジデンス事業開始。
1998年 4月　東京愛育苑訪問看護ステーション事業開始。
2004年 4月　高柳博子理事長が顧問に、富田貴常務理事が理事長に就任。
2006年 4月　東京愛育苑居宅介護支援センター事業開始。
2006年 5月　東京愛育苑ヘルパーステーション事業開始。
2012年10月　富田貴理事長が順天堂大学医学部客員准教授に就任。

　戦後孤児の養育と社会的自立支援のため昭和２３年１月より児童養護施設「東京愛育苑向島学園」定員40名の経営及び福祉型障害児入所施設「東京愛育苑金町学園」定員30名の経営に始まり、女性の社会進出支援のため昭和41年1月に保育所「東京愛育苑さゆり保育園」定員78名を、急増する高齢者支援のため平成6年1月に介護老人保健施設「東京愛育苑ケアレジデンス」入所定員100名、通所リハビリテーション定員40名を、平成10年4月に訪問看護事業「東京愛育苑訪問看護ステーション」、平成18年4月に居宅介護支援事業「東京愛育苑居宅介護支援センター」、同年5月に訪問介護事業「東京愛育苑ヘルパーステーション」をそれぞれ開設した。

　当法人の基本理念は、福祉ニーズの高い社会的弱者を救うため、ペスタロッチのヒューマニズムの精神に則り、福祉サービスと医療サービスの連携、協力により、その時代に即した社会福祉事業を展開することである。
　今すぐ新しい福祉事業を展開する予定はないが、今後も地域や社会の実情に即し、福祉ニーズの高いところに支援を行っていく。

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