高齢者

　この社会福祉法人（以下「法人」という。）は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う。
（１）第一種社会福祉事業
　　　（イ）児童擁護施設今井城学園の設置経営
　　　（ロ）特別養護老人ホーム青梅天使園の設置経営
（２）第二種社会福祉事業
　　　（イ）老人短期入所事業の経営（青梅天使園）

私たちは三つの安らぎを追求しています。
安心　敬愛の情のこもったサービスが常に提供されている安心あふれた生活
①健康管理
一般的に特養は、非常勤内科医・精神科医と雇用契約をしているが、当法人施設ではさらに、歯科医皮膚科医も雇用している。歯の有無は、咀嚼・嚥下・誤嚥・消化に大きく関係している。月一度の診察・口腔指導等予防などに役立っている。また、皮膚についても観察や衛生面が重要で、湿疹疥癬などの予防・早期発見や治療に努めている医師が多いことで利用者はもとより、ご家族の方も安心していただいている。
②組織的サービスができる職員の養成
新入職員に対し「チューター制度」を設けている。これは段階的に各勤務形態の業務を教育していき指導者が新入職員と勤務を一緒に組み、１対１で担当していきます。教育マニュアルに従い評価し、次のステップ（勤務）に進みます。
③利用者の皆様の声を聞く
ア、園長・利用者懇談会　園長も利用者の方と多く接する機会を求めていて、定例的に月１回以上、全体懇談会を設けている。発言の内容により緩急に対応している。
イ、各階利用者懇談会　月に１回フロアー別により密接な懇談の場として開催している。また、生活相談日として日常的相談以外に介護職員、生活相談員との日を設け、相談や悩み・要望など利用者から個人的に相談を受けている。
安満　安らかで楽しみに満ちた生活
①利用者と地域との交流
外出する機会を多く設け、地域内の行事に参加している。逆に、地域の方を「春祭り」・「敬老会」などに招待し年間を通し、交流を深めている。また、面会来園するご家族はほぼ決まっているので、「家族食事会」と称し、他ご家族も面会に来園する機会を設けている。
②季節感あふれる食事
季節感を出すために飾り付けを食堂に利用者とともに行っている。献立については、毎月開催している献立検討委員会にメンバーとして、利用者の方も出席していただき、意見等を聞いて提供している（季節食材の献立・バイキングなど）
③趣向を凝らした行事やレクリエーションに実施
アンケートの結果、特に今年は昨年より始めたクッキングクラブが好評で、今年は実施回数を増やしました。また、利用者の方と担当職員との「個別外出」行事をつくり、ショッピングや外食を通し、職員との信頼関係など更に築けるようにしている。
安全　安全に十分配慮された生活
①災害対策に万全の配慮
毎月、防災訓練の実施はもちろんですが、特に救急処置は大切で、毎年「普通救命講習」を実施し、修了証の期限を切らす事なく維持している。これにより、東京消防庁より「救命講習受講優良証」を受理し掲示している。これに伴い、職員の防災や災害に対する意識の向上が保たれている事や、利用者やご家族から安心・安全という意見が聞かれている。
②不慮の事故・感染症防止を組織的に取り組む（リスク管理委員会の強化）
ア、事故予防を図るために、日頃の「ヒヤリ／ハット」した場面の実例をもとに振り返り、原因・検証・分析・改善としている。
イ、緊急対応の訓練や講習を実施し、急変時に慌てず落ち着いた対応ができている。
ウ、感染症の予防として各場所に、マスク・消毒液などを設置し、外来者にも協力を求めている。また、各居室の他に各階談話室や廊下など空気清浄機・加湿器を設置している。なお、除菌水の散布は１日２回実施している。

4月

認定なし

 

 

未実施