１９９９年より、人間的な成長を願う大人達が、オーストリアの思想家であるルドルフ・シュタイナー（１８６１〜１９２５）の人間観、世界観を学び実践する場としてスタートしました。
定期的な勉強会やシュタイナーの芸術論に基づいたオイリュトミー（身体表現）クラスや手仕事の会から始まったこの活動は、２００７年、シュタイナー教育観の実践の場として０歳から３歳までの乳幼児と母親を対象とした親子クラスに発展していきました。２０１０年からは小学生以上の子どもと大人を対象に言語造形を学ぶ「子どもとおとなのためのシュタイナー演劇塾」を開講。幅広い層の子どもと大人が共に成長する場として約１４年間活動を続けています。
2014年4月より、親子クラスを終了した子どもたちのための成長の場として、4歳から6歳児対象の「こども園ほしの子」を開園。
同施設内にて親子クラス２クラス、子どものそばにいる大人のためのアントロ講座、大人のオイリュトミークラス、言語造形クラス、普遍人間学クラスを運営。
シュタイナー教育の体験の場としての子育て広場も運営もしております。

こども園ほしの子の運営。
親子クラス、言語造形クラス、オイリュトミークラスの企画、運営、およびその他新規クラスの企画。
ライアーコンサート、講演会、勉強会の企画、運営。

教育の多様化や親の労働環境の変化の中で、「自ら学び教育に参加する親」を支える場の必要性は、今後ますます高まると考えています。
正解のない子育てに、迷い、悩みながらも親として精神的に成長しようと努力する親や大人が側にいて、こども達の成長を見守っていくこと。そして、周囲と力を合わせながら、一生懸命楽しく生きていく大人達の姿が子ども達の側にあること。こういった「大人達を通じて、生活そのものから学ぶ環境」を整えることが子どもの成長にとって一番大切なことだと私たちは考えます。
現在、子育て支援の多くが「子どもを預けることで親の負担を軽くする」という方向で進められています。しかし、子育てをめぐっては周囲の理解も含め「親であること」が負担なことではなく、子どもや教育に向き合う経験が「人間的な成長にプラスになる」ということや、「子育てを通じた社会参加」と捉えられる環境創りが必要だと考えています。

無

和歌山県社会福祉協議会、和歌山市ボランティア協会

 

10名

 

 

 

 

パンフレット表・裏表紙
パンフレット内面