【活動実績】
復興支援型地域社会雇用創造事業　SEEDx地域未来塾 ファシリテーター養成講座企画・運営
NASA主催 International Space Apps Challenge 2013 Tokyo アイデアソン企画運営
日本財団主催　未来を変えるデザイン展　Hackathon for Social Change アイデアソン企画運営
生まれたてNPO法人のビジネスモデルを考えるワークショップ企画運営

【設立の経緯】
天然資源に乏しく、今後厳しい社会状況が続く日本にあって、無尽蔵に汲み尽くせない宝は「知」であると、わたくしたちは考える。その「知」は、これまでの「経済成長を前提とした時代」に共有され、予め答えがわかっている問いについて蓄積された「知識」ではない。東日本大震災のように予想だにしない状況が発生して眼前に現れる難題や、複雑化する社会階層を反映し、さまざまなステークホルダーの調整・合意形成が必要な課題を解決する創造的な「知」である。こうした「創造的な知」は、今後の日本の社会を動かしていくエンジンになるとわたくしたちは確信している。それも、そのエンジンは、一部の専門家だけではなく、日々の暮らし＝現場に向かい合うたった一人の「個」の発露＝ひらめき、すなわち「アイデア」の化学反応から動き出す。一滴の発露が集まって、大河につながっていくように、一人のアイデアが表現され、共感され、共鳴されることで創発が生まれる。その創発のエネルギーこそが、時代を動かすエンジンになっていく。
折しも、地域の未来を語る対話「フューチャーセッション」が各地で開催されるようになっている。また、国・自治体レベルでも、地域問題を明確に共有する際に欠かせない行政データの公開＝オープンデータ＝のムーブメントも急速に展開しはじめた。対話を対話に終わらせず、創造的な知をアクションに結びつけて、地域コミュニティ・テーマコミュニティをエンパワメントしていくこと、そして、データに裏打ちされた「解決すべき課題」について、「じぶんたちごと」としていく現場を創り出すアクションが、今、求められている。

この団体を設立しようと集まったわたくしたちは、これまで、それぞれ職業として、企業のイノベーションを生み出すためのファシリテーションや地域再生のためのワークショップ設計、市民の声や活動をウォッチして発信していくメディア活動などに携わってきた。そこで培ってきたさまざまな専門的スキルを、社会課題解決のため必要とする人たちに公開・共有することで、一人一人の中にある小さなアイデアの種を芽吹かせ、育てる支援をしたい。
具体的には、アイデア創出や価値創造がいつでも、どこでも、だれにでも実行できるように、ヒト（ファシリテーターや実践者）、モノ（ツール・メソッド）、　環境（場所や空間）のプラットフォーム提供を目指していく。そして、難局を一歩でも解決に向けて動かすパワーにつなげる「アイデア創発」を推進していく活動を、わたくしたちは、行政・教育機関・他NPO団体をはじめ、多様なセクターとの連携しながら、始めたいと思う。

【代表者略歴】
　矢吹博和
　株式会社ラーニングプロセス 代表取締役
　視覚会議®の開発者。見える化を活用した思考法、発想法、ファシリテーション
　のスペシャリスト。

１．社会課題解決のためのワークショップ運営活動

２．課題解決のためのワークショップ企画・運営支援活動

３．ファシリテーター育成・認定活動

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