2005年に鳥羽まちなみ水族館実行委員会を設立して以来、5年間にわたり、海に漂着した流木やペットボトルなどの海ゴミを回収し、それらを用いたアート作品展を開催してきた。また、市内の小中学生に紙粘土を無料配布し、海の生き物に関する作品づくりをお願いしている。これらの活動を通して、海に親しみをもち、海にゴミを捨てない環境意識の向上を図っている。また、これまで毎年市内各所で作品づくりを指導する作品制作教室も開催しているほか、生涯学習教室や放課後児童クラブにも作品指導を行なっている。年々たくさんの方にご理解とご協力を頂き、市内の小中校のほか、高校の美術部からも参加を頂き、毎年400～600点を越える作品が集まっている。これらの作品を夏休み期間に合わせて、鳥羽駅連絡通路や鳥羽ビジターセンター、鳥羽歴史文化ガイドセンターなどに展示することで、環境意識の向上を呼びかけるとともに、地域の活性化や当地域を訪れた観光客の方にも喜んで頂ける「おもてなしの空間づくり」にも貢献している。このような活動は毎年新聞、テレビで多く取りあげられ、全国に広く情報発信されている。平成20年には日本中国韓国10都市でつくる東アジア経済交流推進機構環境部会での作品展示要請があり、山口県下関において出張展示されて話題となった。また平成23年3月12日には三重県主催の「伊勢湾をゴミ箱にしないで!」伊勢湾海岸漂着物会議(名古屋国際センター)において作品展示をおこなう。

会則第3条による事業内容

(1)流木や海ゴミの回収活動
(2)流木や海ゴミ、紙粘土を用いた作品の制作
(3)流木や海ゴミ、紙粘土を用いた作品の制作教室の開催や指導員の派遣
(4)流木や海ゴミ、紙粘土を用いた作品の展示
(5)海に関わる講演会の開催
(6)海に関わる研修会の実施
(7)事業活動周知のためのホームページの充実
(6)その他前条(会則2条)の目的を達成するために必用な事業

今後は様々な団体と連携を図るとともに、海ゴミや紙粘土を用いた制作教室を充実させるとともに、海に関する講演会や研修会を開催して、さらに多くの人に対して環境意識の啓発に努めていきたいと考えています。

無

賛助団体:　鳥羽商工会議所　鳥羽観光協会　伊勢志摩国立公園協会　鳥羽水族館　鳥羽1番街

 

 

 

 

 

 

 

 

2007パンフレット
2007パンフレット裏
2009パンフレット
2009パンフレット裏
2010ポスター