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医療法人社会医療法人社団 同仁会
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団体ID |
1235634571
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法人の種類 |
医療法人
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団体名(法人名称) |
社会医療法人社団 同仁会
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団体名ふりがな |
しゃかいいりょうほうじんしゃだん どうじんかい
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
千葉県南部を中心として精神医療を行ってきた中核病院として、高齢者や障害者が地域で暮らせるように、在宅サービス、通所サービス、に取り組んできました。また、当院は、地域に貢献し、営利を追求しない病院として、2010年より社会医療法人に変更して、取り組んできました。
2010年8月、社会医療法人として認定され、地域に貢献する病院として取り組んでいます。 社会医療法人とは、医療の公益性を高めるために平成19年4月1日から創設された新しい医療法人の形態です。非営利性を徹底しながら、安定的に地域医療を提供して、従来公立病院が担っていた公益的な役割をも担う民間の医療法人のことです。 また、社会医療法人には、医療と福祉が連携したサービス、救急医療体制の整備、長期定常的な入院の解消と、地域社会の中での患者様の生活の場の整備など、地域に必要なケアを切れ目無く提供することが期待されています。 私たち同仁会木更津病院は、今後、「社会医療法人社団 同仁会 木更津病院」として、地域に開かれた病院を目指し、皆様の健康に貢献できるよう日々研鑽してまいりたいと思います。 私どもの病院では、多様化するニーズに応えるべく、年々医療の質の向上を図っています。今年から、うつ病の再発防止、軽症うつ病のより良い治療を図るため、うつ病の認知行動療法を拡充致します。また、年々増える双極性障害の治療のため、心理教育プログラムを導入致しました。また若年層に急速に広がる発達障害等の早期治療のために児童思春期外来も設けました。 また、近年の医療の変化にあわせ、訪問診療、訪問看護も充実させていく様、取り組んでいます。 精神科デイケア、ソーシャルワーク、訪問看護を備えた精神科単科の病院ですので、高齢者や障害者が地域で暮らせるように、在宅サービスや、通所サービスにも、これからも、取り組んでいきます。 わたしたち木更津病院は、地域のみなさまの健康をこころのケアで支える病院です。相談から入院治療まで、地域の中核的な精神科単科病院として、医療・福祉行政とも連携しながら先進医療サービスを提供しています。 地域に貢献する病院として取り組んでいます。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
加藤 敏
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代表者氏名ふりがな |
かとう さとし
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代表者兼職 |
社会福祉法人 しおかぜ 理事長、医療法人社団 吉祥会 理事、加藤病院 名誉院長
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
292-0061
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都道府県 |
千葉県
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市区町村 |
木更津市
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市区町村ふりがな |
きさらづし
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詳細住所 |
岩根2-3-1
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詳細住所ふりがな |
ちばけん きさらづし いわね にちょうめ さんばん いちごう
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お問い合わせ用メールアドレス |
kisarazu@dojinkai-psy.jp
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電話番号
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電話番号 |
0438-41-1551
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
8時30分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 金 土
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
0438-41-1553
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
8時30分~17時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 金 土
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
292-0061
|
都道府県 |
千葉県
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市区町村 |
木更津市
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市区町村ふりがな |
きさらづし
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詳細住所 |
岩根2-3-1
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詳細住所ふりがな |
いわねにちょうめ さんばん いちごう
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
1960年9月1日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
1958年10月1日
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活動地域 |
県内
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中心となる活動地域(県) |
千葉県
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最新決算総額 |
5億円以上
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役員数・職員数合計 |
263名
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所轄官庁 |
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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障がい者、高齢者、福祉、保健・医療
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設立以来の主な活動実績 |
木更津病院の沿革
1958年 10月 医療法人社団同仁会設立 1960年 9月1日 精神病院の認可を受け開業 1961年 10月 精神衛生法(5条)指定病院となる 1962年 1月 3類看護承認を受ける 5月 病棟及び看護宿舎完成。 病床数150床になる 1963年 4月 第2代理事長として榎本武雄先生就任 7月 結核予防(36条)医療機関指定を受ける 1964年 1月 管理棟新築 4月 本館病棟改修 5月 病床50床増床。 病床数200床になる 1972年 3月 東病棟増改築 鉄筋コンクリート2階建 病床38増床 病床数388床になる 1F 老人病棟38床 2F デイールーム・検査室・歯科室・理髪室 1979年 1月 基準看護1類承認を受ける 12月 講堂(社会復帰施設)完成 1981年 4月 特定医療法人認可 1996年 3月 第2期病院建設工事契約、病床数207床 8月 精神科療養病棟(A)を取得(4F西病棟60床) 10月 精神科急性期治療病棟(B)を取得(3F西病棟60床) 1997年 1月 第2次経営診断実施(医療事業団) 7月 精神科療養病棟(A)を取得(268床)2F・3F・4F・5F東病棟 1998年 5月 精神科新看護基準を3:1(2F西61床)取得 2010年 8月 社会医療法人として認定を受ける 木更津病院概要 精神科病床数:388 床 (指定病床数 15 床) 病棟機能:精神一般病棟(15対1), 精神科急性期治療病棟 入院料1, 精神療養病棟 施設基準等:精神科応急入院指定, 精神科作業療法, 精神科デイケア 当院では次のようなご病気について治療やサポートを目指しております。 その他の病気でもご遠慮なくご相談していただき、対応いたします。 ○ うつ病 ○ 不眠症 ○ 統合失調症、治療抵抗性統合失調症 ○ 児童思春期のこころの問題 ○ 自律神経失調症 ○ てんかん ○ パニック障害 ○ 認知症 ○ 社会不安障害 精神疾患を持たれる患者様は年々増加しておりますが、それとともに精神医療へのニーズも多様化してまいりました。私どもの病院では、多様化するニーズに応えるべく、年々医療の質の向上を図って参りました。今年から、うつ病の再発防止、軽症うつ病のより良い治療を図るため、うつ病の認知行動療法を拡充致します。また、年々増える双極性障害の治療のため、心理教育プログラムを導入致しました。また若年層に急速に広がる発達障害等の早期治療のために児童思春期外来も設けました。また、近年の医療の変化にあわせ、訪問診療、訪問看護も充実させていく予定です。 当院は、医師、看護師の研修体制を強化しております。君津中央病院、千葉労災病院の研修協力病院として、研修医の教育指導にもあったっており、年間12名程度の研修医を受けいれており、千葉大学医学部の学生の臨床研修も受け入れております。また、看護部では、君津木更津看護学校、君津中央病院、帝京平成大学からの実習生を受け入れております。当院はまた、地域に貢献し、営利を追求しない病院として2010年より社会医療法人に変更しております。これからも、最新の精神医学を取り入れた病院として、皆様に信頼される病院作りを目指します。 |
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団体の目的
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千葉県南部を中心として精神医療を行ってきまして、現在は388床の精神医療の中核病院に成長しました。法人としては、特定医療法人、社会医療法人に改組され現在に至ってます。障害者が地域で暮らす為の在宅サービスや、通所サービスにも努めております。精神医療が時代の流れと共に変革しつつある状況を見て時代に沿った病院を目指し木更津病院を近代化病院として改革してまいりました。精神医療の近代化に沿った病院となり患者さんにとって良い環境であると共にそこに働く職員にとっても素晴らしい環境であって医療の充実を目指しております。高齢化社会に突入し福祉分野にも眼を向けていかなければいけないと考えます。地域住民の方々のニーズに思いを致しそれに応えるべく、鋭意努力してまいります。
近年、精神疾患はますます増加しており、本当に身近で誰もがかかりうる病気になってきました。それが今日の社会状況や個人を取り巻く環境、ストレスによるのか、医学的診断や医療対象の拡大によるものなのか、あるいは人間の脳の生物学的な変化に起因するのか、諸説あり理由を特定するのは困難です。 いずれにしても精神科医療の役割がとても重要になっているのは紛れもないことです。そして社会的なニーズが増えるに従い、そこで求められる医療水準はこれまで以上に高いものであることを実感しています。当院では地域の要望に応えられる質の高い、安心で安全な医療を皆様に提供できるよう、スタッフ一同責務を持って対応していきたいと考えております。 わたしたち木更津病院は、地域のみなさまの健康をこころのケアで支える病院です。相談から入院治療まで、地域の中核的な精神科単科病院として、医療・福祉行政とも連携しながら先進医療サービスを提供しています。「質の良い医療の提供に努め相互理解と信頼、思いやりと豊かな心のふれ合いを大切にする」という医療理念でサービスを提供しています。 |
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団体の活動・業務
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<外来>外来には7つの診察室があり、曜日ごとに交代で、18名の医師が診察と治療にあたっています。待合ロビーに面して相談室、事務会計窓口、外来受付等が配置されています。外来受付からは、診察を待つ患者様の様子を見守れるように、待合ロビーの様子がよく見える配置になっています。待合ロビーには57席のソファーとテレビの他、どなたでも自由に利用できる自動血圧計が設置してあります。
<入院病棟>当院には患者様の病状や性別に対応する7つの病棟(3つの開放病棟と4つの閉鎖病棟)があります。建物は隣接・直結した東棟と西棟からなり、2階から5階が病棟です。病棟のスタッフは7病棟合わせて、看護師66名、准看護師36名、看護補助者49名が勤務しています。 <心理室>人にはそれぞれ生きづらさがありますが、同時にそれを解決する力も、抱えて生きる力も持っています。しかし、それらの力がうまく働かない時こころの障害となって現れます。自分のこころにひっかかるものについて、ご自身で解決の糸口を見つけられるよう心理療法士がお手伝いします。 <作業療法室>入院中の患者さんに対し、作業療法を通じて、生活のリズム、対人関係、意欲・集中力の改善、自信の回復を目指し、退院後によりよい生活が送れるようにお手伝いいたします。 各病棟または作業療法室において、日替わりでいろいろなプログラムを組んで行います。 <精神科デイケア>自宅と社会とを結ぶリハビリテーションの場として設置しました。再発防止、就労の準備、居場所の確保など、患者さんの社会復帰に向けた活動を行います。 個人活動では、ビーズ作りやプラモデル作りなどのクラフト活動、読書や音楽鑑賞などを行っています。グループ活動では、料理、スポーツ、心理教育や就労に向けた話し合いなどを行っています。その他年間行事として、花見、旅行、クリスマス会などを開催しています。また、将来就労したいなどの目的がある方には、その方にあわせて目標実現ができるようにスタッフがお手伝いさせていただきます。障害者が地域で暮らす為の通所サービスに努めています。 <精神科訪問看護>障害者が地域で暮らす為の在宅サービスに努めています。 在宅の患者さんが治療を継続しながら安心して日常生活を送ることができるようスタッフが自宅にお伺いし、相談や必要な支援を行います。1-2名のスタッフが患者さんの状態に応じて週に1回から4回程度の頻度で自宅を訪問し、日常生活、社会生活、服薬の支援や指導を行います。(1回30-40分)。症状の悪化を早期に発見して迅速に対応できるよう主治医に報告します。本人および家族の方の病気に関する不安や心配ごとの相談をお受けします。 <相談室>ソーシャルワーカーが生活や医療に関わるさまざまな問題、ご心配事についての御相談をお受けしています。 <認知行動療法>不安や気分の落ち込みなどの感情は、考え方(認知)や行動の影響を受けています。CBTとは状況に対して、認知、感情、行動、身体がお互いに影響し合っていることをモデルを使って理解して、より楽で豊かな生活を手に入れるためのカウンセリングの1つの方法です。基本的に治療者(セラピスト)と患者さんと1対1で話をしたり、実験をしたりします。自分の認知や行動のパターンを理解し、幅を広げていく作業が自分でできるようになっていくのをお手伝いしていきます。<認知行動療法でやること>対象となる病気は、うつ病、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害、その他の不安障害や恐怖症です。1回50分、原則週に1回、全部で12~16回で終了となります。学んだことを実践していくために、ICレコーダーの準備をお願いしています。CBTでは復習することや記録をつけていくことで治療効果があがることが言われています。 <児童・思春期外来>幼児から中学生までのお子さんの精神・知能の発達段階の評価や、心の問題における心理社会的な評価を行い、薬物療法を含め、年齢に応じた治療を外来で行います。主な対象は概ね15歳までの不登校・ひきこもり、うつ病、転換性障害、解離性障害、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、自閉症やアスペルガー障害などの広汎性発達障害、児童思春期精神病などです。 <てんかん専門外来>てんかんの患者様の、より良いケアを目指して、てんかん専門医による、てんかん専門外来を開設致します。てんかんの診断、治療のみならず、包括的なサポートを目指しております。近年、てんかん患者様の中にも種々の精神的な悩みやうつ病などの疾患が多いことが指摘されております。てんかん患者様に単に薬物治療のみでなく、患者様の生活全般の質の向上を目指した治療が求められております。当院は新薬の経験も豊富ですので、安心して受診頂けるように努めております。 |
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現在特に力を入れていること |
<研究・研修活動について>
概要 ・院内で開催する多くの研究・研修会を通じて医療・看護技術のレベルアッ プを図かっています。 ・千葉県・全国レベルの研究会・研修会にも積極的に参加して、最新のトレ ンドを取り入れています。 ・医薬品・器具メーカーや販社のご協力を得て、他病院の先生方を講師に招 いての講習会や勉強会を開催しています。 ・病院職員と一緒に、地域の皆様にも聴講いただける講演会も開催していま す。 ・企画運営は主に委員会が担当しています。年間の延べ開催数は50回以上、 延べ参加人数は2千人以上になります。 ・千葉大学を始め全国の研究機関と協力して、精神科領域での医療向上を目 指す研究活動を行っています。 <委員会活動> 概要 ・当院では、分野別に、また目的別に、計19の委員会を設けて、それぞれ の角度から医療の質を改善するための活動を展開しています。 ・当院職員の約80%が何らかの委員会に所属しています。複数の委員会を兼 務している職員も多く、延べ委員数は300に上ります。 ・ほとんどの委員会が、各部署からの代表者を合わせた部署横断的な委員構 成です。委員は各職種、各役職の混成で、委員会活動の成果が直ちに病院 全体に行き届くような、機動的な構成となっています。 <医療安全委員会/リスクマネージメント委員会> 当院の医療安全委員会はH12年2月に組織されました。①診療部門、②看護部門、③薬剤部門、④字部部門の代表者で組織され、会議は毎月1回開催されています。リスクマネージメント委員会は看護部内の下部委員会です。 職員が提出する医療安全に関連するレポートは毎月120件前後あります。委員医療安全委員会では、提出された全てのレポートを一枚一枚吟味して、陰に隠れている問題を探り、その問題を未然に防止・解決する活動を行っています。レポートの内容を細かく分析して、その結果を公表するまでには至っていませんが、患者様の安全・安楽を確保するだけでなく、それを支える職員も安心して日々の業務に当たれるような取り組みをしていきたいと考えています。 取り組みの成果や課題をとりまとめ・報告する『医療安全ニュース』を年1回発行します。 <個人情報保護の取り組み> 個人情報保護方針 当院は、千葉県木更津市に「広く地域の精神科医療サービスを提供すること」を目的として、地域の開業医と有志の出資によって昭和33年に法人を設立、35年9月に開院した精神科病院です。 より良い治療と診療環境の提供を目指して、職員全員が日々改善整備に努めております。 個人情報の管理につきましても、その性格と重要性を十分認識し、個人情報保護法の主旨に従い、以下の基本方針に基づき、当院利用者の個人情報の適切な管理を行っています。 基本方針 ・当院では、法令に従って個人情報保護方針を策定遵守し、当院利用者の個 人情報を適切に管理します。 ・当院では、個人情報の収集目的・利用範囲・提供方法を明らかにし、利用 者に対して明示します。 ・当院では、当院利用者の個人情報への不正なアクセスや、個人情報の紛失、 破壊、改ざん、漏えいの予防措置に努めます。 ・当院では、当院職員に対して個人情報保護方針の周知徹底を図り、個人情 報保護方針について定期的に見直し改善します。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
精神科病院は、この20年間で大きく変化し改善が進んできています。これからは今まで以上に早いスピードで変化していくと思われます。しかも変化の中身も、今までの延長線上ではなく、長く続いていた精神科病院への入院中心の精神医療からの見直しと、変化していくと思われます。
精神疾患の増加と多様化、心の病などの増加によって、精神医療の社会的役割が益々高まってきています。しかも20年前までのように、精神疾患が一部の人の特殊な疾患と特別視されていた時代から、今では精神疾患は誰にとっても身近な疾患へと変化しています。 精神科病院の今後は、精神科医療費の動向でも明白ですが、職員を増員し積極的な医療活動をしなければ、ジリ貧状態に陥ります。特に大規模病院ほど、急性期(急性期治療病棟や精神科救急入院料)の取り組みは重要な課題となります。 精神科病院が急性期を取り組むなど積極的な医療活動を行う病院へ改善するためには、医師や看護師をはじめ職員の増員は前提条件です。同時に職員の定着化そして職員の士気(モチベーション)の向上も不可欠な課題です。 今後の精神科医療の方向性を考えると、2012年2月に社会保障・税一体改革が閣議決定され、これに示された2025年のイメージを見据えて、2012年の診療報酬改定が行われました。医療とこれに隣接する介護サービスの需要が高い75歳以上の高齢者の人口は、今後15年間でおよそ700万人規模の増加が見込まれ、その後は21世紀半ばまで2100万人~2200万人で平準化すると予測されています。そのため、2025年を目標年次として、その時点で必要とされる医療・介護サービス提供体制を構築できれば、長期にわたる将来展望を拓くことができると考えられています。 2025年に向けて、以下の3点が重点課題として示されています。 ①急性期医療等の適切な提供に向けた病院勤務医等の負担の大きな医療従事者の負担軽減 ②医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制の強化及び在宅医療等の充実 ③医療技術の進歩の促進と導入、その他の分野 これらは、以前に示されている、急性期医療等の適切な充実強化、重点化、在院日数の短縮化、機能分化・機能連携による早期社会復帰等の実現、在宅医療・介護の場の整備とサービスの充実という医療・介護の改革の方向性に基づいています。精神科の分野においても、2012年6月に厚生労働省「精神科医療の機能分化と質の向上等に関する検討会」より、今後の方向性に関する意見の整理が提示されています。 ①入院患者の状態像に応じた機能分化を進める ②機能分化に当たっては、アウトリーチ(訪問支援)や外来医療の充実を推進する ③段階的に機能分化を進め、資源を効率的に配分し、地域移行を推進する さらに、具体的に入院期間については、3ヵ月未満・3ヵ月~1年未満・重度かつ慢性(地域で生活することが非常に困難な状態にあり、長期に入院治療が必要な患者)・現在の長期入院者(重度かつ慢性を除く)に分けられて人員配置が打ち出されています。以上のことから、木更津病院の今後を考えたときに、まず、長期入院患者様の高齢化の問題があります。当院の入院患者様の状況をみると、2025年を待たずに多くの長期入院患者様は75歳を超えることになります。今後、さらに高齢化が進み、介護の必要な患者様が増え、マンパワーが必要となります。 今後、精神科急性期治療病棟など現状を維持しながら認知症治療病棟や、精神科救急病棟などに取り組んでいきます。また、現在、実施しています、高齢者や障害者が地域で暮らせるように、在宅サービス、通所サービスなど、さらなる取り組みに努めてまいります。 |
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定期刊行物 |
メッドエクスプレス木更津病院院内報
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団体の備考 |
<社会医療法人社団 同仁会のグループ病院について>
・木更津メンタルクリニック 当院は、木更津駅東口にて平成20年4月に開院して以来、児童の発達障害から老年期の精神障害まで、こころの病に対する治療と地域連携の充実に努めてまいりました。また平成20年12月には、うつ病またはうつ状態で休職中や失職中の方々の職場復帰や就労支援の一環として、当ビル4階にショートケアを開設。その後職場復帰した方々の憩いの場としての「とまり木」と発達障害児(特にAD/HD)の家族教室としての家族会も開催してまいりました。 精神疾患の治療に対しては、薬物療法だけでなく、心理カウンセリングや認知行動療法などの精神療法も積極的に併用し成果を上げてきました。また夜間や休日に状態が悪化した患者様に対しては、オンラインで繋がっている木更津病院にて、1年365日対応していただき、必要な場合には入院治療も引き受けていただいております。 今後は、地域ケアの充実も視野に入れ、こころの病をもっている方々が安心して暮らせるような街になるよう、支援していきたいと思っております。 ・そが西口クリニック 当クリニックは、木更津市にある木更津病院のサテライトクリニックとして、平成15年に開設以来、地域の皆様のこころの健康相談と治療に当たって参りました。近年は、うつ病をはじめとした”こころの病”について比較的広く認知されるようになりましたが、どこまでを“病気”として対応すべきかという議論が生じています。その一方で、まだまだ心療内科や精神科を受診されることに抵抗を覚える方も少なくありません。 当クリニックでは、受診されるお一人お一人に対して、 ①現在の状態が心療内科・精神科領域からみて、どのような病の症状であるか ②どういう治療法が効果的か、 ③生活においてどのように工夫をしていく事が必要か といった面をできるだけ明確にご説明して、患者さまとともに適切な治療をおこなっていきたいと考えております。 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
「実績なし」
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他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
「実績なし」
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
「実績なし」
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
「実績なし」
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最新決算総額 |
5億円以上
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会計年度開始月 |
4月
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その他事業の有無 |
無
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CANPAN標準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 会費 |
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| 寄付金 |
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| 民間助成金 |
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| 公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| 委託事業収入 |
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| その他収入 |
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| 当期収入合計 |
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| 前期繰越金 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 |
| 当期支出合計 |
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| 内人件費 |
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| 次期繰越金 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産 |
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| 固定資産 |
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| 資産の部合計 |
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| <負債の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債 |
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| 固定負債 |
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| 負債の部合計 |
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| <正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 前期正味財産 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 当期正味財産合計 |
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NPO法人会計基準書式で表示しています。
収支報告
| <収入の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 受取会費 |
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| 受取寄附金 |
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| 受取民間助成金 |
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| 受取公的補助金 |
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| 自主事業収入 |
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| (うち介護事業収益) |
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| 委託事業収入 |
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| (うち公益受託収益) |
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| その他収益 |
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| 経常収益計 |
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| <支出の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | 2025年度(当年度)予算 | |
| 内訳 | 事業費 |
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| (うち人件費) |
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| 管理費 |
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| (うち人件費) |
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| 経常費用計 |
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| 当期経常増減額 |
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| 経常外収益計 |
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| 経常外費用計 |
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| 経理区分振替額 |
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| 当期正味財産増減額 |
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| 前期繰越正味財産額 |
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| 次期繰越正味財産額 |
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| 備考 |
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貸借対照表
| <資産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動資産合計 |
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| 固定資産合計 |
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| 資産合計 |
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| <負債及び正味財産の部> | 2023年度(前々年度)決算 | 2024年度(前年度)決算 | |
| 内訳 | 流動負債合計 |
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| 固定負債合計 |
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| 負債合計 |
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| 正味財産合計 |
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| 負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
社会医療法人社団 同仁会
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会員種別/会費/数 |
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加盟団体 |
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
| 有給 | 常勤 |
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181名
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| 非常勤 |
1名
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81名
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| 無給 | 常勤 |
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| 非常勤 |
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| 常勤職員数 |
181名
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| 役員数・職員数合計 |
263名
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| イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
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報告者役職 |
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
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決算・事業報告
| 決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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2020年度
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予算・事業計画
| 予算書類 | 事業計画書 |
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2025年度(当年度)
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2024年度(前年度)
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2023年度(前々年度)
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2022年度(前々々年度)
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2021年度
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