本団体は平成１３年６月に起こった大阪教育大附属池田小学校での児童殺害をはじめ児童が巻き込まれる犯罪が多発している現状に鑑み、「われわれの町の大切な子供たちは、われわれで守る」の強い意志のもと平成１６年４月に、地域見守り隊として６チームを立ち上げて活動をスタートさせた。そして今年１０月現在で１３チーム総勢２９５名のメンバーに成長した。
登下校時の町かどや交差点での児童・生徒の見守り活動を通じて、スクールゾーンの安全の確保や、特に必要と思われる場合には集団登下校の引率をするなど、子供たちの安全を守ることをおもな活動としているほか、各駅、商業施設、店舗、病院、公共施設などの駐車場や駐輪場周辺を定期的に交代でパトロールして、犯罪防止と抑止、青少年の非行防止に努めている。
特筆すべきは、所属する見守り隊が、防犯に貢献した全国１０団体の１つとして、今月８日に総理官邸で表彰され、積み重ねてきたことが、このような大きな形で認められたことは、たいへん名誉なことである。
☆ 団体代表　藤田　孝（ふじた　たかし）の略歴
防衛省、玄海原子力発電所、地区公民館分館長、地区自治会長、有田公民館長を経て、現在は、ＮＰＯ法人佐賀県ＣＳＯ推進機構職員として勤務するかたわら民生委員、児童委員を兼務している。

1) 防犯に関する通報　2) 防犯に関する調査・研究　3) 防犯に関する意識の啓発　4) その他本会の目的達成に必要と認められる事業の４つを大きな活動業務としている。そのための具体的活動として　１．児童通学時の見守り（通学路の安全確保）２．青パト使用で、学校等での交通安全教育　３．自転車の盗難防止と車上荒らし防止のため、駅や商業施設の駐輪場および駐車場でのパトロールを実施　４．年末年始の強化パトロールを実施などを行っている。なお以下に本年度の事業スケジュールを挙げる。
★平成２２年４月：　入学式後１週間、各小中学校の通学路で、新入学生の登下校時に一斉パトロールを実施　★４/２９～５/５：　有田町内全域で、有田陶器市パトロールを実施　★５/２３：　町道で開催される車いすマラソン大会の警備実施　★６/９：　６月９日各駅および各家庭でロック（施錠）の日、見回りと呼び掛けの実施　★７/９長崎県佐世保刑務所での隊員研修会に参加　★７/１８　「歴史と文化の森公園」の噴水広場で有田夏祭りパトロールを実施　★８/７　西有田中学校グラウンドでの有田町納涼花火大会のパトロールを実施　１０/１１～２０日　地域安全暴力追放運動県民大会への参加　★１０/１７　有田皿山まつりのため有田町内のパトロールを実施　★１０/３１　有田町秋祭りでのパトロールを実施　★１１月：　伊万里警察署要請で歳末特別パトロール出発式に参加　１２月：有田幹部派出所の要請で歳末特別パトロールを実施　★平成２３年１/１０：　日にちに、ちなんで１１０番の日パトロールを実施　★２/未定　佐賀市内での佐賀県防犯フォーラムに出席　
その他に１．毎月第１月曜日に伊万里警察署有田幹部派出所において「陶都有田自主防犯ボランティア団体連合会定例会議」を各代表者、警察署長、町内の小中学校長の代表者、役場職員などの出席のもと開催している。警察からの前月の犯罪状況の発表や各チームの反省とその月の行事確認と見守り計画などについて話し合い、必要に応じて、警察からの交通安全指導や青パト講習を受けるなどパトロール向上への自己啓発をしている。２．毎週、各地区ごとに青パト巡回を実施している。　３．毎日、各地区ごとに登下校時の見守り活動を実施している。

☆団体名：陶都有田自主防犯ボランティア団体連合会
☆定例会：毎月第１月曜日に伊万里警察署有田幹部派出所に於いて開催している
　参加者は本団体の代表者１３名・有田町防犯協会長・警察署長および署員１～　２名・町立小中学校長が交代で１～２名　計２０名程度
☆業務を通じて、当団体、警察署、町防犯協会、各学校の連携を図り、横の繋がりを密にしている。
伊万里警察署有田幹部派出所の掲げる「県下一安全安心なまち有田町」というスローガン達成のため、当団体は警察署より全幅の信頼を受けて日々活動を続けているものである。

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